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【TableauTips】デフォルメマップの作成

前回のかっこいいマップの作成方法に引き続き、マップの引き出しを書き残しておきたいと思います。

今回はデフォルメマップの作成方法をご紹介します。
天気予報とかでよく見る地図のタイプです。

サンプルスーパーストアのデータから、都道府県ごとのオーダー件数を見ていきたいと思います。

【前準備】
TableauDesktopで作成に取り掛かりる前に事前に準備しておくことがあります。デフォルメマップは都道府県をマークで表すので、各都道府県のマークを配置する場所を指定する必要があります。
位置を指定したEXCELを用意し、サンプルスーパーストアの注文のシートとリレーションを張ります。

私が使用したデフォルメマップのマッピングデータは本記事の最後に記載しておきます。

①デフォルメマップ用に位置を指定したExcelの項目をそれぞれ列シェルフに「列」、行シェルフに「行」を入れる。

②行の軸の編集で、スケールの反転にチェックを入れる。

③北海道フラグを作成する。
北海道は他の都府県よりもかなり大きいので、北海道は大きく表示するためのフラグを計算フィールドで作成します。今回は4倍にしました。
作成した北海道フラグをサイズに入れます。

④マークを四角に設定し、サイズ、色を調整する。
都道府県名とオーダー数をラベルに配置。
書式設定から軸ラベルを消すと、下記のようにデフォルメマップになります!

いかがでしょうか?
デフォルメマップも意外と簡単にTableauで作れてしまうんです!
是非お試しあれ!!

※付録:デフォルメマップの前準備(EXCELにコピペして使ってください)
都道府県 列  行
北海道  15  2
岩手   15  5
青森   14  4
宮城   15  6
秋田   14  5
山形   14  6
福島   15  7
茨城   15  8
栃木   14  7
群馬   13  8
埼玉   14  8
千葉   15  9
東京都  14  9
神奈川  13  9
新潟   13  7
富山   12  7
石川   11  7
福井   10  8
山梨   12  9
長野   12  8
岐阜   11  8
静岡   11  9
愛知   10  9
三重   9  9
滋賀   9  8
京都府  8  8
大阪府  7  9
兵庫   7  8
奈良   8  9
和歌山  8  10
鳥取   6  8
島根   5  8
岡山   6  9
広島   5  9
山口   4  9
徳島   6  11
香川   6  10
愛媛   5  10
高知   5  11
福岡   3  9
佐賀   2   9
長崎   1  9
熊本   2  10
大分   3  10
宮崎   3  11
鹿児島  2  11
沖縄   1  12

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