呪詛


昨日はありがとうございました。
貴重なお時間いただき恐縮です。

あの時間のなかで2人から謝罪
でももらえるとばかり思っていたので
終始、筋トレの話を含め
叱咤激励をいただき驚きました。

「サパーはいい経験だった」趣旨、川島さんから昨日聞きましたが、そんなにいい経験だったなら、なぜ自分の子供をサパーで働かせていないのだろうと思いながら話を聞いていました。
僕の元気がないように見えたのは、訝しげな目で川島さんのことを眺めていたからだと思います。

歌舞伎町の区役所通りでオレオレ詐欺の元締めに殴られたり、生理ナプキンにヴーヴクリコを浸したものを啜らされたり、尻の穴にローターを入れさせられたりして
「川島さんの宿題」を懸命にこなしたことを昨日思い出しました。
当時は馬鹿正直に「宿題なのだから」と自分に何度も何度も念じていました。

サパーで働いていたのと時を同じく、5年前に知子さんから「オフィスの移転やらなんやらあるので、やっぱり内定を一度取り消させて欲しい。2〜3年経ったら迎え入れる。」と言われたとき、少し驚きましたが、こればかりはビジネスが絡んでいるのでしかたないと思って納得していました。

当時、学生の内定が企業都合で取り消される場合は企業側から、金銭的な補償50万〜100万をされるのが妥当だと人伝に聞きましたが、退けました。
ビジネスの論理で僕の内定がなくなったのなら僕もビジネスの論理で補償要求するべきだったのでしょうか。
「困ってる家族に補償なんて要求できない」という身内の情で接した僕の脇は甘かったのでしょうか。
ケツの穴が小さかったのでしょうか。
ケツにローターいれたのにケツの穴が小さいままだったのがいけないのでしょうか。
内定通知書類をもらわなかった僕は社会のルールにあまりにも無知無関心だったのでしょうか。

当時僕は別に学さんのことも、知子さんのことも恨んでなかったしハシゴを外されたとも思っていませんでした。強調しておきたいのですが、ビジネスが絡んでいる以上、こう言ったことは、いたしかたないことだと認識してます。

今年の夏に知子さんと会った際「大学を卒業したタイミングであなたを玲企画に入社させるつもりは、もうなくなっていた。」
と言われたときは正直「ハシゴはもう外されていた。自分だけ知らなかったのだ」と思ってしまいました。ただこれもビジネスが絡んでいるので仕方ありません。
ひどく残念なのはどうしてその決定がなされた時点でそれが僕の耳に入らなかったのかということです。

後ろめたかったからでしょうか。そして後ろめたさの代わりに僕は飯塚氏に引き合わされ、結果として岡垣氏の会社に入社させていただくことになったのでしょうか。
あるいはその場その場のノリと勢い、大きな声で全ては決まっていったのでしょうか。

学生の頃知子さんに誕生日プレゼントを渡すために吉祥寺東急百貨店2階のアフターヌーンティーでお茶をした際に「大事なのは『人間力。』遅刻をしない。報告をしっかりする。信用を積み重ねる。そういう当たり前のことをしっかりやる」と言われて当時は感銘を受けました。
ちなみに知子さんはアフターヌーンティーでの僕との待ち合わせに遅刻してきました。

(前株笑)プレシャスインターナショナルの登記の際に矢部あきらから1000万もらうも、すったもんだの末、ペーパーカンパニーになり矢部あきらが催促したにも関わらず1000万返さなかった話にも感銘を受けました。あっぱれの人間力に胸が熱くなります。

もう「人間力」なんて胡散臭い借り物の概念を馬鹿の一つ覚えに標榜して他人にご高説を垂れるのはやめましょう。



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