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4年経ってもまだコロナ禍は続いている…という現実

昨年5月8日は新型コロナ感染症が2類から5類へと変わった日のようで、マスコミは、ご丁寧に2020年からの振り返りをし、そして、今はまた、何事もなかったように振る舞い。。。。

やっぱり、アザーっすという感じ。(←この言葉、最近多い)

でも、今だにコロナ禍での風習が続いている所がある。


それは介護施設。(病院もそうかなぁ)


先日、叔母が施設に入所した。

その施設では、現在も面会は月2回で10分まで。食べ物の差し入れは一切NG。着替えのみ持って来てOKとのこと。

感覚では、わかるような気がする。感覚ではね。
でも、今だに!という感じも拭えない。

あれだけ怖い感染症なるものが流行ったのだから、今でも気が抜けない気持ちというか、施設で大流行があったら大変だという考え方は理解できる。

でも、着替え以外の差し入れ不可とか、家族の面会が月2回で10分って…

ひどいなぁ・・・
キツイなぁ・・・・

差し入れを持って来てくれる家族と話すことは何よりも大事な気分転換になるはずなのに。

これでは良くなるものも良くならないではないか…。

あえて免疫を落とし、生きる気力が無くなるようなことをしているようにも思ってしまう。


……

叔母はまるで階段から転げ落ちてしまったかのように弱ってしまった。

叔父は、薬が変わってから様子がおかしくなったと言っていた。

西洋医学を全否定はしませんが、ひとつの症状(痛みなど)が出ると、今までの薬にプラスされて薬が2、3種類増えたり、入院すると今までの薬にプラスされて薬が処方される。

私自身もそうだったし、家族もそう。

薬が増えていくだけ。
削る、交換するという選択肢がない。

3年ほど前、父が亡くなった時に、叔母はある程度、自分のことはできていた。

デイサービスへ行き、身の回りのことは自分でできていたし、話もしっかりとできた。

昨年12月も、特に変わった様子はなかった。

なのに・・・・・。


施設に入ることは悪いこととは思っていない。

むしろ、

同居して介護を担っている家族が危機的な状態ならば、まずは家族を救う

というのは、在宅福祉の世界では最も大事なこと。と記憶している。

30年以上前の福祉の世界の話だけれど、大前提は変わっていないはず。

父の時もそう。
これはいかん!壊れてしまう!!という時にはケアマネさんに相談した。

だから、今でも在宅福祉の前提は、やはり、同居して介護を担う家族がどこまでできるのかということがひとつの重点項目。

今の時代は、特に同居している家族が少ないし、周りに頼ることができないことが多いから、尚更そう。(子育てもそう。)

悲しい事件を生まないためにも。

施設の入所が云々ではなく、その施設での在り方というか、入所者さんや、家族との接し方というところで、もっと違う方法がないのかがモヤモヤしているところなのですよ。。。

コロナ禍で生まれた理不尽な事柄は報道されないだけで今でも存在し続けていることを忘れてはいけない。










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