2023/07/20

今日もTwitterは赤黒い色をしていてスピード出し過ぎ人間への牽制、野次馬の鼻息の荒さが目立っていて人間は野放図に生きると悪に染まっていくとはカントか誰かの言葉であるが性善説より性悪説を信じてしまいそうになるのは仕方のないことだと俺のTLは教えてくれているようだ。動物にはテリトリーが存在しそれを脅かされるとたとえ同種であっても傷つけ合うものだからみんな「なかよし」になることは到底不可能であることは分かっているのだが、『スキップとローファー』を読んでいると人類はいずれミカとみつみのような雪解けを迎えることを期待してしまう。それくらい『スキップとローファー』は良いという話なのですが、8巻でみつみが「いつかさ、大人になってお酒飲んだりしながら話したいなー」と呟くシーンがあるのだがもうこのセリフに全ての可能性が詰まっている。俺もお酒飲んだりしながら話したいよ...みつみの言う"いつか"は俺にとっての今なので余計悲しいのだが俺もいつか恥ずかしいくらいに他者に正直になってお酒を飲める日が来たら良いなと思わずにはいられない。俺は甘いお酒が好きなのでカシスオレンジ飲んでいいですか?え?その歳にもなって甘いカクテル飲むな?は?なんなんすか...もう。いや別にいいですけどね。考え方はそれぞれなので。嘘です。殺すぞ。

人間の全ての行動は幸せになる為の行動である、とこれまたカントか誰かが言っていたがそれが如何に露悪的であっても法律がそれを関知しない限り人間の良心に任される事であって本来他者がどうこう言えるものではないのかもしれないという基本的な考えを俺は持っていてそれが「他人に深くかかわり過ぎない事」という考えのベースになっているのだが、これも結局は俺の悪癖でそんなこと言ってお前自身が露悪的、顔の脂が多い、臭いので女性の方と代わってもらえますか?と言われたらそれまでで自身が正しいと思い込んでることでも全てに対してそうではない、というのは至極当たり前で理解しているつもりなのだがそれすらも俺のその場の承認欲求に関わるエゴイズムに汚されてしまう事があってこうやって不特定多数に向かって自分の考えを発信することだって他者を傷つけている可能性を大いに孕んでいる。だからこそ俺はいつ誰に殺されても文句は言わないという誓いを立てているのだが、これも俺の傲慢にしかなり得ないと考えると俺はどうすればいいのかと時々悩んでしまいます。

上記のような葛藤もそれ自体を甘美なもの、言わば人間の成長物語のような泥臭くも美しいものとして俺自身が演出しているかもしれない…という考えにまで及んでしまうと動くことすらできなくなってしまい結局は他人に関与しないことが妥協として一番なのではないかと一番最初の考えにループしてしまうところまでが俺の人間の正しさの全てである。

何はともあれ、『スキップとローファー』めちゃくちゃ良いですよ。俺の日記を読む時間があったら『スキップとローファー』を読んでください。But…ここまで読んでくれてありがとうございました。HUG…

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