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雨にぬれても。

東京に雪が降った朝に、バート・バカラックの死を知りました。

94歳ということで、もうずいぶんなおじいちゃんですし、大往生ではありますが、大好き過ぎて心のぽっかり感は否めません。

名作曲家は数多いますが、この人ほど「どうしてこんな曲が作れるんだ」という、次元の違う名曲をたくさん生み出した人はいないと思っています。

その昔、大学のジャズ研で音楽に没頭していた頃、ジャズにも近いところにいた彼の音楽を聴いて、何というか、わけのわからないコード進行というか、転調の鬼というか、目まぐるしい展開に、天才とはこういうものだと諦めた覚えがあります。

そんなバカラックの作品の中でも、すごく聴きやすいヒット曲で、わたくしも一番好きなのが、「雨にぬれても」です。ウクレレ買って、練習したなぁ。

冬はどうしても亡くなる方が多いですね。寂しいですけど、生きるものの必然ですから、心穏やかに受け止めたいものです。

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