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闇夜に燃え盛る警備隊長と忍び寄る影


偶然なのかそれとも必然?(購入までのエピソード)

図書館の帰り道に大きなホームセンターがある。
郊外の店舗なので品揃えが豊富だ。
駐車場も広く休日となると家族連れが増える。
そしてすぐ近くにはイオンがある。

春から秋にかけて私はホームセンターをよく利用するが、冬になるとその頻度は一気に下がる。
その日は何となく「寄ってみるか」と思いつつ、引き寄せられたのかもしれない。
まさか運命的な出会いがあるとは想像もしてみなかった。

家族と言うべき存在(商品を知った理由)

ソーラーライトは20年近く我が家にある存在だ。
ある意味家族と言ってもいいだろう。
学校から帰宅すれば、「お帰り!今日も早いな」と言ってきてもおかしくない。黒くて不愛想ではあるが、強風の日も夏の日差しにも負けずに頑張っている。しかし、ある日別れの言葉も残さずに軽く逝ってしまう。

「ソーラーライトってどんなもの?」とあまりイメージができない人に説明するとすれば、ホームセンターの入り口やガーデニングコーナーに結構な数で存在していると言えば伝わりやすいかもしれない。
またサブスクで韓国ドラマを見る人ならば、夜のシーンなどで住宅の庭にあるピカピカと光っているライトを思い浮かべて欲しい。

セールという誘惑(購入を決めた理由)

夜になると庭が暗い。
これは当たり前の事だが、侵入者が来るかもしれないという不安を持ってしまう。だからソーラーライトが必要だ!

でも高いやつは、すぐに買うという判断には至らない。
いくらでも使える資金があれば別だが、みんな同じ想いだろう。

そんな時、目の前にセールのシールが貼られているライトがあったら皆さんはどうする?

まずは値段を確認する!
壊れている場所はないか?
それぐらいがチェックポイントのはずだ。

私は何度も確認した。
「全く問題ないぞ!」

3つのソーラーライトを籠に入れてレジへ向かった。
通常価格なら7000円、それが1000円で購入できてしまった。
私は、今まで生きてきた中で一番お得なソーラーライト達を購入したのだ!

一番目立つ場所へ(設置場所の選定)

新しい家族を連れて帰宅した私。
まずは説明書やビニールをはがす。
説明書は、パッと見ればわかる大体同じ内容が書いてあるので、取り合えず保存!ビニールは結構しっかりと張り付いている。
なかなか別れてくれないDV彼氏のようだ。
もう二度と戻るなよと念を押してゴミ箱に放り込んだ。

さて、どこに設置するべきか?
道路側か、それとも庭の中心か・・・
実際に土や植木鉢に刺しながら、離れて確認する。

炎タイプは道路側の警備を任せる!

スポットライトタイプは庭の中心の警備を頼む!

そして一番大型な君は、紅葉のそばをガードして欲しい!

初めての任務で、それぞれが緊張している様な表情に見えなくもない。
そして夜に向けてしっかりと栄養補給をしている(太陽から蓄電)

警備開始!!(使用効果)

夜になると、やはり私の家の周辺は暗い。
お化けや不審者が表れてもおかしくない!
近くの電柱にライトは設置してあるがあまり届かない。
しかし、今日から頼もしい警備隊がいる(ソーラーライト3つ)

炎タイプはやる気があるかの様に全身から炎が燃え盛っている!
めちゃくちゃ頼もしいから警備隊長を任せる!!

スポットタイプは、今まで使っていたライトより遥かに明るくて光が強い!!暗いからと我が家に忍び寄ってきた相手の影を大きく映し出すだろう。これには驚いて逃げ出すかもしれない!

一番大きいライトは紅葉の横で、エスコートする紳士だった。
そして優しい色でこちらを見つめながら、自分の仕事をしっかりとしている。

3人それぞれが違っていい味を出している。
購入は大正解だった!

仲間を求めて(今後の展望)

警備隊の活躍によって我が家の安全が守られている。
今後も少しずつだが警備の規模を大きくしていきたい!
場所と予算に応じて考えながら、ホームセンター巡りをするつもりだ。

ソーラーライトは本当に便利なので、まだ使ったことのない人にこそオススメできる商品だ!
効果が不安な人は、100均のガーデニングコーナー等に小さいライトがあるので試してみるのもいいだろう。

今日も我が家を警備している隊員達に感謝の言葉を贈りたい。
「いつもありがとう!これから宜しくお願いします!」

#買ったわけ #ソーラーライト #エッセイ #コラム

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