2023/03/07

昨日仕事で2000円の収入印紙を触って2000円の収入印紙触るたびに思う事だがこいつの質感がめちゃくちゃ気持ちよくて生まれ変わるとしたら2000円の収入印紙になるのもありだなと思った。
そういえば俺は生まれ変わったらなりたいものを夢想するのが好きで小学生くらいからもう既に生まれ変わり先を考えていたので俺の人生は小学生くらいから諦観に満ちていたのかと考えるとやるせなくなってしまう。前にも書いたが小学生の時には服が被った女子に泣かれ早退され中学の時には帰る方向が同じ女子に一緒にいて噂されるのが嫌だから帰る時間を1時間ずらせと言われ高校の時にはもういっそ卑屈になって女子に対して子分みたいな態度取っていたら修学旅行の時に荷物持ちをやらされていっそこんなの嘘であって欲しいと修学旅行先で泣いたものだが俺の人生には常に女性からの舐め、または虐げが俺の体の外を滑っておりそもそも俺のような見てくれのやつを女性が舐めないわけがないのだがそれにしても俺がゲイになったのはこういった女性嫌いが要因としてもあるのではないかと思うと俺自身が可哀そうになってきてしまいますね。

現在は社会人として働く中でこういった体の外への舐めは発生していないが、そもそも働くという事自体が苦痛であり「人に舐められたくないなぁ」などというキュートな悩みは瑣末な事で労働の前の舐めや迫害は謹んで受け入れる事でしかない。
それでも時々社内の女性の方に「こいつに優しくしたら勘違いされるかもしれないなら冷たくあしらわなければ」と使命感持って接される事があり俺はそんなにSEXに見えますか?と世の女性に聞きたくなってしまう。
そんな事がありながらも我が社はアットホームな職場ですと求人情報誌に書けるくらいの環境ではあるのだが、アットホームな職場ですと言われて最初に思いつくのは疎外感でありこんなのはどこでもそうなのだろうが我が職場、特に俺の部内は和気藹々としながらも差別的な発言が横行しており差別発言といっても社外の人間への発言であるのだから可愛いものなのだが、やはり俺は逆張りの性質とそして弱い立場の人間であったのでこういった差別を纏う強い言葉には忌避感を覚えてしまいこれも俺が真顔で仕事をする一つの要因になっている。
邪悪が蔓延する現代社会においてはこういった強い言葉一つでも使っておかないと他者に蹂躙されるので自分の身を守る為に和気藹々と差別に加担するのはしょうがないのですが…しょうがないのですが俺は暴力を携える事はやはりしたくないのです。強くなる道は何万通りもあるので暴力以外の道もきっとあるのだろうが、美徳としての暴力が消え去るのはもっと先の時代だろうなとも思うのであぁ俺は少しだけ早く生まれて来てしまったなと自嘲しながら狭い部屋でシコるのがいつものオチで今日のオチもそれです。

生まれ変わる話ですが俺は生まれ変わるなら朽ちていく存在の側にいる人になりたいです。絶滅動物の保護員とか。収入印紙もいいが、こっちの方がずっと俺に向いてると思うので。

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