共感

先日最終回を迎えた「だが、情熱はある」見ました。

このドラマが始まると知ったとき、両者のエッセイを読み、「たりないふたり」を見ていた自分にとってはこれ以上ない楽しみだった。
主演の2人がジャニーズと知ったとき若干心が離れたが、見始めればそんなことは気にならず、そこには「若林正恭」と「山里亮太」がいた。
あの時の自分を殴り散らかしたい。

エッセイで読んだことのあったエピソードなどがドラマとして流れていると、好きな漫画が実写化した時と同じ感覚になった。

自分がこの2人のことが好きな理由は、エッセイや「たりふた」で語られることへの、共感とそりゃないわのツッコミが入れられるところ。
誰にも理解されないかなと言う考えと同じことをエッセイに記されていてとても嬉しかったことを覚えている。

若林さんの親父さんとの話はどうしても自分と重ねてしまう。
「だが」の11話は本当に見るのが辛かった。
若林さんにとって大切な人との別れ。それも続けて。
自分にとってそれは親父との別れと、愛犬との別れだった。
今年の4月に異動となり、家族の話を聞かれることが多くなった。いまだにどう返したらいいかわからず、虚勢を張る感じになってしまう。
このようなことは何も自分だけに降りかかる不幸ではないことはわかっているが、それでも人生の岐路であることには変わりない。
親父は突然に逝ってしまったが、これが闘病の末の別れだったら何か変わっていただろうか。頭の整理はつけれてたか?ここまで考え込むことはなかったか?
もちろん答えはでない。
しかし、自分にとっての大切な人との別れで涙を流せる真人間であることの証明ができた。人生観も変わった。
若林さんの言葉を借りるなら「合う人に合う」を全うすると決めた。

話は逸れたかま、とてもいいドラマに出会えたと言うことを伝えたい。
東京ドーム必ず行きます。
一緒に行ってくれる人募集中。

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