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sumikaの「雨が降っても、槍が降っても、やめない覚悟」(008/100)

2月19日。私は名古屋に降り立っていた。大好きな「sumika Live Tour 2022-2023『Ten to Ten』」のツアーファイナルのためだ。

その3年前の2020年2月19日は大阪にいた。FM802企画のsumikaとOfficial髭男dismの対バンライブに参加するため。それが声出しできたライブの最後だった。

そこから、3年経って。声出しライブが戻ってきた。ルール解禁。ここぞとばかりに叫びまくった。嬉しくてニコニコなのに、涙も止まらない。はたから見たらさぞ、気持ち悪い人だっただろう。となりは知らない誰かさん。でも、そんなのはどうでもいいのだ。この空間を全力で楽しみたくて、文字通りに全力で飛び跳ねた。ほぼ最上段のスタンド端っこの端っこで、場所的にはドームの反響音があって、音が二重に聞こえたときもあったけど、最高のライブだった。

10周年クライマックスのハマスタ「sumika 10th Anniversary Live 『Ten to Ten to 10』」がますます楽しみになった。

その5日後。2023年2月24日。衝撃的なニュースが目に飛び込んできた。頭を金槌で殴られたような。冗談ではなく、頭が真っ白になった。目の前にいた優しい微笑みを浮かべていた人がこの世にはもう存在していないらしい、というのだ。ライブから1週間もまだ経っていない。どう頑張っても、何を言っていいのかもわからない。思考が追いつかなかった。

そこから1ヶ月ちょっと。昨日。4月3日、sumikaはファンクラブ向けにラジオ形式で発信し、活動に、ラジオに復帰した。そこで最初に流れた曲は「雨天決行」。

「雨天決行」をライブで演奏する前に、いつもボーカルの片岡さんが話すことがある。

「雨が降っても、槍が降っても、やめない覚悟」

そうか。何があってもsumikaであるってことなんだな、と思った。これからsumikaがどんなかたちになるのか、私の感情がどうなるのかわからないけど、とにかく私はハマスタへ2023年5月14日に行く。

ちなみに、4月15日から一般発売あるのでご興味ある方はまだ行けるチャンスあるはず。気になる方はぜひ。

100日チャレンジ 008/100
ひとこと:想いをうまく書けるようになりたい。

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