2023/07/27

iHerbというサプリメント通販サイトでサプリを6種類ほど購入。
俺は死ぬべきであるとここで書いておきながらサプリメントという健康への執着から生まれたものを摂取するのはあきらかな矛盾行為であるのだが、俺は死ぬべきであると同時に延々と生きたい…という欲望も併せ持っており今回はそちらの欲望が勝利、俺を健康衝動へと走らせ送料が無料になるじゃんというお得思考も重なりサプリメントを6種類買うことになったのである。

ここのところ思うのは酒を飲んだ後がまるでしんどくて、昔から酒が苦手だったのは変わりないのだがカルピスサワーという一見ぬるい酒を飲んでおきながら1杯飲んだくらいで動悸、というか圧迫感が凄くて鼓動のBPMはゆうに120を突破、恋かしらと思うほどの心臓の高鳴りはアルコールによって自身の身体を蝕んでいるなと如実に実感できるほどであり酒って飲めば飲むほど強くなるのではないのだろうか。加齢により酒をより苦手にされている。天下の大将軍になるには酒をかっ喰らう事も必要になると言うのに。

加えて夜更かしした後の身体の辛さも深化していて、もう6時間寝ないと反動で次の日に12時間とか寝てしまう。昔、テレビでGACKTが「寝ている間に楽しいことが起こったら嫌なのでほとんど寝ない」という話をしていて、俺もその考えに非常に共鳴できるのだが実際の身体は平均8時間くらい寝ないとダメな雑魚身体。ポケモンスリープが捗るのだがGACKTならポケモンスリープなど絶対にやらないだろう。

加齢と言ってもまだ27歳なのだが、俺の身体はこんなのだっただろうか。
まだまだ加齢を感じるエピソードを重ねると、物語の理不尽に対して怒ることがなくなったというのが最近で。
例えば、身体の弱いお嬢様が近所の悪ガキと仲良くなり夏祭りに誘われ、本当は外に出てはダメだけど夏祭りと悪ガキの魅力に抗えずじいやの言いつけを破って外出、その後に案の定容体が悪化し危篤状態に陥る、という物語があったとして前までは「じいやの言いつけ守りなさいよ!!もう!!」と思っていた俺だが、今この手の話をみるとただ"楽しそう"というだけで自分の命すらも顧みずひたすらに青春に没頭するという姿、そのあまりの"生の強さ"に、あぁ確かにそういう事があってもいいかもしれない…とおもわず目頭をおさえずにはいられない。

結局のところ今を生きるということが最も重要な事で迫り来る死に対抗する手段はサプリメントや睡眠ではないのだ。
死ぬまでに友達と朝まで飲んで朝マックに行くことをやりたい。例え飲酒によって辛くなり、次の日に泥のように眠ることになったとしてもそれだけが今を生きるということなのだ。ポケモンスリープなどやっている場合ではない。

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