2023/03/14

確定申告がどうだとフリーランスの皆さんがお尻を出しながら騒ぐ日々が終わろうとしているが、俺は株式会社にしっかり守られる働き方をしているので特にSNSで散見される確定申告あるあるというユーモアになんか分からんけどオモロそうという態度を一生貫き通すしかないのだと思う。
最初に見たきりほとんど見ていなかった給与明細というものを見てみたら手取りの心許なさに比べて会社がやってくれている俺の確定申告で差っ引かれる税金の金額はマジで俺の金玉くらいデカくて相変わらず生きてるだけで金がかかるという意識を強くさせられてしまった。

俺は金に無頓着なので自分の預金残高もほとんど見ていないのだが久しぶりに見てみると96万円。ガハハ金持ちやんけ!と自分では思うが同年代から見たらこの金額が羨まれるのか嘲笑されるのかそれもいまいち分かっていない。少し前にエリート同年代のボーナス金額が90万円程と言っているのを聞いたから言ってしまえば俺の貯蓄額は一回のボーナス額と一緒、大学卒業から働きだし嫌々ながら5年働いた結果がエリートの半年分と同じかと思うと少し気分が落ち込んでしまうが気性的にはその日暮らしどうにか毎日を生きてどうにもならなくなったら、死のう…くらいしか考えてない俺にしては今の貯蓄は過ぎたるものと言えなくもないのであまり考えないようにすることにした。
しかし俺は生命保険などに入っていないので大きい病気や怪我をした場合この貯蓄額は紙のように吹き飛ぶ事は理解している。俺が毎日生きる事で心掛けることは仕事のミスを減らそうとか報連相を意識しようといった事ではなくただ健康に気をつけるだけなのだ。年末に今年も一年健康に生活できましたという感謝は貯蓄に体を向けて言っているようなものである。

金銭感覚自体は学生の頃から大して変化しておらず8千円のパーカーは高いなぁと思うし宅配ピザも高いなぁと思っている。身につけているものの中で1番高価なのは1万2千円の眼鏡なんてことはしばしばある。
しかし極端に購入を我慢しているというわけではなく、というか我慢できないのでコンビニで水とおぱんちゅうさぎウエハース2個も平気で買うし毎回レジ袋貰うし待てば0円の電子書籍も続きが気になって普通に買う。カード一括で毒にも薬にならないものを自分の為に思慮なく買い込んでいっている。そんな生活なので特に困窮や我慢を感じる事は少なく車と広い駐車場が欲しいなぁといった欲求は当然俺の収入と貯蓄では我慢せざるを得ないのだがそれでも概ね欲望通りに進んでいる生活は俺の所得を誇ればいいのか自分の慎ましさを誇ればいいのか分からないが金がないとは外に言いつつ俺の心の中にはいや98万円あるしなという醜い感情が常に住んでいるのだ。嫌ですね。すいません、お金の話ばかりして。
とりあえず今後の目標は何か手頃な生命保険に入る事だ。何かいい保険知っている人いたら教えてください。

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