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〜音楽とバーチャル 3〜

前回はYoutubeのライブ配信の事について触れましたが、それとは全く異なる「バーチャルならではのライブ体験」というものを提供しているサービスがあります。

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↑星乃めあ 2ndVR LIVE IN VARK

 上記は「VARK」というライブプラットフォームでのライブとなります。

このプラットフォームの最大の特徴は、VR空間そのものがライブ会場となり、そこにはYoutubeの様に「スクリーン」というアーティストと私たちを隔てる境界線はなく、まさしくアーティストが目の前にいるのです。

それだけでも衝撃的な体験なのですが、特筆したい点は他にあったりします。

このライブプラットフォームの凄いところは「みんなでライブを創る」事を強く意識しているサービスだという事です。

どういう事かと言うと、私以外の観客が周りを囲み、声援をコメントで送れ、歓喜の叫びをボタン一つで表現できるのだ。サイリウムを振り、手だって叩ける。

更にはライブ中にステージに花束を投げ入れたり、ステージ上にフラワースタンドをプレゼントできたりと、リアルライブではそこまでやれないところまでにも踏み込み「みんなでライブを創る」を貫いている。

VR上のYoutube配信だとその周りとその空間を共有すると言う事が出来ず少し寂しい思いを感じる事もあるので、これは素晴らしいアイデアだと思う。

やはりライブは生き物で、アーティストとオーディエンス共に、その場を共有して感情をぶつけ合う事で生まれるものは確かにあるので、それをこのプラットフォームは再現しようとしているのかもしれない。本当に今後が楽しみで仕方がないです。

とは言え、期待しているからこそ、今一歩だな、と思う点もやっぱりあって、その幾つかを挙げると

①見慣れてくると演出が短調。→バーチャルならもっと画期的な演出もできるだろうと1点

②曲の間ごとにブラックアウトする。→大人の事情があるのは察するがここが1番冷める。

③短い →私の参加したライブは2本ですが、どちらも②や長めのMCも含め全体で一時間程度。体感ではもっと短い。

こういう点があります。

なので、まだまだこれからのサービスと思って長い目で期待を続けながら、新しいライブ体験のパイオニアの動向を見守りたいと思っています。






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