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新年二日と三日のルーティンは箱根駅伝で Stay home

いつからだろうか・・・考えても判然としないけれど、父がTVに釘付けになっていた姿は覚えている。

友達が多かったわけでもなく、ショッピングが好きだったわけでもないけれど、若いときに家にいた記憶はあまりない。
映画を観に行くのがお正月の私のルーティンだった。007シリーズはすべて見に行っていたな。けど、いったい誰と行っていたのだろう。

社会人になってからもお正月の有楽町や新宿界隈での映画館のはしごで三が日は終わっていたのが、いつのころからか箱根駅伝を父と一緒に見るようになってお正月休みが終わるようになっていた。

中学生のとき陸上部に所属していたことも影響しているのだろう。けれど、長距離は苦手だったし興味もなかった。たまたま目にした映像がおそらく新しいルーティンに移行した原因だろう。

道路に倒れ込んだ選手が立ち上がれないのに、必死で立ち上がろうとしては倒れ、またふらふらと立ち上がっては倒れ、走ることなどもはや無理なのはだれの目にも明らかなのに、周りの心配する声も拒否して競技を続けようとしている姿。

何がそんなにまでして走ろうとさせるのか。長距離競技なんて苦しいだけ。
陸上競技は個人の競技だという認識しかなかった私に再考を促した「駅伝」。今年もやっぱり見てしまっている。出不精ではないけれど、1月2日と3日は箱根駅伝が終わるまでStay home。

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