4月に読んだ本
ブクログにもうちょっと長めのレビューも書いています。
つらかったな~。自分のこういうところ、だめなのかな、他の人にはよく思われていないかもな、みたいなところが重なってつらかった。いい作品だからこそのつらさがある。
面白かった!読者への挑戦があるぶん、仕掛けもわかりやすくなってる気もするけど、それがあっても面白かった。わりと軽く読めます。人は死ぬ。
素晴らしかった。この作品が好きだと言っていた方がいて、この人はこういう作品が好きなんだなあと思いながら読めたことも嬉しかった。タイトルから小学生くらいの子たちの話なのかなと思ったけど、全然違いましたね。個人的にはぼくのメジャースプーンから子どもたちは~に入っても、当該シーンとか面白く読めると思う。ああ、このことを言ってたんだ……って。
湊かなえ2冊め。じんわりとした毒を感じつつ、それでも最後には希望があった。イヤミスというほどでもない。私、湊かなえ好きかもしれない。告白は絶対に読めないけど……。(つらいいじめの話が得意ではないので)
主人公たちの倫理観がまったく合わず、弱いものが蹂躙されていくのもつらく……。唯一いいところは、これで3冊カウントできたことかな。犬の話とか、ちょっと面白かったですけどね。まあ、犬は、死んでいくが……………。
親子の話というよりは、人間の話だった。私、他者の言葉を自分の言葉で跳ね返すのが比較的苦手で、架の友達の言葉とかつらすぎたんだけど、後々いろんな人の感想を読んで「そうだよな、あの女友達は正しくなかったよな……」って飲み込めました。まあかといって別に真実が100正しいわけでもない。辻村深月の話は、誰に感情移入ができなくても面白く読めることに気がついた。いや、多分感情移入してるんだろうな、本当は。ここまでひどくはないだろと自分が思いたいだけで。
星降り山荘の殺人が面白かったので、買ってみました。さらっとミステリーが読めて良かった。全部後味がいいわけではない。
罪が罪を呼ぶ話だった。湊かなえは人間を書くのが上手いな。人の嫌なところも書けるから、イヤミスの女王なんだろうなあ。
今月は11冊分読みました。5月はGW中に読みたいな~。
あと飛行機に乗るので機内で読みたいですね。DLしとけば読めるはず……?
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