おみ湯

24歳 会社員。雑食エッセイ『戯言用心記』と、演芸エッセイ『偏好演芸日記』を書いてます…

おみ湯

24歳 会社員。雑食エッセイ『戯言用心記』と、演芸エッセイ『偏好演芸日記』を書いてます。タイトルは重いけど内容は軽いので、是非ふらっとお立ち寄りくださいませ。

最近の記事

『偏好演芸日記』#4 令和6年3月篇

往く、逃げる、去る、の3月ですな。 社会人、年度末は忙殺が常ということで今月は参戦少なめ。 その分たっぷり、といきたいが己の筆力や如何に。 *** 2024.03.16 文春落語「柳家喬太郎の落語ウラオモテ」 於 文藝春秋西館地下ホール 文春主催の“講座”という形式を取る、一風変わった会。 “コウザ”って、同音異義語が多すぎない? 先着100名が整番通りに入場。自分は某所でライブを演った足で行ったので、受付でギターを預ける。落語の会に楽器を持ち込んでいる時点で門前払

    • 『偏好演芸日記』#3 令和6年2月篇

      っしゃァ! まくら無しで2月篇いくぜ! *** 2024.02.02 文春落語会 二人会 夜の部 於 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール 落語協会百年記念と見えて、協会会長の柳亭市馬師匠が夜の部、副会長の林家正蔵師匠が昼の部のゲストというメモリアルな日。 会場に入る前にスタッフさんから謎の小瓶を頂く。見ればラベルに“赤兎馬”とある。気になって調べてみると、なるほど喬太郎師匠と文春にちなんだ御土産ということらしい。 喬太郎師匠が推すお酒。そういう酒をわたしも推し

      • 『戯言用心記』#2「非劇は、悲劇ではない説」飽き性の話①

        飽き性である。 就職活動のときはそれを逆手に取って「好奇心旺盛です」と吹聴して面接にもぐずり込んでいたが、好奇心旺盛というよりは飽き性である。できれば日々何かしら刺激的な要素があれば楽しいし、スリリングまではいかないにせよ心動かされるものに惹かれるし、少なくとも求めている。 足が何本あったって正しく複数のわらじを履いていればいいものの、どうやら自分は裸足のままタコのように這っているらしい。 ひとつのことをプロ並みに極めることは才能である。当たり前の現実を知ったのは社会人

        • 『偏好演芸日記』#2 令和6年1月篇

          番外編、第2弾。 本編は堂々の放置プレーで番外編を進めるという奇行。 そのうちこちらが背骨になりそうな感じがしますね。 *** 年末年始は演芸が華。 お着物で目を潤し、お三味線で耳を癒し、鮮やかな日本の話芸で初笑い。 ということで、令和6年1月篇です。 2024.01.05 神田伯山新春連続読み『畔倉重四郎』⓪ 於 イイノホール 年始一発目は伯山先生の連続読み。 自分を含めた500人のお客さんが、この日から5日間イイノホールに通います。 初日は前夜祭という位

        『偏好演芸日記』#4 令和6年3月篇

          『偏好演芸日記』#1 令和5年のまとめ篇

          エッセイ番外編です。 本編も軌道に乗っていない状態で番外編という意味不明な状態です。 これをねぇ、見切り発車って言うんですよ多分。 そんな訳で、番外編ですが何卒お付き合い願っておきます。 昨年の秋から演芸、とりわけ落語や講談を聴きに行くようになりました。 ペースは平均週に1回くらい。多い時は週の半分以上、落語か講談の会に行くこともあります。 平日の夜にある会も多いんで、なんとか仕事を片付けて駆け付けます。 公演は寄席をはじめ、ホールでの落語、独演会、講談の連続読みや

          『偏好演芸日記』#1 令和5年のまとめ篇

          『戯言用心記』#1

          はじめまして。 note、はじめました。 色々手探り。 いざ書こうと思うと筆が進まない、というか筆が迷うんですな。 書いたり消したり行ったり来たりやったり取ったりしています。 とりあえず初回なので、ゆるくいきますか。 悩みに悩んだ末の仰々しいタイトル noteを始めるにあたって長考したこの仰々しい字面。 noteやるぞって一念発起して一番悩んだのがタイトルってどうなん。 いやね、コンセプトを決めておかないとブレてしまいそうじゃないの。 一日の終わりにさくっと読め

          『戯言用心記』#1