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永守重信さんのような経営者になる方法

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永守重信さんのような経営者になる方法を考えていきます。研究していきます。
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永守重信さんのような経営者になる方法⑥責任感とは???

前回も話したが、永守さんは「登用される社員の7条件」を明確化している。 7つの条件 今回は「④責任感を持てる」について考えていきたい。自分は責任感が強い方と言われることが多く、責任を果たすことから逃げないと思っている(面倒なことを忘れたりはするけど)。というか、自分から引き受けるほうでもある(で、他人のためにやってあげて割を食うタイプ笑)。実際、他人の責任を追及する仕事もしているから、そうしているわけではない。元からそういうたちなのだ。任務を実行するのには責任感を持ってい

永守重信さんのような経営者になる方法⑤人財育成、7つの条件その1

NIDEC、日本電産、永守さんの経営の凄さは、その人財育成にもある。個性が強いので「人財育成」というイメージを持たないが、人財育成についても深い知見を持っている。人的資本経営の時代においては、非常に示唆に富む。なぜなら、彼は買収した先の企業でリストラしないということにある。育てているのだ。というか、環境を整えることで、育ってしまっているといったほうが正確だろうか。永守さんは「登用される社員の7条件」を明確にしている。 7つの条件 ひとつづつ見てみよう。 ①健康管理のでき

永守重信さんのような経営者になる方法①すぐやる、かならずやる、できるまでやる

「すぐやる、かならずやる、できるまでやる」。この言葉は永守重信さん、日本電産の会長、社長の名言である。 永守さんはたった数人の会社から創業し、モーター業界で屈指の企業になり、世界シェア首位の企業、売上1兆円を超える企業に育て上げた、日本屈指のカリスマ経営者である。「平成の名経営者ランキング」では1位になったほど。87億ドルの資産を持つ、日本長者番付で4位だそう。大学の経営にも参画し教育改革も進めている。 独自の経営哲学を持ち、物凄い業績を上げた立志伝中の偉人のような方であ

永守重信さんのような経営者になる方法②すぐやる

「すぐやる、かならずやる、できるまでやる」。この言葉は永守重信さん、日本電産の会長、社長の名言である。 永守さんはたった数人の会社から創業し、モーター業界で屈指の企業になり、世界シェア首位の企業、売上1兆円を超える企業に育て上げた、日本屈指のカリスマ経営者である。彼のモットーである「すぐやる」を考えてみたいと思う。 すぐやる・着手の速さ 何かあったらすぐやる事。その場で、相手に電話する、つなげる、仕事のできるに共通するのがこの姿勢である。行政職員、会社員、政治家、NPO

永守重信さんのような経営者になる方法③「すぐやる」条件

先手必勝。 日本電産会長の永守重信さんの言葉だ。私は先手必勝という信念を持つ共同経営者と行動を共にしているので、そのメリットは非常によくわかる。すぐやることで、その後の流れができるし、今後の見通しや見極めがしやすい。あとでミスがあったとしても取り返せる。ぐだぐだして着手が遅いと結局後で影響が出てしまう。 メリットはわかる。しかし、多くのことに慎重に検討する自分にとっては、忙しくない時、自由に時間があるときはできるが、できないことも多い。それが難しい時も多々ある。また、先手

永守重信さんのような経営者になる方法④日本電産の三大精神「情熱・熱意・執念」

4月になって「NIDEC」のCMをテレビで見る人も多いだろう。 日本電産あらため、NIDECの三大精神「情熱・熱意・執念」。それを体現してきた永守重信さん。彼が非常に重視している仕事における「情熱」をというのを考えていきたいと思う。 「情熱」の意味 仕事において情熱というのは、激しく燃え上がる感情を持てるかということである。情熱を持つためには ・使命感:私がやる! ・仕事そのものの面白み:やることが楽しい! ・期待:成果をだせるかも! という要素が必要になってくるだろう