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〜音楽とバーチャル 1〜

コロナの影響というかお国の魔女狩りというか、エンターテイメント業界への対応に目も当てられない状態が続いてますね。いや全然仕方ないんだけれども。

私は高校時代から30ウン歳に至るまで、バンドというか楽器には近からず遠からずの温度感で触れてきているので、音楽業界の立たされてる現実には、当事者でないものの心を痛めるてたりします。※1

ただそんな気持ちとはある意味真逆にある気持ちとして、私は早々に「昨日まで当たり前の様にあったライブは遂に死んだ」と受け入れたのも正直なところ。

もちろん有名なアーティストやバンドが工夫を凝らしてアフターコロナの打開策として様々な事にトライしてる事は知ってるし応援もしてる。それが実りを帯び、多くの人が「これならいいよね」と体感できるライブスタンダードをいつか確立してくれる事も願っている。

ただもう、ライブハウスやロッキンジャパンの現場で味わってきた生の人との触れ合い、感情の高揚を感じる事は、現実問題としても年齢的にももう無理かもしれないと思っている。

だからVRゴーグル(HMD)を買った。こんな時代になったからこそ生まれる新しいライブ体験への期待。それがOculus Questを手に取る最大の目的でした。

自分の中で「音楽」であり「ライブ」が失われる事は耐えがたいし、我慢我慢というスタンスにもそろそろ限度があった。ならば自らも何か考えようと、そういうシンプルな思考です。

結果的に、VRへそのパッションを持って行った事は正解だったと現時点でも言える。なぜならVR空間上で見る映像、例えるなら「体験する映像」とでもいうのか、それは衝撃的なものであったから。

※1 近からず遠からずの温度感という表現は、社会人になるタイミングで楽器を棄てていく軽音サークルの知り合いは数知れず見てきている中、私はなんだかんだずっと手放してはいない。ただ結局触ってない時間も多々あるので、その同じ年月を懸けて練習を重ね、既に何かを形に残してきている様々なクリエイターさんとは次元が違うというニュアンス。悲しいがこれは現実。











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