【WBC優勝】中村悠平選手への思いを綴ってみる
基本的にこのnoteにはお笑いの事しか書いていないが、わたしは野球ファンでもある。
2013年から応援しているのが東京ヤクルトスワローズで、中でもキャッチャーの中村悠平選手の大ファンだ。
※ちょくちょく「昔おっかけしていた野球選手」の話を書いているがそれはまた中村選手とは違う選手。ちょっと話がややこしいのだけれどその選手は「個」として好きで、チームとしてはずっとスワローズを応援している。非常にややこしい。
中村選手を好きになったきっかけははっきりとは思い出せない。2015年に初めて沖縄キャンプに行くと決めた時、生まれて初めてユニフォームを購入した。それが「NAKAMURA 52」のユニフォームだった。(ちなみにそれまでは無料の配布ユニに有料サービスでつけてもらった当時の背番号「52」のものを着ていた)
思い起こせばスワローズはわたしが応援しはじめた年から最下位、最下位、優勝、5位、最下位…というような結果で、優勝とか日本一になるとか、そういうものをあまり明確な目標として応援していたわけでもなかった気がする。
いい意味でも悪い意味でも、「負けても楽しむ方法」ばかりが身についていった。
ライアン(小川)新人王!
ココちゃん(バレンティン)HR新記録!
てっぱち(山田哲人)トリプルスリー!
(川端)慎吾くん最多安打!
来季もポジポジ!
スワローズファンはみんなこんな感じだったと思う。
そんな中、当時の中村選手の評価は散々だった。
「中村がキャッチャーでは勝てない」とまで言われ、ヤフコメでは配球批判の嵐。なんでここまで言われなきゃならないんだろう…と応援するのが辛くて悲しくなるときもあるほどだった。外野のわたしですらこれなのだからそれでもマスクを被って、批判されて、打たれて自分は打てなくて…当時の中村選手本人の気持ちを考えると胸がキュッとなる。
2016年頃だろうか。NHKのグッとスポーツという番組に中村選手が出た。
番組は前年優勝したにも関わらず開幕前からの不調がまとめられている作りになっていて、苦悩がメインになっていた。
映像の中で第1子を抱っこしながら中村くんが
『こいつを食わせていかなきゃならないんでね』
と父親の顔をして切なげに言葉を発していたのは今思い出しても涙腺が緩む。
その時わたしは「何を言われても彼のプレースタイルが好きだし、応援しよう」という気持ちを固めたのだった。
それからも2017年の伝説的な96敗があり、これからのスワローズはどうなるんだろう…と思っていた矢先。
2021年はリーグ優勝からの日本一。
2022年は2年連続でリーグ優勝。気づけばあれだけヤフコメで叩かれまくっていた中村選手は連日プロ野球ニュースでも
「中村の配球が良かった」
「影の立役者は中村」
と言われ、2021年は日本シリーズでもMVP獲得。もう影の、じゃない、思いっきり表!!
そして今回のWBCでは最後に大谷選手からの締めの1球をミットに受けて世界一のバッテリーに。
信じられない。夢みたい、いや夢にも見てなかった。こんな日が来るだなんて思ってもみなかった。
神宮球場で9回裏、2アウト逆転サヨナラのチャンスで中村選手に打席が回り、何度もポップフライを打ち上げた瞬間に気まずくなりユニフォームを脱いで急いで帰宅していたあの頃のわたしに教えてあげたい。
こんなにすごい人になっちゃうよ、お前見る目あるぞ、ってね。
ではここで昔撮った中村選手シリーズ。
前にいた会社にスワローズファンのお姉さんがいたのだけれど、その人に
「中村くんかっこいい〜どんどんイケメンになるどうしよう〜」
と言うたびに
「ごめんそれはわからない」
と返されていたのを思い出す。わたしにとって中村くんはイケメンなんだけどな…。
プレー中のドヤ顔(打ってもわーい!って喜ぶんじゃなく、ドヤ顔)が大好き。その瞬間のわたしはマジでただの顔ファン。
あとね、中村くんってアイドルみたいに手振ってくれるんだよ。
今回も球場一周しながら指差しして頷いて手を振る、というとんでもないアイドルファンサしてるのをテレビで見てキューン!!となったよ。
昔サイン貰ったときもほんとに優しくてね…大好きだよ…。
いやー、本当にしびれました。かっこよかった。あのマシンガン継投をしっかりと受け止めきった中村くん。最高だ。最も高いと書いて、最高だ。
優勝して、何度も何度も中村くんが映るたびに涙腺崩壊して、もう延々思い出し泣きしてる。頭が痛い。
こんな素晴らしい選手をずっと昔から応援してきたことをほんっとに誇りに思います。応援させてくれて本当にありがとうございました。
これからも大好きだ!!
ちなみにみんな大好き通訳の水原さん、わたしはファイターズ時代から大好きで2015年から写真撮ってました。笑
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