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文楽を鑑賞して、気づいたこと

そういえば、文楽「仮名手本忠臣蔵」を観た後に、あれこれと頭の中で反芻をしていないなと思い、何故か考えてみた。

文楽は組踊と違い、何もかも揃っているからだろうと思う。
大きな違いは、以下のみっつかな。

先ず、文楽は背景が場面毎に変化する。
視覚的に何をしているかわかりやすい。
何を言っているか、字幕がなかったとしても多分理解できる。

つまり、文楽は組踊と違い、人形の表情なども含めてリアルさを追及し、人形に魂を込め、万人が楽しめる芸能といえる。

組踊は想像力も楽しむことができるから、真逆の芸能に感じる。
だから最初に書いたように、数日経った後でも組踊は、頭の中で楽しめるんだと思う。

文楽を鑑賞して、こんなことに気づくとは思いませんでした😊
改めて組踊の素晴らしさを発見できました。
様式性があるのを体現できた気がします。