私が最初に投稿した作品の改変

改変したくなったので、ちょっとだけ手を加えました。


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「は〜…。ねーキア。ほんっと暇なんだけど。」
そう呟く少女が一人。

「…人にアゲランクの秘宝周回を任せてよく言えますね。?」

怒気を孕んだ声で言われる。仕方ないじゃない。それは動画の罰ゲームだし、単純に素材足りないんだし、私は暇なんだもん。

「あ。まだ終わってなかったの?」

ソファーに寝転びながらやっているキアカと隣に座ってみる。……やっぱキアって顔整ってるよなぁ…。

「ほんと怒りますよ。てか…なんですか。隣にきて。」

キアカは上体を起こしてこっちを見てくれる。律儀で優しいなぁ。周回してたから寝っ転がってたのに、わざわざボス前で止まってくれてこっち向いてくれた。

姫「暇だからってだけ。…そうそう。質問来てたんだけど。」

なんか悪戯をしたくなったから、顔を近づけてみたけど…、なんかこれ、ドキドキするかも。

「へぇ…。それで質問…って。なんで顔近づけてるんですか。」

なんか若干きょどってる。殆ど見たことがないその顔が面白くも可愛くて、なんだかもっと意地悪したくなってきちゃった…。


「いや…?ただ『結局だれが一番なんですか。?』って。」

ゆっくりするりと手を首に回す。キアはタケの子メンバーの中でだれが一番好きなのか。そしてこの行為は受け入れられるのか、それとも拒まれるのか。キアはどっちなんだろう…。?

  気になってしまったのだから。仕方ない。よね?

そんなからかいたくなるような赤い顔をするのが悪いんだから。

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姫は個人的にはだいぶ…いや、今まであった人の中でも1番といっても過言ではないくらい好んでいる人だった。でも…ここまでとは。姫に顔を近づけられても嫌な気持ちは一切ない。

         むしろ『嬉しい。』

「……。優しく…お願いします…。」

目を軽く閉じる。姫は今どんな顔をしているんでしょうか。私は、真っ赤な顔でぷるぷるしているのでしょう。そんな風に思いながらも優しく手を姫の腰に回して顎をあげた。

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「………キア。」

……まっずい。キアカはもう信じちゃってる。目を閉じて抱きつかれてる。やっぱり責任は取ったほうがいい…?この可愛らしい唇に…、?駄目だよね、キアにこんなことさせてるのにやっぱり嘘っていうのは。
そんな風に思いながらもふに、と柔い唇を触って見る。

「っ…んっ…。ぁ…。」

…っこら。指を舐めない。もう…。ばか、えっちキア。……あ、この状況で回避する方法…見つけちゃった…、!

「……はぁむ。」

それは、耳朶を甘噛することだ。キアの耳朶柔らかい……。しかもなんか甘い感じする…。

「っ…!?!?ひ、ひめ、ぇっ…。」

若干蕩けた声だし、動揺してる。そしてトドメに…。


「……キア。これからも。今も企んでることも、いろんなこと一緒にやりましょうね…?」

(ふ〜…。と。囁くように。今までの感謝を。労いを。)

「っ…、姫、、耳もとで囁くの、ずるいですっ……。」

潤んた目でとてもくすぐったそうにしてる。キアほんとに可愛いなぁ…。耳まで真っ赤。とはこれのことだろう。

「ふふ…美味しそうな耳ね。あ…ん、、。」

その真っ赤に染まった耳は…熱い。けど…甘い。…美味しい。音をくちゅりとわざと鳴らしてみてる。キアはこっそりASMRを聞いていること、私知っちゃってるんだから…!

「ふぁ…ぁ…、。」

……だいぶご満悦なようでよかった。ちょっと効きすぎな気もするけど。

「……きもちい。?キア。」

甘噛をやめて囁きに移行する。こちらもキアカの好みらしい。私以外に動画でもみて調教されたのかな。……なんか腹立つ。

「……。……びる…。が……。」

…?びる…?ビル…?なんでビル…?どゆこと…?

「…?なにかしら、キア…?」

やさしく耳を口元へ向けてみる。

「………ぁ…む。」

少し悩んだ様子で甘噛された。私もだいぶ苦手らしく声を上げた。……ばか。


「ひゃっ……!?き…キア…やめなさいっ………。」

よ…予想以上にこれは…、///ぞくぞくするっ…、。

「……唇が。寂しいです。」

ふに。と私の唇に触れられる。……私のファーストキス。………ま、キアにならあげてもいい…かな。


「…私のファースト。奪えるの、?キア。」

いたずらっぽく質問する。でもキアカはそれ以上に微笑み。


キアカ「覚悟は決めています。○○さん。」

……ほんとに名前呼びはずるいと思う。そう思って私は、目をゆっくり閉じた。

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こつん。


「っん…、、!?」

少し現実に引き戻される感覚があった。いま…のは、?

「………本当に、下手でごめんなさい。」

眼前には少し申し訳無さそうにしているキアカの顔が。…あ。


「お互い初めてだし、歯がぶつかるのもしゃーないわよっ。」

冷静になってくるとめっちゃ恥ずかしい。私はこんな美しいキアカになんてことをしてしまったのだろう。


キアカ「ね、姫っ。もう一回しましょ…。?」

またもや顔が近づいてくる。どきどきがやはい。

「まっ…まって、ちょっと休憩させて……。?」

冷静になるとこの体勢は誰かに見られるとまずいかも。みんながいるソファーでキアカが上にのって来てるけど…。


「てかこれ誰かにみられ…、クーエとユイって…何処に…?」

さぁー………と血の気が引いていく音が聞こえる。

「……え。普通に部屋にいるんじゃ……。?」

二人して部屋の唯一の扉を見る。すると。


クーエ「……ばれたな。」ユイ「……なんかごめんね。。?」

……………死にたい。

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