手を上げる恥ずかしさやクールに気取りたいプライドは捨てて、ちゃんと頑張っている人のほうが応援されると思った。
会社を立てれば、何かしら仕事は回って来る。
僕はそんな勘違いをずっとしていた。
一匹狼という表現が近いかもしれないが、要は自分たちだけでなんとかなると思っていた。だから社外の人ともほとんど繋がりがなかった。
イケてるものを作っていれば、自分たちから行かずとも向こうから声をかけてもらえると思っていた。
コミュニティの大切さなんてもの以前に、その存在すらも意識せずに会社を頑張ってきて、なかなか思い通りに行かないのも当たり前かもしれない。
小さな部屋に閉じこもって自分たちだけで話を完結させては毎日繰り返す。それは自分たち数人だけの知恵で考えられた結論に過ぎず、それでは自分たちが進むべき方向がわからなくなってきて、だんだん不安になってくる。
そのあたりからコミュニティという存在に気がつきはじめた。
そして、一匹狼みたいにクールに気取っても周りの人たちから寄って来るだろうなんてバカな考えは捨てた。
そんなのはクールでもなんでもなくて、人と会ってお話をして、一歩一歩進みながらでも繋がりをつくる人のほうが何倍もかっこいい。
だから誰かに応援してもらえるように、それに応えることができるように、内に秘めたやる気はちゃんと表に出して、必死に頑張る。
手を上げる恥ずかしさやクールに気取りたいプライドなんかは捨てて、ちゃんと頑張っている人のほうが応援されると気がついた。
だから今日もイベントや交流会に参加して、名刺を配って名前を覚えてもらう。地道な活動に見えるけど、こういうことが一番大切なことなのかもしれない。
初めてコミュニティに参加したときに、これを"種まき"と言っている人がいた。とても良い表現と思ったと同時に、自分も積極的に"種まき"していこうと思った。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
小川(@omizuu)です。
小学生のときに授業でひたすら手を上げていた生徒とかいましたよね。
実はその横で「いや、誰でもわかる問題じゃん」とか「俺のほうが絶対頭いい」とか思って手を上げずに変なプライドを持っていた生徒は僕です。スミマセン。
ちゃんと手を上げて種まきするってめっちゃ偉いなぁって今になって思ってます。(たしかに中学時代のM君めっちゃ頑張ってたなぁ...)
そういえば、変なプライドを持った自分の横でぐんぐん伸びていく友達がいるんですよね。
だから「自分もこのままじゃいけないな」「素直に尊敬する部分は吸収しないといけないな」って思ってます。「同年代で自分より強いやつがいるなんて認めたくないし〜」とか「そんなやつから技盗むなんてイヤだ〜」なんて言ってる場合ではないと思いました。。。変なプライドは捨てるべし!!
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