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リモートができない会社が行っている、1年半65名全員コロナ未発症記録を更新している取り組みたち

HRnoteの記事によると、海外におけるリモートワークの普及率はアメリカを筆頭に85%など、高い%を記録しています。

ちょうど去年にはTwitterのCEOが”リモートワークは個々の好きなタイミングまで延長していいですよ!”という趣旨のメールを送り、話題になりました。

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   (画像元:リンク先)

一方日本の99.7%を占める中小企業に属する、従業員65名のわが社では

・そもそも工場棟の稼働は出勤しないと不可能
・受発注システムを一括オンライン化していないため、混乱しそう

ということで残念ながらリモートワークはできません。

ですし、やはり日本型の雇用システムではリモートワークを推奨するのは難しいです。性悪説的にとらえると、リモートワークにしたことで成果が出なかったとき
アメリカは簡単にお役御免を伝えられますが、日本はそういうわけにはいきません。ミッション未達を「自己都合ですよね」とは言えない文化と仕組みがあります。

中小企業は数年は切り崩せばやっていける見通しありますみたいな余裕がある会社は少ないので、リモートワークによって業績がガタ落ちした際のリスクが高く、ちょっと踏み切る勇気は出ないのが現実です。

また、アメリカはジョブ型採用(『あなたの職種はこれ、やることとミッションはこれ。雇用期間はこれですので達成できること前提で君を採用します』採用)であることに比べ、日本はメンバーシップ型採用(『素人でもOK,組織と業績を”よく”するためにいろんな部署にも動かす可能性ありますよ。その分見捨てない(られない)からね』採用)をとっているため
仕事の型がまちまちで急にやめても回せない社員も多くいます。

これは社員のせい、というわけではなく仕組み上
異動を命じて間もない人がいたり、新しく入って右も左もわからない人がいるので、”はいあんたミッション与えたんだからやって。やれるでしょ”
と丸投げできる仕組みではない
わけです。

そんなわけで、日本の多くの企業はリモートワークを取り入れることができなかった企業が大半だと思います。これは実感地ですが、リモートワークしていない会社は特に製造業の友達が多かったと思います。

さらに日本企業の従業員平均年齢は41.1歳(2020年現在)ですが、
うちは嘱託社員の方も多く平均年齢が40代後半くらいですので
出社しないと稼働できないけど、危険にさらすようなことはしたくない、、』ということで社長及び役員陣は頭を抱えていました。

ですが、なんと全員出社にも関わらずコロナが流行って1年半、雇用形態×営業場所関わらず65名全員が未発症です!すごい。

最近はWithコロナ時代に慣れてきたのか
「お前んとこリモートかあいいね~」
「でも出社しないと一日の歩数300歩の日とかあるで~」
みたいな話が巷でされがちですし、ワクチン接種も始まってきました。
コロナにおびえる日々が終焉するまでにあとちょっと。

ちょっとだけど油断は禁物!ということで、全員原則出社の当社でバックオフィスがどんなことをしたのか(今更ですが)
上げてみたいと思います。

<従業員編>

1:出社制限(週1日自宅待機日)

どうしても毎日出社せねば発注が間に合わない部署を除き、工場稼働社員、もちろんパートさんも含めて週に1回自宅待機日を設定しました。

大阪と名古屋に支店がありますが、うちではたまたま従業員の皆さんが自転車10分圏内に住まれているので、通勤リスクがないこと 
物件が駄々広く感染リスクが極めて低いこと

を理由に2つの支店は特に自宅待機措置はしていませんが、

密集している東京の部署内でできるだけ1人はでるように調整したり、業務の集中する時期は稼働日を相談しながらうまく設定しています。

こんな感じで部署ごとに毎月出社リストを作り
管理しています。これにともない経理側での計算ロジックを部署ごとに変更したり、イレギュラー対応をしました。

2:部署ごとに出社/退社時間表を作成し、厳守

上の勤務表に少し記載がありますが、通勤リスクを避けるため
出社の時間を全体的に前倒ししました。また、個別に申告があった場合は
7:15-16:15勤務など、柔軟に対応しています。

<オフィス編>

1:毎日のアルコール塗布


特に全員が触る共用部分は徹底的に毎日アルコールで消毒をしています。
毎日8:50頃、おまゆが事務棟を駆け巡っております。部署が遠く話す機会が少ない皆さんとも話せるので、個人的には1日の楽しみな日課の一つです。

2:距離を十分取った席配置に変更し、ビニールシートで区切る

また、席配置も各部署ごとに離し、その上で

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(転載元:リンク)
こんな感じでビニールシートを引き、
コンビニのように隔たりを作っています。

<番外編>

ヤクルトがすごいかも

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(転載元:リンク)

あとですね。特に会社から指示を出したわけでもなんでもないのですが、
うちの会社にいつも配達に来てくださるヤクルトレディの方から、老若男女問わず多くの人がヤクルトを買って飲んでるんですね。

私の前職の会社にもヤクルト販売の方いらしてたのですが、あまり買ってなかったんです。かくゆう私は豊胸サプリとかやせる飲み薬とかそういうので失敗してたので”ヤクルトもそっち系かな~”と思って飲んでいなかったのですが

重度の花粉症だった方から『ヤクルトのむようにしたら治ったんだよね』と言う言葉をきいたことと、転職してきてから現在の会社の方々は”さすがに小規模と言えどやけに皆風邪ひかないし、引いてもすぐ出勤できてる不思議”を目の当たりにしたので半信半疑で飲み始めました。結果が出たらお伝えします。

調べてみると豊胸サプリとかそういうものと違い、シロタ菌が胃液などに負けることなく腸に届き、免疫力を上げてくれるみたいなのでウイルスに打ち勝つ力をシロタ菌がくれてるみたいです。

効果てきめんかどうかは全然わかりませんが、とりあえず1か月毎日飲んでいる旦那と私は元気にやっております。(笑)

まとめ

高齢者にワクチンが回りだし、日本でもワクチン接種率が向上してくると思いますが、
欧米諸国の接種率は40%を裕に超えているのに対し、日本はまだ2%以下

特に日本では副作用を気にして”打ちたくないなあ”と思っている高齢者の方も多いようですので、ワクチンだけではなく、自分で自分を守ることは引き続き大切だな~と思っていますし、会社としても
気を緩めることなくしっかりと感染予防を実施したうえで楽しく働ける環境を提供できるように引き続き対策を打っていこうと思います。


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