【Pro Tools】Avid Linkの常駐を止める方法【Mac】
はじめに
▼Pro ToolsをはじめAvid製ソフトウェアをインストールすると勝手に入ってくるマネジメントアプリ、Avid Link。
いちいちWebサイトからインストーラーをダウンロードするのも面倒だから、インストール時だけは使うけれど、それ以外はいらない……だけど、なんだかずっと常駐してる。
SNSみたいに使って他のAvidユーザーとセッションできるらしいけど、ネトスラングレベルの英語は流石に無理。勉強したらえっちな白人と出会い厨できるのかな。
さらには何も操作してないのにメモリバカ喰いしてるし、いつも気付いた時に手動で切ってる。
▼なんて人が意外と多いのでは?と思ったので、書いてみます。Avid Linkを半殺しする方法。ちなみにえっちな白人はいません。だいたいおっさんと、たまにアニメアイコンがいる。
▼この手の情報ではありがちな前置きだけど、普段触らないようなディレクトリを弄ります。あれこれ触った結果Macが起動しなくなった!なんて言われても知りません。以下は自己責任でどうぞ。あと日本語環境で説明するね。
手順①ログイン項目
▼まずはシステム環境設定。「ユーザーとグループ」から。
「ログイン項目」にAvid Linkがいないかチェック。いれば項目を選んでマイナスボタンで消す。必要ならカギを開けて作業しよう。
手順②plistファイル
▼次に、Finderでplistファイルを見つける。
場所は/Library/LaunchAgents/。Macにはライブラリってフォルダが3つくらいあるけど、Macintosh HD直下のライブラリね。分からなかったら、Finderを開いた状態でShift+Command+G、出てきた画面に「/Library/LaunchAgents/」って入れるといいよ。
さて、今からこのフォルダに見えているcom.avid.avidlink.plistを弄るわけなんだけど、このままでは変更が効かないので、デスクトップとかにコピーしちゃいましょう。怖い人はさらに別の場所にバックアップを取っておくと安心。
▼適当なフォルダにコピーしたら、そこでplistファイルを開きます。何か開けるアプリケーションを持ってたらそれでいいし、なければテキストエディタで大丈夫です。
RunAtLoadの項目がtrueになっていると思うので、falseに書き換えます。
不安なら一度閉じて、開き直して確認してみてね。
▼書き換え後、ファイルを保存できたら、LaunchAgentsフォルダに戻します。直接書き換えはできないけれど、上書きはできるって訳です。
認証が必要なので、必要に応じてパスワードを入力し、上書きします。
おしまい
▼以上で作業は完了です。もうAvid Linkは勝手に起動したりしません。
必要な時だけ起動して、使いましょう。
あれ、起動するぞ?って人は変更や保存がちゃんと反映されているか確認してみてください。plistファイルの変更が上手くできてないってことが多いよ。
▼似た事例として、最近アップデートのあったiZotope Product Portalは、起動以降常駐するようになった(自動起動は設定でオフにできる)。
しかも厄介なことに、多くのアプリケーションで終了を意味するショートカットCommand+Qが、ウインドウを閉じるに割り当てられている。
こちらはシステム環境設定「キーボード」のショートカット設定で、終了のショートカットとして新たに設定しよう。
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