5月2日の日記

連休2日目。

転職してからはじめてのお給料も出たことだし、この1ヶ月とにかく自分なりに頑張ってきたし、去年無職のあいだはとにかくお買いものをせずに過ごしていたのでゴールデンウィークは銀座とかにね、行ってね、欲しかった香水とか、結婚指輪に重ね付けできるような指輪とか、そしてなにより恋人の誕生日プレゼントとか買いに行きたいな…と思ってたのですが。

東京のデパートは軒並み休業。

それならば、と検索をかけた美術館や博物館も臨時休館。

近所の美味しいごはん屋さんもその多くが休業中。

今まで自分はインドア派だと自認していたのですが、去年まる1年間ほぼ引きこもりをして、そろそろお休みの日じっと家にいる辛さとかもわかってきた。最初はいいんだけれど、本や映像、音声コンテンツの摂取も自分のなかでもうこれ以上はできない、と飽和状態で、やることがなくなってしまう。

昨日は近所の美味しいごはん屋さんに行って、恋人と夜もんじゃ焼きを家でたべてみたりして、その後は久しぶりに大好きなひとたちや私がすごく好きだった活動を地元で頑張っているひとたちとZOOMでお喋りしたりしました。

それでもたった1日のなにもしていない今日がしんどかったのは、昨年1年間の「なにもしてなさ」が頭をかすめて、虚無感を必要以上に感じてしまうからだと思う。この虚無感を感じきってしまうことも、やり過ごすための1つの手かもしれないのですが、今のわたしは「限られた時間をできる限り有意義に楽しく過ごしたい!」モードなので、明日明後日は自分なりに楽しく過ごせるように工夫をしようと思います。

まず朝起きて天気が良かったら、ひとりで近所のいい感じのお寺まで歩きに行きたい。猫がいて緑が多くて広くて、先日恋人と通りがかったとき、直感的に好きだな〜と感じた場所。


ゴールデンウィークに限ったことではないのですが、仕事が思いがけず忙しく大変だからこそ、休日はめいっぱい自分の好きなことをすること、自分の直感にしたがって心地よく過ごすことに注力したい。

まぁそう考えることができるのも、去年1年間で「だらだら過ごす」をやり切ったからなのかも。恋人が時おり優しくかけてくれる「無駄なことなんてなにもないでしょ」という言葉がわたしはとても好きなのですが、こんなところでも「確かにその通りだな〜」と感じる。1年間泥のような日々を過ごしたのも無駄じゃなかったよ。

もし今、なんとなく苦しくて身動きが取れない、理由ははっきりしているけれども動く気力もない、というかたがこの日記を見てくれたなら

月並みな言葉ではありますがそのままで大丈夫また動けるしその経験もいつか糧になるはずとお伝えしたい。私も、これからまた何度も泥に塗れるでしょうけど。無駄なことなんてなにもない。このことを忘れずに過ごしていきたいです。




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