日常#61

noteを書いている人は知ってるかもしれないが、まだ何も書いていない画面には「ご自由にお書きください。」とうっすら表示されている。
これはほとんど呪いで、いつかだらだらしているときにYouTubeでみた美大の学校紹介の動画で先生が言っていた「描きゃいいんですよ、描きゃ。」という言葉を思い出す。
かけばいいという言葉は激励であるとともに筆を折る刃であって、この言葉に心を削られることがあるのですが、心を削られるのは自分が作品を生み出そうという心持ち書いているからであって、この日記は高尚なものではないはずなのに。
前は下ネタ五割くらいで書いていたのに、最近のものはだいたい真面目でそのせいでnoteを書く机から遠ざかっていたように感じます。なので今回は多分下ネタ会です。おそらくちんぽの話です。決めてないけど。

高校生の時からのなんとなくの目標で漢検準一級を取りたいというものがあって、のんびりゆるゆると勉強を続けてきて、今年ようやくやろうという気持ちになったので、6月くらいの第一回に挑戦し、合格点に1点足りない159点で落ち、先日の第二回に挑戦し、事故祭典の結果今回もおそらく159点で落ちます。それならそれでおもろいから落ちるなら159点であってほしい。
僕の人生はだいたいこんな感じ。マジでこんな感じ。詰めが甘い。のんびりゆるゆるすぎてイケそう!!! なんとかなれーーー!!! でだいたいうまくいかない。
十代のうちに取りたいな〜って思ってたし、そろそろ飽きたので結果がどうであれ今回で最後にするつもり。
漢検準一もってても日常生活に大したアドバンテージもないし。ほとんど常用漢字じゃないし、当て字もあるし、故事成語とか四字熟語なんて全く役に立たない。教養が身につくのとドヤ顔ができるってくらい。準一級の難しさを知らない人からしたら凄さもわからないだろうからTOEICとかで高得点取ったほうがドヤりたいなら効率がいい。
きれいな日本語とか面白い漢字を覚えるのがおもろくてなんとなく続けてきたけど、飽きちゃった。

でもやっぱりうお! 漢検の勉強しててよかった! と思ったときがあって、「蘭桂騰芳(らんけいとうほう)」という四字熟語を覚えたときにこれを並び替えると「包茎乱闘」になることを発見したときだった。
感動した。満員電車の中でスマホで勉強してたときに見つけて「包茎乱闘だッ!」と声を出しそうになった。
乱闘ということは3人以上でなければないでしょう。2人では乱闘とは言えないでしょう。包茎対戦でしょうか。

包茎かズル剥けかの論争はきのこの山たけのこの里論争と全く同じ構造で、自分にとってどうでもいいのですが、まぁクッキーの部分がおおいからたけのこの里かなぁ…? 清潔な方が好きやからズル剥けかなぁ…? といった程度の意味合いしか持ちません。
ですが、ズル剥けという名前をつけた人には拍手を送りたい。なんですか? ズル剥けって。言葉としておもろすぎる。
本来全剥けとか皮無しとかそーゆー見掛けのネーミングでいいのに、「ズルリ」というオノマトペを使ったそのセンスとズル剥けという語感としての親しみやすさに脱帽せざるを得ません。
けれど、もしズル剥けを皮無しと言っていたら仮性包茎のことをトゲアリトゲナシトゲトゲみたいな感じでカワナシカワアリカワカワ(皮無し皮有り皮皮)とか言ってたかもしれないですね。それはそれでおもろすぎる。

また書きます。

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