歩み寄るということ
自分の意見を伝えることって難しくないですか?
ましてや、反対意見。
ちょっと納得いかないなって時の伝え方。
私は、苦手です。
入社二年目くらいの時でしょうか。
先輩たちと飲みニュケーションによく連れて行ってもらっていた頃。
自分の意見を上手く伝えられなくて、よく行く飲み屋で泣きながら話をしていたら。
その場にいた常連さんに、
君は意見がなくて、弱い!
と突っ込まれてしまい。。
悔しくて悔しくて、
もうあの飲み屋にはいかない!
という、思い出があります。。
忘れられない。。
文章で意見を伝えるのも苦手です。
かしこまりすぎたり、きつくなってしまっているようで、変な伝わり方をするのではないかと、ぐちゃぐちゃになります。
とにかく、弱くて不器用な人間なんです。
以前の投稿で、「発見のあるクラス」というのを書かせてもらいました。
大変お世話になっていて、面白い新しい授業をしたり、子供たちの特性をしっかり見て、子供たちと一緒に作り上げていると感じるクラス。
さすが!プロ!!
と、尊敬していますし、子供たちと同じく楽しむ先生たち。
いつも発見があり、とても頼りになる、私は大好きなクラスです。
先日、一つの行事のやり方について、話し合いの場を作ってもらいました。
ちょっと、意図がわからないことがあり、一度文章で書いて疑問点を伝えてみましたが、変な風にとらえられているのではないかと、不安が募り。
直接話を聞く場をお願いしました。
学校のことは、基本先生たちにお任せしていますが、今回のことは聞きたくなったのです。
みんないいものにしようとしているのは同じです。
ただ、それぞれの立場で当たり前だと思って気づいていなかったこと。
過度に敏感になってしまっているところ。
学校での姿、家での姿が違うこと。
それぞれの立場で思うこと、ひっかかる部分も違うということ。
ビシッと!かっこよくはっきりと!!
とは、私はどうしても言えないので、私なりの意見の伝え方で、
強く批判するのではなく、歩み寄って話をしてみました。
涙腺の弱さに負けながら、暑苦しく何度も同じ思いを言っているような、回りくどい感はありましたが。。。
伝えてみました。
あとになって、
失礼じゃなかったかなー。とか、
怒ってないかなー。とか
びびりの性分全開になりながらも、のっそりのっそりと歩み寄ったつもりです。
まだまだ解決したわけではありません。
一番は子供たちのことを考えて。
改善できるところや、柔軟な変更を。
教師、保護者、みんながすっきりした気分で取り組めるように、これからも意見を出し合い、やりながら様子をみることになりました。
意見を言うことは、体力、精神ともに疲れるけど、伝えることの大切さ、そして、意見を出しやすい環境作り。
とても重要だなとしみじみ感じた時間でした。
信頼しているからこそ、素直な意見を言えたこと。
今までの関係性があったからこそ、ここまで話を聞いてくれたことも事実です。
そして、ほら、また電話もらったよ。
そう、向いてる方向は同じってこと。
ファイティングポーズの対立でなく。
握手しながらの歩み寄り。
これからもっともっと、うまく伝えられるようになれますように。
もうすぐ44歳。
まだまだ成長中です。
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