見出し画像

あやな奥様ストーリー【7】


 ベッドルームに移動し、あやなさんをベッドに寝かせる。
 仰向けでも存在を主張する胸に手が伸びそうになるが、ここは一端我慢だ。
 足先から脹脛、膝から太腿を掌で軽く撫でていく。
「ひゃんっ……♡」
 可愛らしい声でくすぐったがるあやなさん。
 綺麗な肌に自分の手が滑っていく。心地いい感触に思わず頬が緩んだ。
「ふふふ……気持ちよくしてあげよう。力を抜いて」
 あやなさんは自分がそう呼びかけると、素直に体から力を抜いてこちらの手にその体を委ねてくれる。
 言い聞かせる必要も言いくるめる必要もなく、素直に従ってくれるのは本当にありがたい。
(ちょっとM気質だよなぁ、あやなさん……ふふっ、全く可愛らしい……)
 自然と主導権を握れるので、日頃感じているようなストレスを感じなくて済むのがいい。
 自分はさらにあやなさんを責めるべく、その手をあやなさんの体に這わせた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?