見出し画像

【総括】設楽聖司さんの対面プチオンリーを開催しました【実録】

この度、2024年3月16日(土)ときメモGSオンリー同人誌即売会 GS Memorial Box 5th open内にて開催いたしました、設楽聖司(単体)プチオンリー2『音楽室のダンスパーティーff(フォルテッシモ)』に運営のひとりとして携わらせて頂きました。

運営のひとりっていうか2人で運営していたので相方(主催)は約2年前に開催した設楽聖司Webプチオンリーに引き続き、こっこさんです。

※Webプチ2022運営レポートはコチラ。(2年前の私はテンションが高い)
※サクッと読める楽しいプチオンリー公式開催レポートはコチラ


令和の同人世情では珍しいであろう、個人主催同人イベント内で開催した個人主催プチオンリー。

会場前の案内
会場入ってすぐのプチ案内ポスター



当日は無事、誰も怪我することなく安全に1日を終えることができました。
初めての対面イベント運営だったこともあり、反省点がそれはもうありまくったのですが、有難いことに、サークル・一般参加者の皆様どちらからも「最高の空間でした」と仰って頂けたので、成功と言っても…いいでしょうか…!

Webプチオンリーの100倍決めることがあった今回の対面プチオンリー、個人主催同人イベント内開催だからこそやれた企画ばかりなので、今後プチを開催したい方の参考にはほぼならないと思いつつ、己の人生の思い出として約1年間の運営業務の記録を綴っていきます。

公式ガイドラインのない作品の二次創作は平たく言うと犯罪なので、大手を振って「頑張った~!」と言うのも気が引けるのですが、フルタイム残業労働&生活諸々+自分の同人活動+α…での運営は、私の人生の中で今後こんなに何かを頑張ることはもうないのでは………と言い切れてしまう業務量だったように思います。

大変に長いので(2万7千字)結論だけ読みたい方は目次より「企画者向けまとめ」へどうぞ。


概要

●母体イベント
ときメモGSオンリー同人誌即売会 「GS Memorial Box 5th open」
(100SP直参の個人様主催ジャンルオンリーイベント)
日程
2024年3月16日(土)12:00~16:00
場所
東京都日本橋プラザマーム
●プチオンリー参加サークル数
本部除き28サークル


対面プチオンリー開催のきっかけ

前回のWebプチオンリー2022が終了した際、アンケートの結果等をまとめた無配企画誌「お楽しみBOOK」のあとがきで、こっこさんと私はこんなことを言っておりました。

2022/10/30無配 お楽しみBOOK P16より


きっといつかまた開催出来れば良いな


お楽しみBOOKのあとがきの内容なんて誰も覚えていないだろう……と分かってはいたのですが、2022年にこの文言を世に出して以降、私はずっと「いつかやらなければ………」と頭の片隅で勝手な責任を感じておりました。

ものすごく楽しかったWebプチオンリー。
設楽聖司さんのことは変わらず大好きだけれど、体力・時間・金銭面全てにおいて、気軽に「次やりましょう」と言えるような企画ではないのは明白。(運営2人ともがどうせやるなら…と企画をてんこもり用意してしまう自業自得な性格だからであって、開催だけならそこまで大変じゃないです…!)

私自身、プチ2022以降、家族の体調が芳しくなかったり、仕事が前よりも忙しかったり、あくまでも趣味のひとつでしかない同人活動を今のペースで今後もずっと続けることはできないよな~とぐるぐる考える日々でした。


そんな中、こっこさんと食事に行った日のとある帰り道。
駅のホームで、私はふいに「自分の環境を鑑みたときにもう人生で今しかできないと思う。プチオンリー2、やりませんか?」と伝えていました。
こっこさんも色々考えることはあったと思うのですが「………やりますか…!」と同意してくれ、2023年5月下旬にプチオンリー2の企画が始動したのでした。

お互い口には出しませんでしたが、きっとこのときにテーマは「最初で最後だから、やりたいこと全部やる」に決まったのだと思います。



支出

対面イベントを開催するにあたって切っては切れない金銭面。

最初に書くの?!って感じなんですが、1番気になる部分だと思ったので、最初に赤裸々に書くことにします。

なんかいっぱい企画するとこれくらいかかるのか~という参考になれば、、、。(決して参加者の方々に恩着せがましい態度をとるために開示するわけではありません。ただただ事実として見て頂けたら…。)

特定されない程度に項目をぼかした経費(Webプチ2022の赤字分も含む)

・企画関係 約20リッチ
・印刷物関係 約20リッチ
・デザイン関係 約3リッチ
・雑費(送料や謝礼やスぺ代、その他諸々) 約12リッチ
※↑運営が首都圏在住であればもっと安く済んだ部分

約55リッチ
(生花スタンド、運営一同の宿泊費、その他細々した自分持ち経費は除く。これ入れたら余裕で60リッチ越えます。)

※生々しいので「万円」を「リッチ」に変えています。


こんな感じでした。開催1ヵ月後の4月下旬現在、もちろん赤字です。

諸々の雑感はまた最後に書きますが、こんなにやりたいこと全部やれて満足しているのであれば大成功では…?!っていう結論です。

さて、恐怖の経費を披露したところで準備物などの項目に戻ります。


初動の準備

5月末から始動した企画でしたが、このとき運営一同、7月のイベントで出す個人誌新刊の原稿の真っ最中。自業自得とはいえ、企画運営の初動と新刊執筆の両立にぶっ倒れそうになりながら、下記の業務を進めていきました。(というかプチ運営中は常に「個人誌新刊の原稿の真っ最中」であった。)

・母体イベントの決定

「プチオンリー」とは発起人が好きなカップリングやキャラクターで、ある同人即売会に一斉参加を呼びかけ、様々な提案をするイベント内企画のこと。最近だと、新刊カードを集めて開催する赤ブー内(プチ)オンリーが有名ですね。

はじめは、夢は大きく"オンリーイベント"開催だったのですが、1番の問題はとにかく人脈がなくスタッフの人数を用意できない。また、対面イベントを開催するなら関東一択でしたが、運営一同地方住まいのためロケハン等も大変すぎる。
そんなわけでやっぱりプチオンリーしかない!と、企画を開催させて頂ける母体イベント探しがスタートしました。(絶対前回よりパワーアップさせたかったので「対面イベント」は確定事項でした)

ジャンルの状況ややりたい企画など様々検討の末、GSMB主催者様に打診し、2024年3月16日のGSMB5で開催させて頂くことが決定したのでした。



・ロゴデザインの依頼


前回のプチでとても素敵なイベントロゴを作成してくださったnzworks様(以降ネズさん)。

2022年Webプチオンリーのロゴ

今回も是非!ということで、速攻プチ2のロゴ制作もご依頼しました。
春開催だからピンク系で…というざっくりとした依頼だったのですが、ネズさん自身もGSプレイヤーとのことで「春・卒業・ときメモGSの思い出」をとびっきり詰め込んだ素敵なロゴを仕上げてくださいました!感謝の気持ちでいっぱいです!

カラフルな花びらは設楽聖司と様々な人の群像劇的な関わり合いを意識してくださったそう



・告知サイト構築


ネズさんから最高のロゴを受け取り、全体のテーマカラー・イメージなどが決まったところで告知サイト作りもスタート。今回もこっこさんがめちゃくちゃ頑張ってくださいました…!

前回のWebプチに引き続き、個人主催イベントでXだけでなくWebサイトがしっかり存在しているのは、参加者様的には安心材料のひとつにはなったのではないかと考えます。

サイト構築にあたっては、サークル参加申し込み方法をGSMB5主催者様交えて相談させて頂いたり、よくある質問コーナーの内容練ったりなど事務作業もたくさん発生しました。地味に大変だった。
(2022年のWebプチでは、サークル参加申込み方法が分かりづらく参加サークルの皆様にお手間をかけてしまったので、反省を活かして今回はGSMB5申し込み時に「プチに参加する・しない」を選ぶだけの簡単なサークル参加方法になりました!改善できて本当に良かった!)


・企画決め

設楽聖司さんの同人誌やグッズが山ほど欲しい…!!!
……というそもそもの目的を満たすためには、対面イベント参加という大変高いハードルを乗り越えるくらいの魅力的な企画を立案してサークル参加者様、そして一般参加者様の集客をしなければなりません。

…という実務的な面もありますが、単純に大好きな設楽聖司さんを主役に据えた企画を考えられるのは運営一同のご褒美タイムとなりました。
詳しい裏話は次項目の「企画一覧」で書いていますのでそちらにて!



全9大企画一覧

というわけで今回のプチの企画一覧です。

地の利を活かし(?)、絶対に個人主催イベント内開催のプチオンリーでしか実行できない企画を山のように立案しました。全部の企画に死ぬほど準備エピソードがある。


①プチオンリー記念発行本 頒布

前回のプチで作成したパンフレット&お楽しみBOOKがとても嬉しい出来だったため、今回も企画。
今回は諸々検討の末、設楽聖司さんのありとあらゆる情報をまとめる丸わかりブック兼コミックアンソロジーの内容で進めることにしました。

結果、楽しい内容になりましたので、ここからは裏話の紹介。長い。

プチオンリーという公共性のあるイベントのため、(漫画を除き)運営個人の思想・自我は排除し、ちょっとした言い回しも全て公式で使われているものを徹底して使用するというルールで作成しましたが……できていましたでしょうか。(可能性が限りなく高い推察も少し記載したので、それを自我にカウントするならば"自我"はあるかもしれません。すみません。)


設楽聖司のヒストリー

ゲーム内で確認できる設楽聖司さんの情報(△関係以外)を年表形式でまとめたコーナー。出典付き。

2月という早生まれ故に悩みがちな「これって設楽聖司さんが何歳の時の出来事だっけ…?」を解消できるよう"年齢"の項目を入れたり、PSP版のみ発生のADVがソースの出来事もまとめたため、switch(DS版の移植)で初めてGS3を始めた方にも親切な仕様になったのでは…と思います。
時期が不明確な出来事については、自我になってしまうのでは…?と書くのを悩んだのですが、重要な内容なので、推察だと分かるようにして記載しました。

運営2人、血眼でWチェックして誌面に落とし込んだので、多分間違いはない…と思いたい。(不安)(あったら遠慮なく教えてください…)


【漫画】ご来場者の皆様へ

3コマ目、友人に撮ってきてもらった会場写真を加工した

オールジャンルイベントのパンフレットで「GS3のイベント注意喚起漫画」を読むのが設楽聖司さんと出会ってからずっと夢だったのですが、どうにも叶う気配がなさそうなので、こっこさんに案出ししてもらってこの機会に自分で描きました。全5頁。
万札で同人誌の支払いをする設楽聖司さん、かくあるべし。



参加サークル一覧

なんと本部あわせて30SP!

当本はイベントパンフレットも兼ねているので勿論全サクカを掲載。
誤字脱字、掲載順(あいうえお順)が正しいか…など恐ろしいくらいに確認しました。今回も参加サークルカルタ優勝できるぞ!

イベント当日は季節柄、病欠のサークルさんも複数いらっしゃったのですが、このコーナーが参加サークル様のそれぞれの思い出になってたらいいなあと思います。



プチオンリー全9企画紹介

当本はイベントパンフレットも兼ねている以下略。
企画紹介ページがあることで、当日会場に来られなかった人や、数年後に「こんなイベントあったんだ~」ってたまたま手に取って頂いた人にも、当日の熱量を感じて頂ける本になったかなと思います。(実際イベントに来られなかった方からも熱い感想を頂きました泣)

等身大パネルのラフなども掲載しており読み応え抜群のコーナーです!



クロスワードパズル

プチ2022でも作成したクロスワードパズルの2024年版

2022版では使用しなかった設楽聖司さんに纏わるワードのみで作成した(執念?)12×12の巨大クロスワードです。確か累計2週間くらいで運営2人であーだこーだやり取りしながら作りました。一応記念本を全部読むと全問解ける仕様になっています。

作成時のエピソードとしては……
出席番号順で「設楽」と共に煌めく「鈴木・佐藤」を回答に入れられなかったことを本当に悔しく思っています…!(正確には「スズキ」を入れたパズルが一度完成したのですが、スズキを入れるとどう頑張っても「アミーゴ」という設楽聖司の対義語ワードが発生してしまい、試行錯誤しても改善できなかったので丸々没になりました。)(鈴木と設楽は特段アミーゴではないという綺麗なオチ…)

【お詫び】

クロスワードパズル解答ページに誤字があり、その結果最後のキーワードが解けないという致命的なミスが発生してしまいました。混乱を招いてしまい、大変申し訳ございませんでした。
※詳しくは【コチラ】のお知らせページをご確認ください。※

なんだよ「ンイトヨ」って…………………………………………!!!

余談なんですが、誤字発覚のきっかけが「クロスワードパズルガチ勢のサークル参加者の方が、プチ当日にご自身のスぺースで速攻で解いて本部に教えにきてくれた」だったの、今考えるとめちゃくちゃ面白いなと思います。
当日は「100回校正したのに?!」「プチ2022よりも巨大なパズルになってもキーワードがどっちも『ダイスキ』っていう天丼オチの予定だったのに??!???!!?!」と運営一同激・落ち込みしていたのですが、なんだか今は設楽聖司さん然としたおマヌケな愛嬌すらある「ンイトヨ」に気が抜けている状態です…。は~…。



【考察】設楽聖司さん好みの紅茶

ゲスト:遥さん(設楽聖司さんのことが大好きなガチガチの紅茶マニア様)

後述しますが、シールラリー企画の景品は「設楽聖司さんが常飲していそうな紅茶のティーバッグ」でしたので、遥さんにはその選定&それに伴った大作考察を書き下ろして頂きました。全8P!本当にお世話になりました…!泣

遥さんは我々運営からの依頼受諾後、更に紅茶の知識を蓄えるべく紅茶専門店に通いまくり店員さんともたくさんお話され、設楽聖司さんの「ブランチには濃い目の紅茶がいい」という台詞及び紅茶にミルクを入れるか入れないか問題読み解きのためにストレートティーを毎日飲み比べまくって胃痛を起こされたとのことで、なんか…すみません……!ものすごい覚悟を持って挑んでくださりありがとうございます…!!!!!

結果、設楽聖司さんが常飲していそうな紅茶の銘柄を15選+αも紹介する最高の考察を書いて頂きました。
読み応え抜群、語り口も軽やかで本当に面白いので、設楽聖司さんのことが好きな人というかGS3・GSシリーズが好きな人全員に読んで欲しいです。知識欲が満たされまくって気持ちいい!!!!!!!!!



【クローズアップ】設楽聖司徹底解剖

以前、私の個人的な趣味で設楽聖司さんの出生時間を占いで特定したことがあったのですが、その際、占い師さん用に「二次元の素養がない人に設楽聖司という男を寸分の狂いもなく伝えるための6000字の資料を作成していました。

その資料自体は占い師さんとの契約上、ネット公開しなかったのですが、こっこさんが気に入ってくださり、今回、はばチャのパロディという形で、情報を再利用(?)することができました。良かった!(勿論追加の検証プレイもしっかり行いました)

あとこの企画は単純に、GS3のはばチャが1冊しか発売されなかったことへの悲しみの気持ちを晴らす機会にもなったので、無事成仏することもできました。本誌リスペクトのガビガビ解像度のキャラクター画像(なんで???)、拘りポイントです。

"徹底解剖"の名に恥じぬよう、このコーナーでは設楽聖司さんが「主人公のテスト成績が180位以下だと友好度がちょっと上がる」みたいな細かな内部設定などにも触れてます。あんなに器でかいのにこんなに器小さいのサイコー!



【超豪華執筆陣】コミックコーナー

10年ほど前から設楽聖司さんを描かれていた作家さん達を中心にお呼びして、コミックコーナーを作成しました!記念本の半分はコミックコーナーになっています。主人公との男女CPからGS3男子との友情まで全網羅。

商業誌で活躍されている方も多く、日々大変お忙しい中でも執筆を快諾してくださり、心から感謝しています。大好きな作家様の原稿を取り扱う緊張感はとんでもないものでしたが、大好きな作家様の設楽聖司さんの漫画が読める令和はとんでもなく幸せでした。

ちなみに主人公に関して、ネームレスのご依頼ではなかったのですが奇跡的に全ての漫画が主人公ネームレスになりましたので、夢女子の皆さんも安心してお手に取って頂けます!!!(GS同人ならではの難しさ)



その他(協力者紹介ページなど)

当プチに協力して頂いた方を紹介するページを最後に設けているのですが……そこで「設楽聖司さんの好きな台詞」アンケートをとりまして。

読んで頂いたら分かるのですが、めっっっっっちゃくちゃそれぞれの個性が滲む良い質問だったと我ながら嬉しく感じています。
しかもアンケート回答時、「え?絶対これしかないでしょ…被ったらどうしよう…」と考えられていた方が複数いらっしゃったみたいなのですが(かわいい)、運営含め10人誰ひとりとして被らなかったので、やはり皆それぞれに心に輝く設楽聖司さん像があるのだなあと感動しました。

ちなみにこちらの記念本、1番最後のページを奥付ではなく「あとがき」で〆たかったため、奥付の内容を目次ページに入れ込むという荒業を使い、エモい読後感を優先しています。この本のお気に入りポイントです。

記念本掲載あとがき


あとは……雑誌の誌面作成などは特にやったことがない素人による記念本作成だったので、オシャレな誌面作りは早々に諦め「わかりやすく、読みやすくするには…?」を追求した結果、総務省の広報誌を参考にするという稀有な事態になっていました。めちゃくちゃバックナンバー遡って読んだ。どういう事態?




…以上、できる限りの愛を詰めこんで作成した一冊になりました!

全ページ編集した私が言うのもなんなんですが、最早設楽聖司さんを知らなくても、情報・論評ジャンルの本としても読み応えがある100頁越えの本になったかと思いますので、是非色々な方にお手に取って頂けたら…と思っています。
印刷は緑陽社さんだよー!!印刷超綺麗!!!!



②シールラリー企画

プチオンリーなので、参加サークルさんを巻き込んだ企画は絶対やりましょう!と決めており、様々なラリーの案出し・検討の末、「好きな言葉を選んで設楽聖司さんを褒めまくることができるシールラリー」を開催することにしました。(なんだそれは)

ガチ初期案では、シールは1種(LOVEシールを集めて設楽聖司さんを照れさせるシールラリー)だったのですが、あくまで単体プチオンリーなのに夢要素が強くなりすぎる不安や、オンリーの規模的にも画一的じゃなくもう少し自由度が上げられるのでは…?とどんどん夢が膨らみ、最終的に PSP版の「大接近」&「アプローチモード」を模した台紙とオリジナルシール(通称:褒めシール)を5種も作成・発注する運びとなりました。やりたい放題である。


シール作成裏話

デザイン:ネズさん(参考サンプルにプ〇キュアのロゴを提出した。笑)


設楽聖司さんを褒める言葉5種については、基本的に公式文言から選定。

愛してる
設楽聖司さんの告白台詞より。我々からも伝えたくて…。
やさしい
博物館常設展示ときめき会話&植物園3回目会話より。ひらがななのはより優しそうな雰囲気を出すため。笑
カッコいい
PSP版シナリオライターインタビューの見出しで「かっこいい」と言われていて嬉しかったので。
カワイイ
水族館ときめき会話より。
素敵
2021年体育祭配信イベントでの設楽聖司さん応援スタンプの文言より。



さて、運営一同、シールを発注するのは初めてで、大量の作成が必須にも関わらず数字の計算が大変苦手というポンコツぶりだったので実際の作成は困難を極めました。笑

まず仕様。低予算でオリジナルのシールを大量に5種類も作ろうという難題。シールラリーで使うものだからPP加工もしたいし、貼りやすい紙質にもしたい。発色も綺麗であってほしい。
そして数。現場で選んで貼ってもらう企画にする以上、全ての柄に数の余裕が必要。そして記念本の通販分にも絶対にシールを付けたい



つまり…………何枚&何円あれば足りるの???(大混乱)




プチ参加サークル数が確定していない状況でシールの発注をかけないと後の作業に支障が出てしまうスケジュールだったため、とりあえずこれだけあれば…?と仮の数字を出して、シール業者さんに諸々相談。
用紙サンプルも取り寄せ、実際に全部触って仕様や最終の数を決めていきました。(再剥離タイプは予算的に無理でした泣)


てんやわんや(外出先でこっこさんとMTGした)で入稿して、後日………………
尋常じゃなくついた余部含め合計5000枚近くのシールが届きました。

PP加工も発色もバッチリ

フレークタイプのシールは予算&仕分けの手間的に難しかったため、ズラーッとシールが並んで印刷されるタイプで発注したのですが、予想外にもA4サイズの台紙にギッチリシールが印刷されたため、参加サークルさんへの当日配布分と通販納品分のシールを全て、手作業で切り分けることになりました。(予算の兼ね合いで台紙のサイズや1枚あたりのシール配置数を選べなかった)(そして通販分にシールをつけるのを諦める考えもなかった)

運営一同、イベント前後にノイローゼになりながらシールをひたすら切り分けたことは強烈な思い出になっています。(と言いつつほぼこっこさんが切ってくれた)(清潔な場所で作業したかったのでホテルで手袋して切ってます。ご安心を……。)

そんなわけで今後頒布する分の記念本には、通販・イベント手売り分問わず全てシール5枚セットをお付けしています。是非ご自身の手で台紙にシールを貼って、設楽聖司さんを褒めて頂けたら…!!
(本当はプチ当日、サークル参加の方にお土産として褒めシールをお持ち帰り頂きたかったんですが、余部の数など柄ごとでマチマチだったため、通販分にも全部つけようと思うと手持ち分では足らずで実現できませんでした。当日はせせこましく返却をお願いしてしまい申し訳なかったです。)



当日の思い出

そんなこんなで褒めシールを使ったシールラリーは「複数種あるシールから選んで台紙に貼ってもらう」という、明らかにサークル様に負担を強いる仕様となったため、GSという規模が大きくはないジャンルだったからこそできた企画になりました。ひとつのカップリングで100サークル超えるような巨大ジャンルでは絶対にできなかった。

シールの配布方法自体はサークル様それぞれにお任せしていたため、某参加サークルさんに「褒めシール、どうやって配られましたか…?」とイベント終わりにお尋ねしたところ、「アナタは~…素敵だからコレにしよ!♡(素敵シールぺたり)」「アナタはカワイイからこれ貼っちゃう!♡(かわいいシールぺたり)」と軽やかに配布した旨をお教え頂き、気が狂うほど笑いました
自分で好きな文言のシール選んで貼るのも勿論嬉しいけど、こうやって好きなサークルさんが直接選んで貼ってくれるのも嬉しいよな~と感じます。


ご協力頂きましたサークルの皆様、楽しんでくださった一般参加者の皆様、本っ当にありがとうございました…!!!

景品交換時の本部では「ひとつの言葉でひたすら褒めまくられている思想の台紙」や「枠を無視して褒めシールを大量に貼りまくっている百戦錬磨タッチの台紙」など個性豊かな台紙をたくさん見られてとても楽しかったです。何度も大笑いしました。

右上の景品交換済欄にハートのシールを貼る際も「大接近大成功~♪おめでとうございま~す!」と楽しく景品交換させて頂きました。3回景品交換すると彼のハートがドキドキMAXになる仕様の台紙にできたのも良かったなと思っています。

私の思想台紙(交換済ハートシールは市販品です)



シールラリー景品

前述の通り、シールラリー企画の景品は「設楽聖司さんが常飲していそうな紅茶(全5種・解説シート付)」でした。

1回目の景品交換時に紅茶と共に配布した紅茶解説シート


私自身の嗜好として実用的な景品が良かったので、消えものだし興味深いし設楽聖司さんでしか成立しない品物なので、なかなか良い景品だったのではと思います。紅茶苦手な方でもティーバッグなら誰かにあげやすいしね…!
3回目がランダム配布なのは予算の都合です。(デ〇メアのティーバッグが本当に高くて…!笑)



反省点

さて、反省点…!

たくさんあるのですが1番は、全9枚のシールラリーを完遂できた方がめちゃくちゃ少なく、景品の紅茶が爆余りしてしまった点です。

具体的な原因は下記の3点だと考えています。

①シールの配布ルールが厳しすぎた
●各サークル様1会計1枚の配布でお願いしていたのですが、1冊購入につき1枚配布のルールにすべきだった。(早々に頒布物が完売されたサークル様が多く、シールはあるけど配布ができない状況が見受けられたため)
●本部でも配布すべきだった。(各サークル様でお買い物をして欲しくて、本部ではシールを配っていませんでした。ですが、記念本購入者に1枚渡すのは当然のこと、例えばグッズをフルセットで購入頂いた方はその場で9枚シールをお渡しするなどすれば良かったなと今更……。)
※一応、当日のシール予備数があんまりなくて本部では配布できなかった背景がありました。

②ラリー台紙が有料
¥1,000-の記念本(パンフレット)の裏表紙がラリー台紙だったため、記念本を購入頂かないと企画に参加できない状況でした。ハードル高いよね…。

③そもそも煩わしい企画だった
「絶対に欲しい本を買い逃さないために、時間をロスするシールラリー企画は煩わしいから参加しない」という方も多く見受けられ、同人誌大好きな私からしてもそりゃそう!!!!!!!としか言いようがなく、難しい企画だったな~と思います。


読み切れなかった部分も多かったとはいえ、ただただ詰めが甘く、たくさんの方に手軽に楽しんで頂ける仕組みづくりができておらず、本当に申し訳ない状況でした。

結果、準備していた景品のティーバッグが「数年分ある?」ってくらい余ってしまい、現地スタッフさんやGSMB5主催様にお土産としてお渡しし、あとは運営2人で分けて持って帰る事態となったのでした。(勿論交換MAXの量で準備していたので余るのは当然でしたが、予想の倍くらい余りました。)

今日まで毎日飲んでおり、どれも香り高くめちゃくちゃ美味しいので嬉しいのですが、だからこそもっともっと手に取って頂きたかった…!

また、シールラリー企画の元々の宣伝文句としては「あなたの好きな言葉で設楽聖司さんを褒めよう!」だったので、参加者様全員がご自身の手でシールを選べない仕様にしてしまったのは運営の責任として申し訳なかったです。


最後に購入時の裏話で締め。

景品で配る全ての銘柄の紅茶について、設楽聖司さん然とした業者の量購入したのですがティーバッグ形式では個別販売していないお店もあり、諸々問い合わせていたら「〇〇〇個…?!な、なにに使われるんですか…?!」と電話がかかってきたりしました。忘れられない思い出です。(「ちょっとしたパーティーがあってお土産に…」と答えました。ビビらせてごめん。)

景品の紅茶だけでもデカい段ボール二箱分搬入してました



③サークル参加者限定共通POP配布

プチオンリーといえば共通POP!

POPデザインは私が考えさせて頂いたんですが、作成前に「背景に音符とか敷こうかな~」とこっこさんに相談したところ「音符敷くならプロのピアニストさんに有償で書いて頂いたバラード1番の楽譜があるのでそれ使ってください!!!!」と爆速でデータが送られてきました。(こっこさんが以前出された音楽考察本で使われたもの。改めてPOPでの使用も許諾済)
や、やば~~~~~~?!?!?!?!?

※GS3ゲーム内で設楽聖司さんが演奏する楽曲がフレデリック・ショパンの「Ballade no.1 g-moll Op.23」

というわけで、「サークル参加」POPの背景には出会いスチルBGMのバラ1、「シールラリー参加」POPの背景にはコンクールスチルBGMのバラ1
の楽譜を使用しております。えげつない拘り。

POPの使用は任意でしたが、サークル参加の皆さん全員使ってくださっていてとても嬉しかったです。ありがとうございました…!



④設楽聖司さん等身大パネルフォトスポット

~赤パンチカーペット(防炎)を添えて~


当プチの目玉企画!!!設楽聖司さんとダンスが踊れるフォトスポットです。(2年目卒業間際設定173cmの等身大パネル)

イラスト作成はささちんさん。

信じられないくらいカッコイイ設楽聖司さんです。実物のパネルも信じられないくらいかっこよく、当日は手の先から足の先まで何枚も何枚も何枚も写真を撮りました。至福。

ご尊顔アップ
おみお手アップ
おみ足アップ

ささちんさんへの依頼時の資料はこれ↓だったのに、こんなに↑かっこよくなって返ってきて感無量です…!!!

「こういうことがやりたくて…」と送った資料


具体的なポーズや表情については、テーマが「被写体が前を向いていても後ろを向いてても、パネル単体でも、ぬい撮りでも、撮った写真に自作イラスト合成させても、男女CPでもBLでも夢でも全ての思想の人が楽しめるパネル」だったので、最終決定までに本っっっっっっっっっ当に莫大な数の差分ラフを作成頂き、目線や親指の角度まで細かく何度もご相談させて頂きながら、拘り抜いた組み合わせを選びました。(ラフの一部を記念本に掲載していますので是非!!)
誤解を恐れずに言うと最早運営よりもささちんさんの方がプチオンリーに向き合ってくださったと感じるくらいの熱量で話し合ってくださり、心から感謝しております。


イベント当日は、皆さん思い思いの素敵すぎるポーズで撮影されていて大変嬉しかったです!全員ポーズ&大喜利がうますぎる。

私自身も運営として何人かのシャッターを切らせて頂いたんですが、女の子二人組が設楽聖司さんをハートで囲んでいてめちゃくちゃ可愛いな~と思ったり、めっちゃカッコイイダンスポーズをキメてらっしゃったり、撮影のために華やかな装いに着替える方がいらっしゃったり、コスプレ姿で撮ってくださったり、ぬい撮りしたりと、とにかくこの企画やってよかった~~~~!!!!!!と思うばかりでした!

運営&プチスタッフもイベント後に「有名人の設楽聖司さんを囲む観光客」というふざけたテーマで集合記念写真を撮ったりしました。楽しかった。


さて、ここからは制作時のとりとめのない裏話。


告知画像について

プチXで公開した等身大パネル企画の告知ラフ画像について、実は……
見栄えが良くなるようにお顔がより小さく描かれた設楽聖司さんでした。

パネル実物よりも等身が高いver.の告知画像


実際のパネルはリアル人間と撮ることを前提としてラフより少し等身を低くしたものを使用しています。どっちもかっこいいですね♡(ささちんさんが最初に2パターンラフを作ってくださったので、Xではせっかくなのでスタイルの良い方を採用した経緯)


ポーズ集について

当日は参加者の方が撮影ポーズに迷わないよう(皆さんポーズ上手すぎたので要らなかったと思いますが…!w)、ポーズ集を事前ネットで公開&壁にポーズ16選を印刷して張り出していました。

開場前のパネル付近の様子

ポーズ案の一部は、とある夏の深夜、娘役の気持ちになりながら(歌劇観劇後にポーズを考える会を設けたため…)誰も通らない場所で運営一同、実際にポーズをとってみて考えたのですが、自身の身体がおしまいなくらい硬かったため、なかなかうまくいきませんでした。結局ほぼ写真みて描いた。アラベスクができたらよ~!



パネル発注について

そもそも何故この企画が立案されたかというと、既に運営一同、過去に等身大パネルを作った経験がありノウハウがあったからでした。(去年の春に誕生日プレゼントとして私がこっこさんにイラストデータを渡し、こっこさん自身でパネルを発注した。)

その時は厚紙での作成だったので今回もそのつもりで入稿したのですが、パネル業者から「腕がひらいてるので1人用のサイズでは難しいです。2人用のサイズで作ります。」「腕の部分、厚紙だと強度に問題があるのでスチレンボード+特殊紙使用にさせてください。」と言われ、結果、とんでも高級仕様の等身大パネルが出来上がったのでした。

設楽家のご長男(ルビ:たからもの)である設楽聖司さんのパネルはそうあるべきなので、本当に美しい仕上がりになり大満足しています。


初期案について

ガチ初期案では、背景&グランドピアノ&座ってる設楽聖司さんのパネルをそれぞれ別に用意して(正気か?)座る用の椅子を置いて「設楽聖司さんと連弾してる風の写真が撮れるスポット」みたいな、没入感のある体験型スポットを夢みていました。企画展の域すぎて、流石に予算とスペース的に不可能でしたが…。

でもその名残(?)で、赤パンチカーペットを敷く案だけは残り、当日もフォトスポットとして見栄えのする場所になったかなと思います!
赤パンチの円型カット(1800Φ)はこっこさんが自宅で家具端に寄せて切ってきてくれました。ありがとう…。

作業時の様子



⑤記念グッズ3種配布

実は、元々グッズの作成予定はありませんでした。

後述しますが、「参加サークルの皆さんにオリジナル便箋でお礼状書きた~い!」という採算度外視すぎる欲望が最初にあり………

便箋の最小ロットを考えると 「じゃあ残部はグッズとして頒布してみましょうか」となり、 「レターセット頒布するなら封蝋も頒布したいね」となり、 「私達の夢全部叶えるならあとは『ショッピングバッグ』じゃないですか…?!」 と芋づる式(?)に頒布グッズが増えていったのでした。
同人グッズとしての売れ線ラインナップじゃないのはこれが理由です。(あけすけ)

採算より運営としての夢をとったグッズ3種は下記にてご紹介。


【箔押し一筆箋】


ピアノブラック×金箔のウルトラシックな封筒に、設楽聖司さんの瞳の色をイメージした赤箔のロゴを誂えた便箋のレターセットです。

「やりたいこと全部やる」を目標に掲げつつも、予算や納期の関係で話し合いに話し合いを重ねて実現した企画ばかりだったのですが、この箔押し一筆箋だけは企画が始まってすぐ「(お礼状用に)ほしい!!!」という勢いのみで発注したものでした。
箔押し専門店ホームページの制作事例を見ていたらオタクとしてあ~~~まりにも胸がときめいてしまい…。

箔の範囲をみて頂くと分かるように予算をだいぶ取ってしまったのですが笑、箔も紙も20種類くらいから選び、仕上がりは流石専門店クオリティーの細部まで美しい便箋になったので、最初で最後のプチオンリー、ものすごく記念になるものが作れたと心から思えます。
こんなに素敵な便箋で参加サークル様方や企画のご協力者様方にお礼をお伝えできたこと、 大変(自己)満足しています。

頒布グッズとしてはなかなか使いどころが難しいものになってしまったかと思いますが、 本当に美しいので単純に記念の品として是非お手にとって頂けたら…!♡
便箋も封筒も、しっかり厚みのある紙でどんなペンでもとても書きやすかったです!(実用性もアピール)


【 シーリングスタンプシールセット】


先述の通り、便箋があるなら封蝋もほしい!というわけで、こっこさんが作成してくれました。蝋からパッケージから台紙まで全て手作りです。(イベント運営やってる人の作業量?) 11月のラヴコレ前日のホテルで運営2人で必死にパッケージングしました。


たまたま様々な色の蝋を使って作成したので、後付けで服の属性別に分けることになりパッケージを作成、 「この色のシーリングは…キュートですかね…?」「それ逆にビビットじゃないですか?!」と後付けでできあがった封蝋を種類分けました。うまくいくもんだ。

各属性別での商品紹介ポストも、設楽聖司さんの服装評価セリフを使って楽しくコメントできたかなと思います!


ちなみにレターセット含めグッズの超絶宣伝写真は、こっこさんの身内に物撮りのプロがいるので(チートのプチオンリー) その方にお願いしました。 本当にありがとうございました…!!!! 素敵すぎる!!



【リボン持ち手ショッピングバッグ】


対面の同人イベントといえば………
ショッピングバッグ!!!!!

全3色のオリジナルショッパー

この機会に同人オタクとしてショッピングバッグを作りたい!せっかくならメチャクチャ可愛いデザインのバッグにしたい!できる限り安っぽい出来にはしたくない…!

よし、グラデ素材をフルカラー全面印刷してマットPP加工して持ち手をリボンにしよう!!!!!!! えーっと…見積りは……………

12万~~~~~~?!????!(そりゃそう)

というわけで死ぬほど色んな販促物サイトを巡ったのですが、ロット数的にもとても現実的な価格ではなく、だからといって運営2人とも全く諦めがつかずで、最後は最安値サイトの最安値納期で全面フルカラー印刷&マットPP加工付きで作成してもらい、なんと持ち手のリボンは手作業で結びました。(だからリボンが全3色ある)

丸3日かかったとのこと……こっこさん、本当に本当にお疲れ様でした……(私がパンフ全頁編集、こっこさんが全リボン結びという分担でした…)

マットPP高級感でる!
折り返し部分までしっかりフルカラー印刷


さて、イベント当日は色んな方にお手にとって頂きました!

学生さんと思しき方が手にとってくださり「あの頃のセシ〇マクビーの立ち位置じゃん…」と勝手に平成の感慨にふけったり、本を買いまくったが故に袋が破れそうになっているガチ勢を複数お見掛けしたり(こんなにしっかり使用してもらえるなんて運営の本望でした)、 友人が「GSMB5帰りの駅でショッパー持ってる人みたよ~!」って教えてくれたりして、とても幸せな気持ちになりました。

ショッパーって対面イベントを開催しないと作成しづらいグッズだったと思うし、 上記のようなエピソードもハッピーでしかなかったので作って良かったな~!と感じています。

B5同人誌も入るし丈夫だしで、今後の同人イベントでもしっかり使える品物ですので、イベントは終了しましたがよければお手にとってみてください

ちなみに宣伝写真撮影時のエピソードなのですが、この写真↓は…

↑こんな感じで透明アクリルで持ち手を立たせて撮りました。このプチオンリー、色々な分野の勉強になった…!!



⑥設楽聖司さん宛生花スタンド

設楽聖司さんのファンとして、フラワースタンドを贈りたい………。


運営一同のGS3発売当初からの個人的な夢。この機会にポケットマネーで叶えさせて頂きました…!!!!!!!!!!!!!!
GS4でソロリサイタルを開催する設楽聖司さん宛…というテイです。(GS4設楽聖司さんへの個人的ビッグ感情はこちら

お花は都内のフラワースタンド専門店にお願いしました。
二次元やオタク慣れはしてらっしゃいましたが(そりゃそうか)、架空のピアニストのキャラクター宛なこと、同人誌即売会の会場に配達してほしい旨を丁重に依頼し、デザインについては「お洒落なイメージ・ボリューミーに・香りを感じたいので百合の花を使ってほしい」3点をお願いしました。百合はKDE国際ピアノコンクールアジア大会のスチルでも使われてるし!


当日までどんなものがくるのか一切わからなかったのですが、いざ朝、会場玄関まで迎えに行くと……リボンデッッッカ?!?!????!?!??!???!
あまりの華やかさにビックリしてでっかい声で「かわい~~!!」と伝えてしまいました。予想外にかわいい系かつピンク系の花材が多かったのはプチオンリーの告知サイトみられたのか…?!お花屋さん、ありがとうございました…!

案内掲示(フラスタはエレベーター横に設置していました)

ちなみにこちらのフラワースタンドは撮影OKにしていたので、GSMB5来場者の多くの方が写真に収めてくださいました。自分達のエゴの企画とはいえ、こうして会場の賑やかしになってるのは良かったな~と思えます。

あとは大量の生花ということで、とにかく香りが広がり「ものすごくいい香りのするイベントだった」と複数人から感想を頂いたり、スタッフさんに「『更衣室はフラスタの奥の階段を登ってください』って案内できて便利でした!」と仰って頂けたり、なにより華やかな男・設楽聖司さんの名前を冠するイベントにはフラワースタンドがあると嬉しいので、これもまた、実施して良かった企画でした。運営一同、悔いなしです。



⑦設楽聖司さん誕生日記念ゲーム作成


ゲーム?!??!??!?!??!?!?!?!?!???!!?


プチの企画の中でも1番反響があったのはこの企画じゃないかな?と個人的に思っている、お誕生日記念のお祝いケーキ作りゲーム。(通称ケーキゲーム)

好きなケーキ土台を選んで好きなトッピングのせてオリジナルのケーキを作成できる楽しいゲーム。こっこさんがひとりで全部作ってくれました

夏くらいから毎日ドット絵をちょっとずつ打ってくださり、半年がかりくらいで完成させてくださいました。平成の同人個人サイトにあった着せ替えゲームを元に作られたとのこと。いや……すごすぎん?

お祭り作・スター降臨ケーキ


企画立ち上げの経緯としては、「3月のプチ開催日までにあるクリスマスお正月設楽聖司さんの誕生日、流石に全部は祝えない!どうする?!」のX運営方法MTGの際に「イベント開催日直前の2月、設楽聖司さんの誕生日にWeb上で全員が盛り上がれる企画がしたい」と決まったものでした。

ただ、SNS投稿募集型企画にしてしまうと、万が一投稿が少なかったとき「あのプチの企画大して盛り上がってないじゃんwww」と外野から丸わかりになってしまうリスクがあったため(※運営一同、基本的にインターネットに怯えがある)、運営側で完全完結しつつ、遊んでくださった方々が自由に投稿できるスタイルの企画を目指しました。これなら投稿が少なくても言い訳できるので……。(怯え)

上記条件で考えていったときにゲームという形になったのはこっこさんが希望されたからでした。初期はタイピングゲーム案もあったけど(GS3タイピングゲームの地縛霊感情)流石に同人としてまずかったからやめました。

というわけで、プチXアカウント上では、2月1日に「ケーキを作ろう!企画」として発表しました!(元々は誕生日当日の2月17日発表予定でしたが、switch移植版GSの発売日が2月14日だったため、少しでも遊んでくれる方を増やすために早めに公開しました。長丁場で企画をやってると臨機応変な対応が100回くらい発生する)

前述の通り、Xへのハッシュタグ投稿については不安が大きかったのですが、結果、大変多くの人がケーキを作ってくださいました…!!!ありがとうございました…!!!!泣

また「自作イラストとの合成OK」「最早設楽聖司さんの誕生日を祝わなくてもOK」というフリーダムルールにしてケーキ土台素体も配布していたお陰で、イラストを使用しためちゃくちゃ可愛いオリジナルケーキを拝見できたり、ケーキ上でGS3のスチルを再現する(?)猛者なども現れ、大変楽しいハッシュタグ企画となりました。
みんな素材大喜利がうますぎる。個人的には天使&小悪魔モードの再現にめちゃくちゃ感動しました…!天才?!

投稿して頂いたケーキ画像は全て、お誕生日当日に1枚の画像にまとめたり…

ケーキ100個越えの感動大作

後述する「Web本部企画」で歩けるMAP内にあるケーキ屋アナスタシアのショーケースに勝手に展示したりしました。(こっこさんがChatGPTを駆使して組んでくださったランダム表示プログラム)(いや……すごすぎん?(2回目))

ちなみに、ケーキゲームプレイ画面の右上のこの設楽聖司さんは、「GS3のはばチャ欲しかったな~!!!!」という地縛霊感情と同じく「GS3のぱずるだまやりたかったな~!!!!」の地縛霊感情で作られたドット絵でした。
気付いてくれた方、この設楽聖司さんもケーキと共に飾って遊んでくれた方、ありがとうございました。(作業途中、運営2人でぱずるだまの設楽聖司さんが言いそうな台詞モノマネ選手権をやりました。「ふうん。やるな。」「いいんじゃないか?」「覚えてろよ!!」)



⑧のぼり実在化

企画発足時に様々なプチオンリーの開催レポを読み漁っている際、目印にのぼりを立てている本部スペースの写真をいくつか発見。とても魅力に感じたため、こっこさんに相談すると………

ウチラにとっての"のぼり"って……アレじゃないですか?」

プチ2022本部スペース


!!!!!!!!!!!!


というわけで実在化することにしました


当日の本部の様子

異様すぎる。


もしも私が設楽聖司さんだったら180cmの旗に「フルネーム♡大好き」って書かれるの普通に嫌なので、設楽聖司さんは本当に心の底から嫌だろうなと思いつつ、現物を初めてみたときは気が狂うくらい笑いました。世界一最高ののぼり。

こちら、それぞれ最長2mまで伸ばせるのですが、現地会場の天井が思ったよりも低かったため、ギチギチ状態での設営になってしまいました。それもあってものすごく目立っていたように思う。

ちなみにイベント終了後は、こっこさんが等身大パネルと併せてご自宅へと持って帰られました。(私は部屋が狭いので記念に最後尾札をもらいました笑)



⑨当日会場に行けない人に向けたWeb本部

対面イベントへの参加は、その日のスケジュールをあけて、遠方であれば足やホテルを予約して…とお金も時間もかかります。どうしてもお仕事等をお休みできない方もいらっしゃるかもしれない。

そんなわけで、当日現地に来られない方に向けて、ウェブ上でもプチ本部に遊びに来られるRPG風散策MAPを作成しました(こっこさんが)。

Web本部会場では各通販サイトで記念本が買えたり、等身大パネルとスクショ撮影が出来たりします!

スマホでもPCでも動く!

会場の外は、Webプチ2022のピクスク会場だった「設楽邸周辺」のリバイバルMAP※になっており、2022年プチに参加された方は懐かしく、初めての方はあまりの設楽邸の広さに慄いたりできるんじゃないかと思います。(ピクスクMAP47SPぶち抜きの広さの設楽邸………)

※リバイバルといいつつ、素材サイトの規約に則って(ピクスクでは使用OKでも個人サイトでは使用NGだったり)諸々の素材入れ替えが多大に発生したので、また少し新しいものになっています。MAPの各こだわりポイントは2022プチ総括記事にまとめております。改めて、すけすけガラスの風呂場と学園演劇かもめゾーンがお気に入りすぎる。

アナスタシア店舗

リバイバルではないMAP新規要素としては、先述のケーキゲームで作ったケーキを展示するアナスタシアの店舗。
ランダム表示になっているので是非何回も店舗を出たり入ったりして、皆さん渾身の最高ケーキを見て頂けたら!

このゲームを作り終わったとき、こっこさんが「今回のプチオンリーで1番頑張ったこと、間違いなくプログラミングですね……」って言っててめちゃくちゃ笑いました。リバイバルMAP内の当たり判定精査もいっこいっこ手作業でしたもんね…(狂気)


当日までの準備

企画以外にも諸々色んな準備がありましたので主だったものを紹介。

・Xの更新

プチ2022のときは準備期間が5か月間で、約週1で動かしていたX。
今回の準備期間は倍の約10か月でしたが、企画をやりすぎて告知事が多かったのでほぼ週2で動かしていました。この1年間、職場での昼休みはずっと告知文言を考えていました。

https://twitter.com/sspuchi202210/

Xが頻繁に動いていると、外野からみて”企画が盛り上がってる感”が出るので、定期的な更新はかなり重要だと思います。ポストするときはできるだけ画像もつけるようにもしてました。メディア欄だけ遡っても安心!

あと告知サイトに「参加表明ポストが自動でできるボタンをつけていたのも良かったかなと思います。こんな感じ↓で簡単にTLが華やかになりました。


去年に引き続き、サークル参加方法がわかりやすいようにイラスト付きで解説するポストもやってよかったです。長い文章は読まれにくいので、上手い下手はともかく(本当にともかく…)イラストがついていると物事の理解度が跳ね上がるように思います。

筆記用具のペン4種が突然の過去グッズカルトクイズ


X運用方法としては、前回のWebプチから引き続き、1か月~2ヵ月先のポスト内容と配信予定日を事前に決めて、内容に不適切な言い回しがないか全てWチェックしてから投稿していました。グーグルカレンダーで色々共有できるの助かった~!

今回も狂気の全・手動更新&全・手動いいね運用でしたが、この1年弱の間に心苦しい出来事や移植発表などのイレギュラーがたくさん発生し、内容の入れ替えや書き換えが多大に発生したので、この運用方法が安全でよかったなと思います。

私個人としてプチで1番大変だった業務は、Xポスト時に随時必要になる告知画像の作成でした…。笑



・フライヤー配布

2023年の7月頃、旧Twitterがこれまでの感じじゃなくなりました

結果的には「X」と名前が変わる程度で済んだものの、当時は「最早なくなるのでは…?」と大Twitter時代の同人イベント運営としては最悪の事態も想定していたので、「Xに頼りきらない広報を!」という思いで、アナログだけど各フライヤー配布を実施しました。

とら池袋にて

配布先一覧(配布時系列順)
・ラヴ コレクション2023 in Summer(机上配布・各サークル)
・とらのあな池袋店
・メロンブックス大阪日本橋店
・TOKYO FES aug.2023(チラシ置き場複数)
・ラヴ コレクション2023 in Autumn(各サークル)
・メロンブックス池袋店
・メロンブックス新宿店
・COMIC CITY 大阪125(チラシ置き場複数)
・イベント当日GSMB5総合受付

企業主催イベントではないので、とらのあな様やメロンブックス様の各店舗にフライヤーを設置して頂けたのが大きかったです。

店舗設置フライヤーが直接的な集客に繋がったかと言われると…………………ですが笑、外野からみた本気度・信用度は多少上がったと考えられるし、フライヤーを手に入れるために店舗を訪れてくださる方もいらっしゃり有難かったです。あと単純に、普段行く店に自身が作成したフライヤーが置いてあるのは嬉しいものでした。

メロン日本橋にて




・印刷物関連

結構色々作成しました。
Xポスト時の画像作成もそうですが、こういった企画運営の際は、デザイナー業の方がひとりでも身内にいるとめちゃくちゃ楽だと思います…!(運営は2人とも素人なので何度も地獄をみました)

作成した印刷物一覧
・サークル参加用共通POP
・フライヤー(サークル募集用・企画紹介用 各1種)
・当日用ポスター(本部用A1・会場ホワイエ用B1 各1枚)
・来場者全員配布プチ参加サークルMAP付き無料リーフレット
・本部頒布物用の値札
・プチSTAFF名札
・本部用最後尾札
・フォトスポット用ポスター(パネル用・フラスタ用 各1種)
・等身大パネル企画 ポーズ集16選掲示
・本部景品交換所用ミニポスター
・本部スペース用ミニポスター

開場までの待ち時間に読めるよう無配したリーフレット(足りなくなってすみません)
サイズ間違えたので実物めっちゃ小さかった

印刷物一覧を見て頂いたら分かる通り、当日の本部では案内看板系の掲示が全く足りておらず、「シールラリー台紙がパンフレットの裏面である」ことや「グッズが3種類ある」ことなど様々なことが、事前にXや告知サイトを確認してくださっていた方以外には伝わっていないスペースになっていました。ひたすらに案内がわかりづらい本部になってしまい、本っ当に反省しています……!

とにかく大切なのは、初見の人でも"見たらその場ですぐ分かる"状態に設営することだと思いました。当たり前すぎるくらい当たり前のことなのにできておらず申し訳ございませんでした…。



・お手紙

(グッズ紹介の項目でも書きましたが)前回のWebプチで全参加サークル様にお礼&作品感想を掲示板でお伝えして周ったように、今回は運営一同から参加サークルの皆様へ、グッズの箔押しレターセットでお手紙を書きました。
一筆箋ですので一言ではあったのですが、感謝の気持ちが少しでも伝わってるといいなと思います。本当に参加サークル様あってのプチオンリーでしたので…!!大感謝です…!

ちなみにお手紙は、はば学ジェットストリーム&はば学万年筆で書きました。(自己満)



・謝礼

仕事量を考えると全く対価にはなっていないので大変恐縮だったのですが、当プチにご協力いただいた全ての方には、様々な形で謝礼をお渡ししました。

記念本に関わる企画のご協力者の皆様へお渡しした粗品のひとつに、「プチロゴ絵柄のオリジナル切手」(郵便局のサイトで作成依頼できて実際に使える)があり、グッズのレターセットと一緒にお渡しできたのはなかなか気が利いていたのでは……と手前味噌ながら思っています。



※個人情報について

書くところがなかったのでここに。
今回はあくまでGSMB5を母体として開催したプチオンリーですので、サークル参加者様の個人情報について運営はメールアドレス以外、一切存じ上げておりません
 スペース配置に関しても、本部スペースは荷物が多いため壁配置にしてほしい旨のみお伝えしましたが、GSMB5主催者様に全て決定して頂きました。どうぞご安心ください!



スケジュールまとめ

今回の裏目標は「健康」だったので睡眠時間はとにかく確保するようにしていました。でもやっぱ2月~3月は命削らないと諸々厳しかった。(主な原因は個人誌の内容が特殊かつ厚くしすぎたからなんですが…)

5月
・企画発起
・ロゴデザイン依頼
・色んなプチオンリー主催の運営記を読み漁り、知識を蓄える。(皆さん赤裸々に書いてくださっていて本当に参考になりました)


6月
・母体イベントの決定
・企画決め
・企画サイト構築や運営ルール決め
・第一報用のフライヤー作成、入稿


7月
・ゲスト様方に諸々の執筆ご依頼。
・Webプチ2022サークル参加の皆様へ先行でプチ開催告知メールを送付。
16日0時にXにてイベント開催告知
・同日、乙女ゲームオンリー「ラヴコレクションinsummer」出席。運営一同新刊頒布。フライヤー配布。(全サークル参加者へ机上配布&複数のお知り合いサークル様に配布依頼)
・とらのあな及びメロンブックスにてチラシ設置依頼。
・箔押し一筆箋入稿(早いんですがその後世情で値上がりしたので、このタイミングで頼んでて良かった)

とりいそぎの第一報用フライヤー


8月

・メインビジュアル作成(担当:こっこさん)※
・シールラリー台紙用イラスト作成(担当:お祭り)(観劇遠征のホテルで描いた笑)
・記念本表紙&シールラリー台紙&シールのデザイン依頼
・ケーキゲーム作成開始
・クロスワードパズル作成

※メインビジュアルは2022と対になるイメージで作成!

プチ2022メインビジュアル
プチ2024メインビジュアル


9月
・サークル参加方法ハウツーをXに投稿
・ささちんさんと等身大パネル内容詰め
・共通POP作成
・記念本内容詰め
・ひたすらケーキゲーム作成


10月
・目玉企画類を毎週Xで発表
・Web本部作成開始
・ひたすらケーキゲーム作成
・シーリングスタンプシール作成、物撮り
・褒めシール入稿
・フラワースタンド発注
・遥さんと景品の紅茶について企画詰め


11月
・記念本本文作成開始
・ひたすらケーキゲーム&Web本部作成
・グッズをパッケージ梱包
・乙女ゲームオンリー「ラヴコレクションinautumn」参加。運営一同新刊頒布。(GSジャンル内外含め複数のサークル様に新フライヤー配布を依頼。)
・翌週GSWebオンリー参加。GSWebオンリーをお手伝いしたお礼としてピクスクMAP上にメインビジュアルポスターを貼らせて頂き、プチの宣伝。

「なんか設楽プチ?あるらしいよ~」というサクラごっこをした

・とらのあな及びメロンブックス2店舗にて新フライヤー設置依頼。

9月でサークル参加募集が終了したので企画紹介フライヤーになった



12月
・サークル数発表
・ひたすら記念本編集
・ひたすらケーキゲーム&Web本部作成
・ショッパーデザイン&入稿
・レターセット物撮り


1月
・サークルリスト発表
・のぼりデータ作成、入稿
・ショッパーのリボン持ち手を結ぶ作業、物撮り
・ひたすら記念本編集(コミック締切は1月でした)
・ひたすらケーキゲーム&Web本部作成



2月
・記念本最終編集、入稿
・景品紅茶購入
・お誕生日祝いケーキ作成ゲーム企画公開
(・運営一同、個人誌執筆が佳境)



3月
GSMB5にてプチオンリー「音楽室のダンスパーティーff」開催。(運営一同個人誌の新刊頒布。)

≪当日までにやったこと≫
・ご協力者の皆様へ献本発送
・Web本部完成、公開
・無料リーフレット作成、入稿
・当日案内やポスター作成、入稿
・参加サークル様へのお手紙執筆
・スタッフさん用に本部運営マニュアル作成

≪当日後にやったこと≫
・事後通販手配(褒めシール切り分け)
・ご協力者の皆さまへのお礼のメール
・開催レポート作成
etc……


以上です。大体さらえたと思う。

プチの準備をしながらも運営一同、絶対に個人誌を落とさずに出し続けていたのは「こいつら……気合入ってんじゃん…!?」と行動から信用してもらい(個人主催だから運営の信用度はある程度大事かなと…!)当日プチオンリーに安心して参加して頂く算段でございました。笑

結果に繋がったかはわからないですが、どんなイベントであれ客観的に見た時に、主催が個人活動も頑張ってるのは大体が好印象に繋がるとは思います。(勿論描きたい設楽聖司さんがあるから楽しく描いてました。無理やりではないです!)



支出に関する雑感


さて、最初に発表した経費55リッチ。(※リッチ=万円)

やはり企画量的にそりゃそうなるよねって感じです。

もしかすると同人慣れした方からは「アンソロジーを主催すればなんとかペイできたのでは?」と思われたかもしれません。が、時間・体力的制約など様々な理由で難しく(企画するなら今回のプチにサークル参加してくださった方全員お誘いしたかったけど、やはりそれは時間的に難しいし参加者の方のご負担になるのは明らかなので…)、費用回収はほぼ記念発行本(パンフレット)頼りとなりました。

もし完全に費用回収にフォーカスして運営するのであれば、やれたこと・やるべきことはもっと色々あったかと思いますし、今後、グッズや記念本が完売できたらそれはそれで大変有難いのですが(それでも同人活動なので決して利益は出ないよう設定してます)、そもそもこちらのエゴでやってることだし、運営一同の人生の思い出・世界一愛する設楽聖司さんの名に恥じないイベントにするべく採算度外視でやりたいことを全部やったわりには、そりゃそうか~!と思えるくらいの赤字額で済んでるのは本当に有難いことなのでは……という所感です。

どれか企画を諦められたかというと無理で、全部やって良かったという気持ちしかないので当然の結果で、運営一同石油王ではないですが”後悔”がないことは金銭面以上に尊いことだと考えています。やりきれて良かった!!


通販情報

さて、この流れで書くのはいやらしく大変恐縮なのですが、記念本は単純に同人誌かくあるべしな、気合の入った!!!!!超!!!!!面白い!!!!!!情報&考察&コミックアンソロに仕上がっているので、多くの方にお手に取って頂けたら嬉しいなと思います。(購入者の方がXでたくさん激アツの口コミしてくださってるの本当に嬉しいです…!!)

グッズに関しても、どちらもスペシャルな出来ですので是非。
「箔押し一筆箋」は紙質、広範囲の色箔押し、どちらも本っ当~に美しくて惚れ惚れするクオリティーで、「リボン持ち手ショッピングバッグ」はマットPP仕様で丈夫でB5本も入って見栄えも良いので、今後のイベントでもしっかり使えるかと思います!流石に本パンパンに入れたら破れるけど!笑

≪通販情報まとめ≫

●とらのあな
(記念本※シール5枚付き)
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031134028/

●フロマージュ(記念本※シール5枚付き)
https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2305704

●フロマージュ(記念本※シール無し通常版)
https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=2309564

●BOOTH(グッズ&記念本※紅茶解説シート&シール5枚付き)
https://tokimekikokko.booth.pm/

※頒布状況等お知らせは、プチオンリーのXを随時ご確認ください。→@sspuchi202210

BOOTH通販用おしながき



企画者向けまとめ

己の感情込みで長々と書いてきたnoteですが、今回の運営経験で他の方の参考になりそうな部分は下記でしょうか…。
正直全部あたりまえすぎてウルセ~~~って感じだと思うので、本当に本当に恐縮なんですが…。

≪対面プチオンリー運営で気を付けたいこと≫

・現場での案内掲示を絶対に怠らない。
インターネットを一切見ていない初見参加者の方が、本部の掲示物を見ただけで何が起こってるのか全て理解できるような状態にしておく。
↑一回家で本部の設営練習をしたほうが当日焦らない。

・サークル参加者様への挨拶周りのリハもしておくと安心。アナウンス原稿作ったりルーティングMAP作ったり。(今回我々はここも甘くてグダグダしてしまって申し訳なかったです…。)

・現地に搬入する段ボールの側面全てに何を入れたのか事細かに書いておくと助かる。

一般参加型企画は凝ると煩わしくて参加者が減る有料参加形式でも減る。

・Xは頻繁に更新&長文は読まれないので画像多めで投稿。

・絶対に費用回収したい人は当然だがマーケティングして企画を立案すべき。(ジャンルの状況で大きく変わりそうですが…)

・大好きな人のプチオンリーで主催者も新刊を出したいのは当然だと思うので、個人誌執筆は半年前には入稿しておくくらいのスケジュールで描いたほうがいい。直前はなんやかんやでプチ業務が忙しい。



感想

無事やりきれたのかな……………!

イベントから1か月経った現在、そんな気持ちです。

イベント終了直後も、「楽しかったー!!」よりも「怪我人がでなくてよかった…!」(等身大パネルの設置位置が思ったよりも階段に近かったので本当に不安だった)「(とても当日の運営の段取りが良かったとは言えないため)嫌な思いされた方がいなかったかな…」と不安が勝ってしまい、アフターで行った焼き肉屋でサンチュ握りしめながら思わず泣いたりしていました(ヤバ客…)。

プチを開催して良かった!!!!!!設楽聖司さん大好き!!!!!!!!!!!とは、もちろん心の底から思っていますが、それだけじゃない、やっぱりWeb開催よりも対面開催は責任の度合が違うんだなあと難しさを改めて感じます。

オフラインイベント開催してくださる方全てにとにかく感謝したい。いやオンラインイベントもめちゃくちゃ大変なので、開催してくださる全ての"主催者"様に感謝したい。いつもありがとうございます…!!

反省を記した通り、至らぬ点もたくさんたくさんあったのですが、後日、参加者の皆様から「最高の思い出になった」「こんなに楽しかったイベントは初めて」とプチ告知サイトのお問合せフォーム宛に感想を頂けたため、この記事の冒頭にも書いた通りイベントは成功だったと思います。
1年頑張ってきた成果がしっかりと出せて、こんなに幸せなことはありません。ありがとうございます…!

ていうか運営ではなく私個人の気持ちとしては、プチオンリーを開かなかったら存在しなかった設楽聖司さんがこの世に爆誕した時点で大成功でしかありません。マジでめっっっちゃくちゃ嬉し~~~~!!!!!!!!!!!!!あなたの一冊ために生きてる!!!!!!!!!!!!!!!!!本当に!!!最高!!!!!!!!!!!!!!

さて、改めて、サークル参加して新刊・新グッズをプチ合わせで作ってくださった皆様(新刊の後書きや奥付でプチに触れて頂けてるの本当に嬉しかったです!!!!)、一般参加してくださった皆様、Xを盛り上げてくださった皆様……お心を寄せてくださった全ての皆様、本っっっ当にありがとうございました。
そして何度も揉めながらも最後まで一緒に走り抜けてくれた主催のこっこさん、本当にありがとう!※

※対面イベント企画は決めるべきことが本当に本当に本当に多いので、複数人の共同運営の場合、揉め事は必然的に起こると思います…!
とにかく最後までお互いに諦めず、根気よく話し合いができる関係性でいることは必須だとひしひしと感じます。

この1年ずっと自分が切羽詰まっていたので、MAXまで余裕がなくなるとこんな風になるのか…と、とにかく己の嫌な面と向き合い振り返り、そして反省して謝る機会がたくさんあり、普段オタクとして個人で同人活動しているだけでは絶対に気付けないたくさんの貴重な経験ができました。人生の糧になった、得難い1年間だったように思います。

(こっこさんとは仲違いしてないので安心してください)


最初にも書いた通り、生活があるので今後再び主催業をすることはないかと思うのですが、もし莫大なあぶく銭が調達できた際には休職して、グランドピアノ生演奏付きのオンリーイベントを開きたいと思います。平成初期だったら声優呼んでたまである。(黒船、こちらが法人化すれば呼べるか…?!)(呼ぶな)


妄言はさておき、設楽聖司さんへの愛は確実に一生涯続くものなので、今後は個人サークルとして楽しくマイペースに活動していきます。もう72Pの新刊執筆と106Pの記念本編集を同時進行する地獄はみない。拙いなりにやりきった!

2025年2月の設楽聖司さん×主人公オンリーも本当に本当に楽しみにしています!!


この度は、お陰様で設楽聖司さんへの愛を「対面イベント」のかたちで表すことができる、とてもとても得難い経験をさせて頂けました。
この2022年~2024年のプチオンリーに纏わる全て、ずっとずっと忘れません。

本当にお疲れ様でした。心からありがとうございました!!!!



設楽聖司さん…………大好き~!!!!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?