ワールドトリガー (23)

※コミックス最新刊のネタバレを含んでおります。









・B級最終戦。出水が舌を巻く才能がある香取はやはり強い。むら気さえ克服すればトリオンの多い木虎だからなー。

・茜は良い子だったので退場は残念。しかし、安全を考えれば記憶を消しておくのが安定なのに手心を加えるあたり、城戸指令も甘いところがあるようで。

・モノローグ上の存在に留まるかと思われたカンダタ登場。引越しとのことなので出番はしばらくなさそうですが、再登場して戦う機会は来るんですかね?どうでもいいけど、ユーマと同じ台詞を奇遇にもオビニャンに繰り返すの、若干NTRっぽいと思いました(下衆の発想)。

・実はやんごとなかったお子様。今振り返ると確かに身分の高い人間っぽい言動だったようなそうでもないような。多分後知恵。

・お姉さんはそういえば読みきりに出てましたっけ。てっきりオペレーター枠の未登場者なのかとばっかり。

・クローニンは多分メタ的なアレじゃなく、本当に作中で苦労人だからクローニンになったんだろうなぁ。

・それにしても、ボーダー内の派閥に半分ネイバーフッドの亡命政権があるって、けっこうややこしい立場である。ランク戦だけでなく、こういう所でも複数勢力が入り乱れてるんですね。

・そして更にノーマークで王家の人間だった人が。確かにブタゴリラはあだ名で本名じゃなかったけど。

・しかし、時間稼ぎで適当にけしかけた属国が即裏切って敵と内通してしまうのは割と痛い凡ミスだよ兄者。督戦官くらい付けるべきだったか……。

・戦闘では合理的な判断ができるのに、自転車に乗れないのにはゴネて正当化するヒュース。当初の描写からすると、こういう性格が素っぽくもある。

・『(じゃあ一人目は木虎だな)』 そうなの!?実力者とはいえニノも入れてるし、相変わらず胆力があるメガネである。

・突然のドラフト開始。葦原先生は読者がこういうの好きって分かってやってるに違いない。その通りです。

・意外なメンバーが多い隊長枠ですが、りっくんは一番意外。主人公補正のない修かと思いきや、香取共々いい出番もらってますね。

・ニノ怒涛の空気を読まない二連続パワーピック、しかも二連スナイパー。さてはパラメータの合計値でしか人を判断してないな?まあ君はそういう奴だって分かってたよ……。むしろ三人目で配慮を見せてユズルピックが意外か。

・3-1で日和りの犬飼、無難な木虎と弓場を退けヒュースをピックする男若村。ナイス判断と言いたいところだが、そいつ絶対妥当性のない指示にはズバズバ指摘を入れてくるよ?大丈夫?

・『(順当に行くなら王道のオサキトだが、それじゃ無難すぎて面白味がねえ。となると、ここは戦力的な互換性を持ちつつ流れが来ているオサカトか)……んじゃ香取で』ということですね!

まあ真面目な話、程ほどに裁量をくれつつ有事の際はしっかりケツを持ってくれる諏訪さんは修にちょうどいいと思います。

・謎に包まれていた実質一人の二人隊、漆間はある意味鮮烈なデビュー。カゲに対してぼかした表現を使ってくれる古寺が直球で欠点を指摘するあたりに、察してしまうものがありますね。すぐ下に更なる直球を投げてる人もいるし。

・真木さんはほとんどモブ同然の映り方なのに、なんでこんなに圧が強いんですかね……。修のお姉さんくらいのプレッシャーなのでは。

・『おこられちゃうから』は並の女の子がやったらあざとすぎて引かれる発言だよゾエさん!体格は熊、可愛さも熊、戦闘能力も熊なので実質熊。

・ヒュースはまだ分かるとして、二宮にすら候補に選ばれる水上。正直謎のレアスキル球種三味線の使い手くらいにしか思ってませんでしたごめんなさい。でも、言われてみればあの生駒隊のまとめ役なんだから超重要ポジションだ。

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