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人に頼る難しさ

今日学校へ行ったら職員室に担任のO先生が居た。
話したかったけど声をかけれなくてそのまま教室に向かった。O先生と話せなかったのがモヤモヤしてちょっとしんどくなった。授業まで時間があったから先生にしんどいってメールした。そしたら10分後くらいに先生が教室に来てくれた。少し話して、先生が俺1人だけに頼らないで他の先生にも助け求められるようにしようって言ってきた。なんでそんなこと言うんだろうって思った。将来俺が居なくなる時が来るから。って言われてハッとした。
そうだ、この人だってずっとそばに居てくれるわけじゃない。私が卒業すれば会えなくなる。
とりあえず授業がんばれって言って先生が居なくなった後涙が出た。俺1人だけに頼らないでという言葉がグサッときた。どんどん気分は落ち込み授業に出れそうになくて職員室へ行ってO先生を呼んだ。
ベッドで休みたいと言ってそこでもちょっと話した。
俺1人だけに頼らないでって言ったけど出来ない。と言った。そもそも大人をそんなに信用してないから。 そしたら先生は信用しなくてもいいからちょっと助けてって言える先生が増えるようにしよって。俺1人だけだと俺が居ない時とかしんどくてもどうすることも出来なくなっちゃうからって。
その後1人になって泣いた。つらかった。
そして3年前を思い出した。大好きですごく支えになってくれた先生とさよならして心の支えがいなくなった私は生きてるのに死んでるようだった。そして思った。最初から頼らなければよかったと。別に先生に頼る前も普通に生きていた。頼ってしまったから先生が居ないとダメになってしまった。先生1人だけに頼って頼って先生が居るから生きていられる、そこまでいってしまった。もうさよならした時のあのつらさは味わいたくない。
だから私はO先生に頼るのを辞めようと思った。
よほどの事がない限り頼らないようにしようと。
そうしないと私はきっと卒業する時とてもつらい思いをする。
しばらくして先生がまた様子を見にきた。
私は先生にもあんまり頼らないようにする。と言った。そしたら先生は分かった。卒業したら俺は居なくなるしなと言った。けど頼るなってわけじゃないから、頼っちゃダメって思って辛くなるくらいなら頼って。その頼れる人が増えたら俺は嬉しい。先生はそう言った。
正直悲しいけどこれが正解なんだと言い聞かせる。
O先生とは普通に話せたらそれでいいと。


人に頼るというのは難しい。頼りすぎると依存してしまう。そして別れというのはどうしてこんなにもつらいものなんだろうか。私は19歳にしてつらい別れを経験しすぎている。その分強くなれているのだろうか。

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