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コンテンツ考

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記事一覧

『おいハンサム!!2』で見かけた、生クリームを手で泡立てる「不便益」

「不便の益 (benefit of inconvenience) 」つまり、「不便で良かったこと」を「不便益」という…

大見謝
3か月前
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きょうのピーエス#5(世界の果てに...置いてきた、ミノタウロスの皿、わたしがオバさ…

さてさて、安定のp.s.返しでございます。 『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の追っ…

大見謝
3か月前
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昔ばなしと悪巧みのマーケティング

良いことだけでなく、悪いことにもマーケティングは役立つ。 『まんが日本昔ばなし』 で放送…

大見謝
4か月前

『カミナリの記録映像』はしびれ悔しい

一日のうちにYouTubeを開かない日はあるのだろうか。ってくらい、毎日だれかのチャンネルのな…

大見謝
6か月前
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「水」が生む、悪魔を狩る「空気」

今朝、目が覚めると、枕元にモズ(猫)が前足を揃えて座っている。いつもであれば、餌くれ、の…

大見謝
7か月前
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「変化」をつける「境界」としての「試合」

 毎朝、7時頃には、猫どもがご飯をたかってくるので、どんなに眠たくてもキャットフードをお…

大見謝
4年前
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だれの国語

「みんなが普通に使っている コトバの意味がわからない」 「外国のコトバをカタカナに わからないことを曖昧に」 ハンバートハンバートの『国語』という曲が大好きだ。歌詞にあるように「当たり前のように飛び交っているけどその言葉ってどんな意味なの?」という前提を疑がってみよう、というお誘いが、つい踊りたくなるようなたのしい奏でともにある一曲。 「まわりがその言葉を使っているから、特に意味を考えることもなく自分も使ってしまっている」。そうやって流されているかもしれない人間を、子ども

夏の青春と春の青春どっちが好きか

 青春ってのは”青い春”と書くくせに、ボクの頭では”夏”の青春ばかりがわき起こる。『タッ…

大見謝
3年前
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モテたい人がいない問題

 岡村靖幸 w 小出祐介(Base Ball Bear)の『愛はおしゃれじゃない』が死ぬほど好きだ。曲自…

大見謝
3年前
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食品メーカーのタイアップソング(ハリウッドザコシショウ、岡崎体育、チャラン・ポ・…

 世の中には自分が知らないだけで、いい音楽が死ぬほどあるわけで、その選択肢を広く持てるっ…

大見謝
4年前
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「タックル」とはなんだったのか - 昭和と平成のライダーにおける”女戦士”を比べて…

「戦う女」の意味づけが時代とともに変わり続けている。 Amazonプライムビデオの仮面ライダー…

大見謝
6年前
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19.06 最近聴いているアーティスト / CHAI、DJみそしるとMCごはん、TOWA TEI、星野源…

 なにも考えることなくnoteを書きたいなあ、と思って、勢いのままにアプリを開く。すぐに書け…

大見謝
5年前
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トヨタからのお年玉鼎談「イチロー×豊田章男×小谷真生子」

野球選手のイチロー、トヨタ現社長の豊田章男、アナウンサーの小谷真生子、の三人が話し聞き合…

大見謝
5年前
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吉本坂46をみて「芸だけでなくストーリーも売りもの」のアイドル時代に突入していたことを実感した|人の付け入る隙のデザイン

生まれて初めてちゃんと”アイドル”を認識したのは、たしかモーニング娘だった。小学5~6年の頃、テレビをつけるとLOVEマシーンがやたら流れてたような気もする。 いつの間にかAKBが、ももクロが、でんぱ組が出てきてて...そう、なんとなく芸能界の中にいる”アイドル”というのを見てきただけので、自分の中にはこれといってアイドル論というのがないんだなーと気づいたのが最近のこと。 芸か、軌跡かいつものようにYouTubeを観ていたら、「吉本坂46」の曲があったのでなんとなく再生ボ