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さようならって最後にいつ言いましたか?

先日、近所の公民館から出てきたおばあさん3人組が、別れ際に「それじゃぁ、さようなら。」と言っているのを聞いて、ハッとしました。

もうずいぶん長い間、さようならって言ってない気がする。

社会人になってから、いや、すでに大学生のときには、サークルやバイトの最後に発する言葉は、「お疲れ様でした」一本になっていた気がします。

うーん、もしかすると中学高校の部活のときでさえ、「さようなら」と言ってなかったような、、、そう、「じゃーねー」とか「バイバイ!」だったなぁ。

ということは、毎日ちゃんと「さようなら」と挨拶していたのは、小学校の終礼で「せんせーさよーならー!」と言っていたのが最後?

夜遅くなれば、お別れの言葉は「おやすみなさい」だしなぁ、、、

言葉というのはどんどん変わっていくもので、個人的には古い言葉(例えば落語で出てくるような江戸の言葉)なんてのは大好きですが、かといって新しい言葉に抗うつもりも全くありません。

でも、「さようなら」がこのまま小学生しか使わない言葉になって、いつしか古語になってしまうのではと思うと、ちょっと寂しいですね。

人類の歴史上、現在ほど変化のスピードが速い時期はないと言われます。

あの、壁の丸い穴に線でつながってたジーコジーコやる黒電話どこいった?というかあれ、そもそも電源どこにあったんだ?線に込みか?停電の時にも使えるから不思議だったぞ!
納豆、いつの間に発泡スチロールの容器がデフォルトになった?今どき藁に入ってるの、水戸あたりの観光地だけだぞ!

この30年でいろんなものがなくなっていきました。言葉もどんどん消えていった。そういえば広辞苑って、新しい言葉が掲載されると話題になるけど、使われなくなった言葉は削ってるのかな?

話を元に戻しますが、さようならという言葉もこの30年で変わったと思いまして。

わたくしの肌感覚で恐縮ですが、こどもの頃に比べて、さようならという言葉のハードルがちょっと上がったというか、少し厳しいニュアンスになっているような感じを受けるのは、気のせいでしょうか。

例えば、男女の別れの言葉(オフコースの「さよなら」の影響か?)、もしくは軽い拒絶を意味するフィーリングがあるのですが、いかがでしょう。

わけのわかんないこと書いててスミマセン。というわけで、、、

さよーならー!( ´∀`)ノ

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