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バランスをとりながら生きる

今週末の日記のようなもの。

金曜日。時間休をもらい仕事いつもよりはやく終わらせて、久々に友人と会ってそのまま一晩泊めてもらう。お互いの将来について話してる時間が学生時代のようで楽しかった。もうアラサー、でもまだまだこれからなんだな、ちゃんと私もやりたいことやろう、と思えた。 

土曜日は、友人宅で目が覚める。誰かの家に泊めてもらうって、何年ぶり…もしかして学生時代ぶりか…?あれ、ここどこだっけ、と朝目が覚めて、頭が少し混乱する感覚も懐かしかった。昼前に解散して、外でさくっと昼ごはんを食べて帰宅。元気に楽しくやっているみたいで安心した。

この日は夜にとてもとても大切なイベントがあったため、がっつり昼寝をしてそのあと昼風呂(最高〜〜〜)🛁よく寝た。

大好きなヒップホップグループのライブに、しかもバンド演奏のライブに行けることになり。この日を心待ちにしていたのです。チケット争奪戦に私は負けて、でも夫は勝利。2枚とってくれたので便乗して参加。(夫からのチケットとれたよ連絡に嬉し泣きしてしまった。)

何度もこの人たちの曲に励まされて癒されて時には背中を押してもらった。こんな格好良い大人になりたい、とも思ってた。でも周囲には、共有できる人がいないと感じていた。

それが数年後、自分がまさか住むとは思ってなかった東京で、こうやって、生で会えるなんて、その姿をみられるなんて、しかもこの距離で(超近距離)、そしてなにこの素敵な大人の遊び場的なクールな場所…、全ての演奏が最高だし、MCもこんな面白いの、あ、あ、好きな曲ばっかり…と、本当にあの時あの時あの時、何度も助けられたこの人たちのこの曲を、こうしてきける世界線にわたしはいられるんだなぁ、そしてあの時あの時あの時も、この世界線につながっていたんだなぁ、と本当に感慨深く、ライブ開始後もまた涙涙。

この曲たちを、東京から遠く離れた土地でひとりきいて励まされていた過去の自分に、「お前はこのあと超好みの男性に出会って、人生180度方向転換ののちに結婚をする。上京もするよ。そして夫はグループの古参ファンで(とかいうと夫は渋い顔をするんだろうけど…)夫婦で一緒にめかしこんでライブにも行ったりするよ。この人たちに、会えるんだよ。この曲もこの曲もこの曲も、生で、しかもバンド演奏で、きけるんだよ。」と教えてあげたい…。

大人っていいもんだな、生きてるとこんなにいいこともあるもんだな、と思った、最高の夜だった。

働きたくない〜〜仕事嫌だ〜〜という気持ちは大きくなったら小さくなったりを繰り返しながらもいつでもあるし、好きなことをしていきていきたい気持ちもあるんだけど、お金や社会的地位で自分や家族を守れる安心感もあるに越したことはない。そして好きなひとに会いに行けたり好きなものに囲まれたりの豊かな暮らしをしたい気持ちだってあるんだよな。

そんな自分を「つまらない大人になってしまった」と言うことは簡単だけど、そんな単純な話ではない〜〜〜!!!!!!!!!!!

生きて、嫌いではない仕事(今の職場だってそう、)をしながら、好きなことだってして、夫との楽しい生活を守りながら、どんどん好きなものに触れていこう、触れていよう、と今は思ってる。その時々のコンディションによって、どれかひとつしか手に取れないとしても、生きてさえいればまた、昨日のような心揺さぶる出来事があるし、それが生きる原動力にもなる。

それに、日々の仕事のなかに時折煌めくものがあることを私は知っているし、不安定でも好きなことだけを出来る状況も過去にはあったけど、それはそれで正気でいられなってしまう。中途半端な人間…とコンプレックスに思うこともあったけど、ようやく、このバランス感覚こそが私らしいとも思えるようになってきました。

(そしてそのバランス感覚については、前述した大好きなグループからも影響を受けているかもしれないな。)

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