2023/06/23

車で道の駅に行った。道の駅では近所のジジイババア共が作った聞いたことのない地元野菜が売られている事が多くそれを見るのが楽しみだ。花びらたけ?聞いた事がない。俺は聞いた事がない野菜の名前を聞くとゾクゾクする変態である。昔は道の駅や農協で売っている珍しい野菜や山菜を天ぷらにして食べるのにハマっていて、日常の彩りを全て名前を聞いた事のない野菜たちに託していた。どんな味がするのかという冒険、溢れる好奇心を満たすために俺は野菜を天ぷらにしていたのだ。人々が観光地でカヌーをしたりバンジージャンプで満たす好奇心を俺は道の駅の野菜で満たす。なぜなら外に出ないから。

瞬間、実家の太い男性同性愛者の存在が頭に思い浮かんだ。彼らはきっと野菜で好奇心を埋めたりしないだろう。薬物を使ったSEXとか沖縄でのビーチパーティーでそれを埋めるはずだ。それに比べて俺は....。いけない。野菜の天ぷらの事を考えているだけなのになぜ実家の太い男性同性愛者のことが頭に浮かんでしまうのか。比較の悪魔がまた顔を出している。野菜の天ぷらと薬物を使ったSEXに上とか下があるわけではないのだ。いやしかし若干SEXの方が上だろうか。SEXの方が上です。みんなも野菜を天ぷらにするくらいなら薬物を使ってSEXをしよう。

エヴァンゲリオンに加持リョウジというキャラがいて彼は作中でスイカを育てているのだがあれを見る度に毎度「止めてくれ」と思っている。あんなイケメンで物語の中核の秘密を掴んでいる魅力的なキャラがスイカ育てるなどまるで恐ろしいことであまりに魅力の上乗せ、キャラ盛り過ぎである。農業とは生活に根差した行為であり加持リョウジは生活から最も遠い男である。

瞬間、実家の太い男性同性愛者の存在が頭に浮かぶ。実家の太い男性同性愛者も生活から遠い存在であるからだ。彼らが最近は長ネギが高いなぁと思ったり、400円くらいで買える鶏もも肉はないかなぁと精肉コーナーを漁ることがあるだろうか。そんなところは決して想像できないのだから実家の太い男性同性愛者とはつまり加持リョウジなのである。彼らは暑くて少し寝苦しい夜に扇風機だけで乗り切ろうとか思わないし、毛布もめちゃくちゃ薄いやつを使っているはずだ。エアコンに頼らず寝る事こそが生活であるのだからその為に夏はパイパン冬は顎髭を蓄えるべきである。年中パイパンだったり顎髭生やしている輩は信用しない方が良い。あと二の腕や背中にぷつぷつがない男性も信用しない方が良い。実家の太い男性同性愛者との対立構造を煽っているように見えますが、俺は本当は生活なぞない方が良いと思っているので実家の太い男性同性愛者の方がいたらすぐに足を舐めますね。タイプならちんぽも舐めますよ。宜しくお願い致します。

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