写真はやっぱり他撮りがあると安心感を覚えるのは男女共通
良く見られたいという気持ちが空回って自分が納得いくように加工や補正をしたり角度を考えたりしても、その写真を見るのは誰なのかという話です。
アプリでまず目に飛び込むのは写真
マッチングアプリにおける最重要項目は写真じゃないかと思っています。
Tinderは最たる例だと思うんですが、アプリの構造上1番面積を占めている部分でもあります。
かつて「人は見た目が9割」という衝撃的なタイトルの本が出版されたこともありました。
まぁこの本で扱っていたのは美醜の話ではなく、スーツの綻びなどを無視していたり靴の汚れに気を留めなかったりする人を無意識のうちに「仕事ができなさそうな人だ」と判断する、みたいな話でしたが。
何にせよ我々は自分たちが思っている以上に外見からの情報を得て、その情報を元に物事を判断しています。
そうなるとマッチングアプリにおいて少しでも良い情報を相手に与えたい!と考えていくと、多くの人が加工に走ってしまうわけです。
写真の加工は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
美肌加工とかほくろを消すとか、そんなのは可愛い方で、インスタやTikTokのスタイル加工あたりまで駆使し出すと「……おや、どちら様でしょうか?」となる事故報告もあがるほどです。
じゃあこれは女性側だけの話なのかというと、昨今は男性でも多いようです。
互いが素顔を隠し加工し合った状態のさながらライアーゲームの様相です。
真実はどこに…「アンタ嘘つきだね」と梅を齧りながら言う人が現れそうです。
個人的に加工は限度はあるだろうと思いますが否定派ではありません。
例えば
写真の明るさを補正して血色を良く見せる
写真全体にエフェクトをかけて洋服や背景の色味をよりはっきりとさせる
目元のクマを薄くするような加工
このあたりは全く問題ないかなぁと思います。
化粧とかで実際にも工夫ができるレベルの加工・補正は自分をよく見てもらおうという努力の表れだと感じます。
他撮リノスヽメ
あとは可能な限り写真は他の人に撮ってもらった方が良いですね。
自撮り詐欺なんてのもありますが、自分が撮影すると自分が良いと思っている角度での写真のみになってしまいます。
この自分が良いと思っている、という部分は意外とネックです。
気を付けないと独りよがりな自己評価になっている可能性があります。
自撮りではコンプレックスと感じている部分は写真に映らないように角度などを調整しますが、他の人から見たらそれは言うほど気にならない部分だったりします。
そしてマッチングアプリの写真を評価するのは自分ではなく、これから出会うかもしれない他人なんですよね。
つまり客観的に写真を撮ってもらって、他の人から見たら気になる部分を角度などで調整してもらった写真が他者目線でのベストということになります。
もちろん自分の気にしている点などは写真を撮られる際に伝えておくのが良いとは思います。
あと、これは無理な話かもしれないんですが異性の友人にお願いして写真を撮ってもらえれば完璧です。
同性の目線と異性の目線はやはり違います。
「え、そこって肯定的に捉えられるの!?」みたいな発見もあって面白いかもしれません。
変に肩肘張った完璧な写真ではなく、その人らしさが出るのであればちょっと失敗しちゃって困り顔してる様な写真でも十分魅力的です。
良く見せようという想いに囚われるのではなく、「あー、お前っていつもこんな感じの表情してるよ」と他の人から言われるような写真が理想的ですね。
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