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「写りたくない!」お子様のシャッターチャンスを創ったお話

私たちのブランドロゴである「想い出アミーゴ」。

私たちは、ホスピタリティの精神を大切にしています。お客様の心の状態にあわせて、自分に何が出来るか考えてお客様に楽しさ・心地良さ・安心感を記念写真撮影サービスと共に提供しています。

本日も全国各地のアミーゴと育む、想い出にまつわるインサイドストーリーをご紹介していきたいと思います。

* * *

今回のアミーゴが働いている場所は、とある「子供写真館」。

お子さまがたくさんお越しになられる、キャラクターテーマパークです。

アミーゴはお子さまがとっても大好き。来店され、キャラクターを見て喜ぶお子さまの笑顔にいつも癒されていました。乳幼児から小学生まで元気な子どもたちと一緒に、アミーゴ自身も楽しみながら想い出を創る、そんな写真館でした。

ある日のこと、写真館に3名のお客様が来店されました。2歳のお子さまとご両親。お子さまは可愛いワンピースを着ておめかしをしています。

アミーゴは親御さまお子さまを笑顔でお迎えし、アイコンタクトをとって元気よく挨拶しました。その後写真館の撮影の流れ、商品の案内など、いつものようにひと通り説明をしていきました。

全ての説明が終わったあと、お母さまが深刻そうな表情で切り出しました。

「娘なんですけど…」

娘と言われてアミーゴは辺りを探します。お子さまは、お母さまに隠れるようにお顔を半分だけ出してアミーゴの様子を窺っていました。そんな素振りを横目で捉えつつ、お母さまは続けます。

「どこの撮影スタジオに行ってもダメなんですよねぇ。この前なんかワンワン泣き出してしまって、笑顔どころか、正面を向いて写真を撮ることさえ出来なかったんです」

「実はここ(写真館)に来ることさえも最初は嫌がっていて… 今日もちゃんと撮影できるかどうか不安なんです」

お母様が言った通り、お子さまはスタジオに入った瞬間から不安そうな表情を浮かべ、緊張が隠せない様子でした。

写真が苦手なお嬢様。手強そうです。

しかし、ここは腕の見せ所。

何としても笑顔での素敵な想い出を持って帰ってもらおうと、アミーゴのやる気は漲りました。

さっそく撮影に入ります。
カメラをセッティングし、皆様に撮影場所まで移動してもらいました。

お子様の表情はやはり暗く、乗り気でないのが一目瞭然です。

そんな様子を見てアミーゴはまず、お子様にキャラクターグッズを渡しました。このグッズには仕掛けがあって、押すと楽しい音が鳴り響きます。アミーゴはお子様に優しく話しかけながら、一緒に遊ぶような気持ちでリラックスを促しました。

すると、暗かったお子さまの表情がみるみる明るくなっていきました。テンションが一気に上がったのが手にとるようにわかります。

この機を逃すまいと、次はキャラクターのポーズにチャレンジです。

お父様、お母様と一緒にポーズを誘ってみたところ…

「やった!ポーズしてくれた!」

シャッターチャンス!

パシャッ

お子さまはもちろんの事、家族みんなで楽しんで頂きました。そして無事、お子様も笑顔の写真を撮る事が出来ました。

最後に写真のプレゼンです。

モニターに写真を表示して笑顔の写真をお客様に確認してもらっていると、お母様からこんな嬉しい言葉をいただきました。

「この子、正面向いて笑顔で写っている写真も初めてだし、初めてポーズをとって写真を撮る事が出来たんですよ!感動しました。本当にありがとうございます!」

お子さまも撮影が終わってからもまだニコニコしていて楽しそうです。

最後に「また必ず来ます!本当に楽しかったです!」と言ってみなさん笑顔で店を後にされました。小さなお子さまが多いスタジオでは、よくある素敵な初めての想い出物語でした!

「おかげさまで笑顔の写真が撮れました。」と言われるだけでも本当に嬉しい事ですが、自身がプロデュースした写真が人生で初めての経験になったなんてカメラマン冥利に尽きる素敵なエピソードです。

全国各地のアミーゴは、笑顔の写真を提供できるようお客様と一緒に楽しみながら想い出創りをしています。皆様も私たちと一緒に、ご家族の未来に繋がる想い出を作ってみませんか?