着物の右前って結局どっちが前なの!?

わたしも、よく、言い間違えたり、伝え間違えたりいたします😅

簡単な覚え方ってある?

着物の衿合わせは「右前」と言うことを
覚えてる方は多いと思うのですが、

厄介なのは「右」と「前」の意味。
どちらに向かって右??前??
と混乱しますよね😅
誤解を招きやすい言葉ですよ〜、ほんとに

改めて、「右前」とはどちらが前なのか
その覚え方と一緒に考えてみましょう☺️

まず、「右」の意味。
この場合は、自分にとっての右側です。
次に、「前」の意味。
手前という意味で覚えましょう。
つまり、右側の衿が、
自分の手前側・身体に近い方に
あればいい✌️

自分で着物を着る場合、
まず右側の衿を合わせ、
続いて、左側の衿を上に重ねる
という流れになります。


普段着慣れている、
洋服の衿合わせと比べてみると
女性の場合は、いつもの洋服とは
反対の合わせ方、
男性の場合は、いつもと同じ合わせ方になる、

また、人から見た時に、
アルファベットの小文字の「y」の形に
襟合わせが見えればOK.
ただし、鏡で見ると、逆向きになりますから
注意を!
鏡で写して「y」に見えたら、
それは左前です😗


着物を右前に着る習慣は
いつから始まったのかな?
江戸時代の浮世絵をみると、
既に右前に着物を着付けていますね。
江戸時代には、右前に衿を合わせることが
定着していたようです。
歴史的に右前が定まったのは
奈良時代と言われています。
719年に出された「衣服令」という法律で、
「庶民は右前に着なさい」と定められたため、
以降、右前が定着したと考えられています。

元正天皇によって「衣服令」が発令され、衿は先に右を合わせる着装法「右衽着装法(うじんちゃくそうほう)」が定められたのです。 以来着物のときの衿合わせは「右前」が習わしになり、現代に至っています。


また、左前に着ると「縁起が悪い」からと言われます。
それは、亡くなった方には
左前で最後の装束を着せるから🙄
人が亡くなった後、身に付けるものは
生きていた時とは
逆さまにするお作法なんですね。
最後の装束の衿合わせだけでなく、
かける布団も上下逆に、
そして、横に置く屏風も
上下逆さまに。

また
洋服では、男女で襟合わせが異なり、
女性は右側が上(着物でいう左前)
男性は左側が上(着物でいう右前)
になっていますね。

着物は男女とも同じで、右前です。
年齢やシチュエーションによる
衿合わせの違いということもありません。
七五三の着物も右前です。

あと、注意しなくてはならないのが、スマホのインカメラで自撮りするとき🤳
衿合わせが反転しちゃうことがあるので、撮った後、SNSにアップしたり、お友達にシェアするときは、ミラーリングの有無、確認しましょう。



まとめ

・着物の衿合わせは右前。
 自分にとっての右側の衿が
 自分の手前側、身体に近い方にあるのが
 正しい着姿です。

・着物は、男性も女性も衿合わせは同じ。
 女性の場合は、洋服とは逆、
 男性の場合は、洋服と同じ。
 衿合わせになります。


・右前になった理由は、
 奈良時代の法律に定められたことによります。

・亡くなった方が身につけるものは、
 生きてる時と逆さまにする風習があります。
 そのため、亡くなった方の衿合わせは
 左前になる。

・スマホで自撮りするときは、インカメラや、アプリの設定に注意。

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