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〜音楽とバーチャル 2〜

〜Oculus Quest(VRゴーグル)はライブを楽しむ為のデバイスだから〜

そう義理の妹にドヤった事があるのですが、20%くらい本当で80%は嘘である。

と言ってもその80%は「他にも心躍る体験は幾らでも待っている」という意味で、音楽やライブを楽しむデバイスと限定してみた場合でも、そこで得られる満足度は計り知れない。

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↑MOSHIMO STUDIO LIVE

これは紛れもないただのYoutube動画なのだが、VRのYoutubeアプリを起動させるとバーチャル空間内に大きなスクリーンが一つだけあるフロアにたどり着きます。そして初めての方はまずそのスクリーンの大きさと迫力に心撃ち抜かれる事でしょう。

その迫力を画像では上手く伝えきれないのが残念ですが、一つこうイメージしてみてはどうでしょうか?

「大きな映画館のスクリーンの「目の前」に立って全身で音楽を浴びている」

いつもはスマホやタブレットで覗き込んでいるYoutubeの配信が、もはや視界の幅では全体を捉えきれな程の巨大なスクリーンになるのだ。冗談抜きでライブビューイングやアリーナ席どころの距離感ではない。

そこに良質なヘッドホンなんかを加えて空間内に没入したらどうだろうか。※1

その配信が今まさにリアルタイムで演奏が行われ、オーディエンスを煽っていたらどうだろうか。

多くの方にとってそれは完全にこれまで体験したことのない「未知のライブ体験」という衝撃を味わう事になるでしょう。

もちろん「生のライブ」と比較した場合、今の時点では多くの方が感じている物足りなさや課題がある事も事実だが、疑似体験としてでも今後より「生」に近い感覚でライブを楽しめる未来は確実に近づいてきているし、また私たちも自身も届けられるものをただ享受するだけではなく、様々な面で歩み寄っていける新しい楽しみ方もあることが救いだと感じている。

アーティストだって苦しい思いをしている筈。だから再び一緒になって色々な可能性を探り、共に新しいスタンダードを模索したい。

そのひとつとしてVRと音楽の親和性は高く、今後の音楽やライブの未来に対して数少ないポジティブな発想で向き合えるきっかけである事は間違いないと思っています。

是非皆さんにも、まだ未成熟ながらもその未知の可能性を味わって頂きたいなと思っています。

※1 Oculus QuestはVRゴーグルの中でも特殊かつ革新的なデバイスであり、6dof、無線、という特性から空間内をある程度ストレスフリーに自由に歩き回れるし、拳を高く掲げる事も出来る。つまりより臨場感を持って映像に没入できるというメリットがあります。




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