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気持ちには何の情報もない(021/100)

自分で文章を書いていて、いつも幼稚な感想になっていると感じていた理由が本日、発覚した。

それは感情を形容詞で書いて終わっていたから。感情には情報がないと聞いて「私の犯している過ちは、それです。すみません!」となった。

「嬉しい」「悲しい」「楽しい」「面白い」「辛い」

これらの言葉が出てきたら、そこで止まらずに映像が描けるように聞くことが大事とのこと。気持ちが出てきた時の状況、環境など観察したり、深掘りしたりしてシーンを描くことが重要である。

確かにさとゆみさんの「ママはキミと一緒にオトナになる」を改めてパラパラと見ただけでも、映像が浮かぶ言葉のオンパレード。

指先に息をふきかけると、彼は私の手をとって、ジャンパーのポケットに入れてくれた。

「ママはキミと一緒にオトナになる」著/佐藤友美 P.64

複雑な気持ちで彼に合格を伝えたら、今まで一度も聞いたことのないような周波数の音で「やったー!」と飛び上がった。

「ママはキミと一緒にオトナになる」著/佐藤友美 P.110

どちらも映像が浮かぶ。私に画力さえあれば、絵に起こせる気がするくらいイメージができる。これが「犯人しか知らない」か。改めてこの「犯人しか知らない」についての理解が深まった気がする。

100日チャレンジ 021/100
ひとこと:今日からさとゆみライティングゼミアドバンスクラスがスタートしました。圧倒的最下層からのスタート。今までに学んだことを染み渡らせながら、少しずつ成長したいと思います。


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