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自分の悪かった部分を振り返って真に反省した時に謝りたい人はもういない

謝りたいことがあったってもう会えない人には謝れないんだから、できる限り気付いた時に「ごめん」って言えると良いねっていうお話です。

傷心のち自暴自棄

元彼女からおよそ想像を絶する方法で別れを告げられた私ですが、しばらくはただただ傷つけられたことに怒り、時に悲しみ、被害を受けたことを周囲に話していました。
傷心状態の時にまともな思考をしろ、というのが無理な話ですけども。

ただこういう時に自暴自棄な行動に出るのは本当にダメですね。
結果的に私は、この振られたタイミングで私のことを本当に気にかけてくれていたバイト先の女性を傷つけてしまいます。
また彼氏がいる女性とワンナイト未遂を犯します。

自分が傷つけられたからといって他者を傷つけて良い理由にはなりません。
寂しいから誰かと一緒にいたくなるのは分かるんですが、必要なのは自分自身の行動を振り返って考える時間でした。
元彼女はいったい何故あのような行動を取ったのでしょうか。

私ができなかったこと、すべきだったこと

元を正せば、共依存関係を構築する最初の一歩を覚悟もなく、流されるままに許容してしまったことにあります。
結果的に元彼女は無茶な要求を加速させてしまうわけですが、できないことをきちんと断ることをしなかった時点で正常な関係性は築けなかったわけです。

もちろん元彼女にも改善すべき点はたくさんあったことでしょう。でもそれは私が責めるべきことではなく、元彼女自身が考えるべきことです。
他人と過去は変えられなくても、自分と未来は変えていけるわけですからね。

なぁなぁに関係をだらだら続けつつも、頭のどこかで「この関係性は正常ではない。」と理解をしていました。
ただその事実を直視することができず、おかしいと感じた自分の心にふたをしてしまっていたこと。これこそが真に私が反省をすべき点でした。

結果積もり積もった歪みは、浮気の実況中継という形で発散されることとなりました。

先にする後悔なんてものはない

関係を改善していくことも、意見を相手に伝えることも、どちらもとてもエネルギーがいります。
話し合いをしても何も解決しないことも多々あります。
それでも自分が思っていることも、相手が考えていることも、口に出さないと本当の意味では何も伝わりません。

そういったぶつかりを避けることを選んだ私は、決して一方的な被害者ではないのだと今では思っています。

こういった学びを得られたのはひとえに元彼女の存在があったからですし、女性との接し方という部分で様々なことを教えてくれた人でもありました。

色々と強烈な学びを叩き込んでくれた元彼女とどこかで出会えたら、そして話す機会が持てたら、あの時伝えられなかった想いを口にすることができるのでしょうか。

意地を張らない強さ

もし今パートナーがいらっしゃる方は、思ったことや考えたことを忙しいを理由にせずに伝える方が良いと思います。
それが自分の非に関わることであればなおさら「ごめん」と伝えてみてください。

もしかしたらこの機を逃してしまったら、その人にはもう謝るチャンスが訪れなくなってしまうかもしれません。
そういった後悔は、いつまでも尾を引くものです。

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