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アラサー公務員→ITメガベンチャー転職体験談(選考結果など)

お久しぶりです。某県庁職員をしておりますいろはすです。

前記事を出してからしばらく時間が経ってしまいました・・が、結局転職をすることになりましたので、私の備忘録的な意味合いと皆さんの参考にしていただくために転職体験談について書いてみようと思います。

1万文字以上あるため、時間のある時にゆっくり読んでくださいw

公務員→民間企業への転職活動結果

某県庁職員(行政職)→IT メガベンチャー内定
※転職に伴い、都会に引っ越す予定です。

転職活動体験談や結果の前提となる私のスペックやパーソナリティ

スペック

・アラサー、既婚

・新卒で某県庁(行政職)に入庁

・なんちゃって高学歴(東京一工早慶上のランクから1~2段階、大学ランクが下くらい)

・配属部署は、企画系、管理系、事業系をある程度網羅してキャリアを歩んできました。

・普通免許以外の資格なし(笑)

パーソナリティ

私は自己評価高めの人間なので、自分で言うのはなんですが、強みは以下であると考えております。(今まで仕事で関わってきた人にも一定の高い評価をいただいております)

・責任感や正義感が非常に強い

・根が非常に真面目

・仕事には信念やプライドを持って取り組んでおり、反対勢力などにも毅然として対応することができる

・(特に仕事で求められる)コミュニケーション能力が高い

・仕事中もいい意味で明るい(一方でやや毒も吐きがちw)私が来た職場の雰囲気が変わったこともあるそう

・関係者との信頼関係を築くこともうまい

・フットワークが軽く、タスクをこなす手も早い

・情報収集能力も高く、論理的にきちんと頭で考え分析し、提案・実施などの行動に移すこともできる(そもそも情報収集するのも分析するのも半分性格であり、趣味みたいな感じ)

・新しいことや興味のあることは学ぶことが好き。業務についても一定の関心がある場合には、積極的に学んでいく姿勢がある(全く関心のないものはその限りではないですがw)
(・若手のエースといっていただけることもありましたw)

こう見るとパーフェクトヒューマンのような人間ですが、物忘れがあったり、たまに凡ミスみたいな抜けがあったりもします。(笑)
重要度が高いものが抜け落ちるみたいなことはほぼないですが・・

短所としては以下です。
・責任感があるが故に、自分の中でパンクするくらい頑張りすぎてしまう(受験勉強然り、今回の転職活動に至った経緯然り・・・気をつけようとしているのですが、性格的なものもありまして。。)
 また、責任感の薄い人を許そうとしないw上席を叱責したような経験もあります。笑

・正義感や論理性があるがゆえに、筋が通らないことは許そうとしない やや頑固 ハレーションを起こすこともある(もちろん、組織的な事情などで妥協したり、妥協ポイントを探すことはします。)

・論理性があるがゆえに、感情的な部分が欠如しがち
 →ここは特に社会人になってから、人間は理性(合理性)と本能(感情)があると意識的に認識をして、物事を進める時に感情面にも訴えるように心がけています。

・フットワークが軽いので、タラタラしている人を見るとイライラしがち。少しだけ短気かも。行政組織は特にスピード感がないので、「なーにチンタラやってんだ!」みたいに思うことも多々ありましたね・・


だいたいこんな人なんだなという認識をいただいた上で、こういう人が転職活動をしたら、どうなったかを記載していきます。

選考結果について

【参考】1年半ほど前に行った転職活動結果

応募:2求人(同一企業の別職種)
書類選考:2求人とも○
WEBテスト:2求人とも○
一次選考:2求人とも○
二次(最終)選考:1求人✕、1求人○・最終内定
最終内定辞退
※内定いただいたところは、そこそこ転職難易度が高い優良企業です
【転職活動期間:半年程度 のんびりやってました。大変は大変でしたがw】

なお、前回の転職活動で内定辞退に至った理由は以前、以下のとおり(以前、質問箱で回答したものを引用)です。

転職活動でよく言われる「嫁ブロック」ではないのですが、「家族ブロック」が1番大きな原因です。自分本位で考えれば転職が最適解とは思いながら内定辞退しましたが、家族との人間関係やプライベートのタイミングなどから断念したような感じです。そもそも家族の意見なんて、、と思う方もいるかもしれませんが、親に泣かれるほど精神的な負担などをかけてしまったようで、そこを無視しきるというのは、私としてもいかがなものなのかと思うところもあり、決断に至りました。(世代間からの価値観の相違は絶対に埋まりきりませんし、そこはあまり気にしてません) 転職エージェントをしてくださった方はとても良い人で自分の成果という観点ではなく、私の幸福度などを鑑みて上記のような理由なら転職した方がいいと助言をいただいておりました。(その方は家族を完全に無視するような形で転職したようで笑) 私がいうのもおかしいのですが、これから転職してみたい方は、あくまで人生は自分本位であると再認識した上でやっていただきたいです。(私はこれが足りなかったと思っています) とはいえ、現職を続ける中で、精神的に耐えられなくなった際は転職も考えています。転職活動であらためて自分の市場価値にも気づけてある程度の自信にはなったので。 転職する気がなくても、得られるものは非常に大きいので、とりあえず転職活動やってみるというマインドは非常に重要と考えています。(転職本などにもよく書かれていますが)

ちなみにこの時は、退職前提というわけではなくて、内定とれたら退職含めて転職するか考えるか~くらいのライトな転職活動でした。
対策は、それなりにきちんとやったつもりですが、今回行った転職活動ほど本腰を入れてやったわけではなかったです。

今回の転職活動の所感・結果

まず、総括的な所感ですが、普通に現職での仕事よりもしんどかったし、キツかった!!
以下↓に結果を書いておりますが、やっぱ優秀だしそれなりにうまくいってるじゃん!という感想を抱く方もいるかもしれませんが、やっている当人としては当時全くそんなことは感じておらず、先が見えない中での転職活動が本当に苦しかったです。

前回から1年半ほど経っており、それによる市場からの評価もやや厳しかったように思えます。この年代(1番成長できる年代)の一年での差は非常に大きいのかもしれません。
※書面上の年齢的には、2歳違います。これも大きかったかも?

ただ、公務員からの転職活動の難易度については、本人の年齢やスペック・パーソナリティ、そして希望している業界・企業・職種によって大きく変わってきます。これをいうと元も子もないですがw
年齢やスペック等のあまり変えようのない部分は一旦置いておいて、希望する業界・企業・職種でも難易度は大きく変わると思います。

私の志望していた業界等は、公務員や公共領域との親和性が低く、その結果書類や面接で落とされることも多かったです。私の場合、「業界未経験(親和性薄い)かつ職種未経験」だったため、一定のハンデを抱えていたと思います。
逆に公務員や公共領域との親和性が高いと思われる(実際に転職者も多い)公共コンサルや公共向け営業、半分公務員のような団体職員であれば、「業界少し経験済・職種未経験」くらいになるので難易度は一定下がると思われます。

※私の場合は行政・政治への関心は高い一方で、非常に強い不信感や嫌悪感を持っており、今後人生において深く関わりたくないという思いから公共系は転職先から除外しておりました(笑)

「軸ずらし転職」とよく言いますが、これは私の経験からもそうだと思っていて、業界もしくは職種のいずれかだけズラす(ないし親和性の高いところに行く)のが一番転職がうまくいきやすいです。

それが難しそうであれば、いったん難度の低い中堅~中小企業に入って、そこで希望業界や職種の経験を積んだ後に、本命の企業に転職するというキャリアがよいかと思います。一度の転職で全てを叶えるのは現実的に難しい面もあると考えております。特に第2新卒ではない転職活動の場合は・・

ちなみに、昨年内定いただいていた企業も受けましたが、面接評価は高かった一方で別候補者との比較され、一次選考で落とされたり。。現実問題として、若い方や経験者に勝つのは難しい面もありますね。

締りが悪いですが、総括的な所感はこの程度で。

<選考結果>
応募:80求人くらい
書類選考:16求人ほど通過、残りは✕
WEBテスト:1求人だけ落ちました(笑)残りは○
一次選考:6社ほど○(うち志望度低い2社辞退)、10社ほど✕
二次選考(最終選考のものもあり):2社通過(1社最終内定)、2社✕
三次選考(最終選考):1社✕
※例外的に、転職活動をする中で相談にのってもらったエージェント(人材紹介のベンチャー)から数社うちに来ないか?とヘッドハンティングも受けましたw

<応募について>
・興味のある業界や事業を中心に、大手~メガベンチャーを中心に受けました。100人以下のベンチャー・中小等はさすがに現職とのギャップが大きい可能性が高いためほぼ応募していません。最終的にはIT企業から内定をもらいましたが、IT業界中心というより何に対するサービスを展開しているかを重視していました。あくまで自分の嗜好ややりたいこと重視という意味です。

・なお、地元企業も数社受けましたが、やりたいことでなかったことや求める社風ではなかったので断念しました・・(「地方で働く」ことについては、いろいろ思うところがあったので別記事で書く予定です)

希望職種は、法人営業や法人向けコンサルタントでした。ビジネス要素の強い仕事がしたかったため、クライアントは有象無象を対象にする個人ではなく法人相手がいいという考えでした。加えて、潰しのききやすい職種、クライアントと直接接することができる現場感の強い仕事志向だったのもあります。

<書類選考について>
・数字で結果だけみると、それなりに良いのでは?と感じる方はいるかもしれませんが、転職活動中の気持ちとしては、かなりキツいと感じていました。年齢やキャリア的にやはり公務員の転職活動は厳しいと思いましたし、実際に求める企業も少ないと感じていました。

・特に人気な大手企業やメガベンチャーみたいとこは、ボコボコ落とされましたね。(最初はメンタルやられましたが、途中からどうせ落ちるだろ精神でしたね。)

・20代中盤くらいの年齢だったら、狙える幅はもっと大きかったとあるエージェントとも話しておりました。転職者にとって、「若さ」が最強のカードです。

・アラサー以降になると、公務員ないし未経験の場合人気どころはどんどん厳しくなるということです。転職先を選ばなければ転職はいくらでも可能だとは思いますが。

<WEBテストについて>
・適当にSPIや玉手箱などの一般的なWEBテスト対策の本をやっていました。
・ぶっちゃけ面接対策に比べ、ダルッて感じでやってました。笑
・ただ、猛勉強したかというとそうでもなくて、解き方やコツを思い出したり問題に慣れる程度でしたかね~結局は地頭力勝負だったかもしれないですw

<選考について>
※面接対策等については、詳細は別記事とする予定です。
・20回以上、面接は経験しましたが、うまくいった面接もうまくいかなかった面接もいろいろありました。(選考はほぼオンライン面接で2社程度、対面面接も受けました)

・転職理由はどこの企業でも同じ話をしていましたが、企業によってかなり刺さってくれるところとそうでもなかったところがありました。企業カルチャーや求める人物像との親和性はもちろんのこと、面接官との相性は一定ありますね。

・特に印象的だったのは前述もしていますが、すごく面接がうまくいって面接官からのフィードバックでもベタ褒めだったのに落とされたところですね。これは、面接で私自体は一定の評価を得たのですが、他候補者との比較(おそらく、私よりも若く、募集職種の経験がある等)で落とされたというものでした。

→面接や採用というものは、絶対評価でもあり相対評価でもあるというのを身を持って体感しました。もちろん、対策はして面接で自分の最大限のパフォーマンスを発揮することは求職者にとってはとても大切ではありますが、人事側の候補者の比較や受けている時に他にどんなライバルが存在しているか等のタイミングという要素は一定存在するため、割り切りの精神も必要です。いわゆる企業とのご縁というやつですね。笑

・面接で少し気に食わなかったのは、書類やWEBテストを通過して面接してくれたのに、結局、年齢相応のスキル不足や経験不足で落とされた企業ですね。ある程度書類でわかるんだから、書類段階で落としてくれよって感じでした・・会ってくれてはいるので、期待以上の面接での回答を伝えられればもしかしたら通過していたかもしれないですが・・・書類はもちろんのこと、面接においても「若さ」というカードは強いです。

→「年齢」は変えることのできない事実であるため、「何が伝えたいねん!」となるかもしれませんが、私の伝えたいことは「転職を考えているのであれば一日でも早く今この瞬間から動くのがベスト」ということです。
特に公務員からの転職の場合は、基本的に「業界未経験・職種未経験」となるため、年齢を重ねる毎に労働市場における市場価値は加速度的に落ちていきます。これは私の去年・今年の転職活動の結果や経験からも明らかだと思います。

転職体験談について

かなりの文量や詳細をすでに書いてしまいましたが、ここからは私の転職体験談の詳細について、書いていきたいと思います。
転職理由や転職に至った経緯等は別記事にする予定ですので、ここでは転職活動談として、活動の詳細や思ったことについて、詳細を書いていきます。

以下、内容となりますが、私の中で区分がありまして、「前半戦」→リフレッシュ→「後半戦」という区分となります。
これに沿って書いていこうと思います。

前半戦(1ヶ月ちょいくらい)

退職を前提に転職活動をすることを決心し、しばらくお休みもいただき、早速昨年使っていたエージェントや昨年は使っていなかった転職スカウトサービス(ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト等)などの転職サービス全般に登録して、スカウトいただいたいろんなエージェントと面談したり対策したりしました。

去年、転職活動を行っていたこともあって、履歴書・職務経歴書は少しの追記くらいで済みました。

去年、内定もらっていたこと(しかも意外とサクッと)もあって、ぶっちゃけそこまで時間かからず、内定決まるでしょ~くらいに思っていました。
しかしながら、現実は全く甘くなかったです。昨年での転職活動及び内定は年齢面もありますが、2社しか受けなかったこともあり、労働市場における自分の価値を正しく理解できていなかったです。
前半戦の結果は、以下のとおりです。(前述している結果を前半部分だけ抜粋したものです。)

応募:40求人くらい
書類選考:7求人ほど通過、残りは✕
WEBテスト:全て○
一次選考:1社○、残り✕
二次選考:1社✕

<前半戦の書類選考>
昨年2社だけ受けていずれも通過していたので、こんなにも落ちるものなのか!と最初はかなりメンタルきつかったです。
一般的に書類通過率は5~10%と言われているとはいえ、こんなにもきついのか?!としんどかったです。とはいえ、途中からはダメ元で少しでも興味あったら応募してみよ~みたいな感じで割り切ることはできましたがw
やはり、年齢面(アラサー)や経歴(公務員のみ)だと即戦力にはなりませんので、厳しいもんでした。

※WEBテストについては、先述した程度のため省略

<前半戦の選考・面接>
ここがまーしんどかった!!一番しんどかったです。
うまくいかなかったポイントなどは、以下です。

・面接官との相性
これはまあ仕方ないのですが、昨年選考いただいた面接官とは比較的、相性がよかったなと後で思いました。
面接官によっては、掘り下げてほしいポイントがなんかズレていたり、私の本質部分をきちんと前向きに見ようとしているの?とかいろいろ思ってしまいました。
また、公務員の仕事があまり知られていないこともあり、面接官の前提の知識不足があったりして、なんかうまくいかないな~と思っていました。去年面接はある程度、手応えもあって結果も出していたのになんで??って感じでかなりメンタルもやられました。
→後半戦で自分なりに反省して改善したので、そこは後半戦の部分で記載します。

・単純なスキル・経験不足・知識不足等で落とされる
これはもう仕方ないですね。だったら書類選考段階で落としてくれてもよいのでは?と思ったりもしましたが、書類以上の話をしたらワンチャン通ったのかもしれないです。

・面接でのテクニック・印象論
面接ではよく「質問に対する答えを伝えること」「端的に答えること」「嘘はつかないこと」など言われます。
後から振り返ってみて私はこのテクニック論みたいなものにけっこう振り回されてしまったなと思っています。例えば、以下です。

Q.これはどんな業務でしたか?→A.こんな業務をやっていました。(嘘はつかずに事実を簡潔に答えている)
フィードバック:業務に対する工夫が見られなかった。
個人的感想:工夫について聞きたいなら、深掘りで質問しろよ(怒)
Q.印象的な業務は何でしたか?→A.「~」という業務です。これは、(概要)です。
フィードバック:エピソードが抽象的であった。
個人的感想:だから深掘りで(ry

といろいろ迷走してきて、「自分はダメなのか・・」「1年ほどでこんなにも変わるのか・・」「面接官の相性ってなんやねん!!」みたいな感じでメンタルもかなり削られておりました。

また、精神論のようになりますが、「この転職活動で失敗しちゃいけない!」「もう転職しかないから決めなきゃダメだ」みたいな感じで、悪い意味で自分を追い込みすぎて負のスパイラルみたいなふうになっていました。

→ここも後半戦で見直して、ある程度、自分の中での改善策を生み出して対応していきましたので、また後述します。
ちなみにエージェントのアドバイスなんてものは大したものではなくて、自分の中で整理したり言語化したりマインドセットを切り替えたり、なんとか自分で改善しました。(世の中にはいいエージェントはいるんだろうけど、結局自分で原因分析するのが一番かもです)

この時はとにかくメンタルがしんどく、両親やパートナーに話したり、なんとか保っていた状態でした。土日は選考の予定もないので、趣味をやったりやれる範囲のリフレッシュをしていましたね。

ちなみに前半戦の面接でのフィードバックは以下のようなものでした。

<評価点>
・頭の回転が早く、コミュニケーション能力が高い。未経験だが、応募いただいた職種の素養が感じられる。感じのよい印象
・転職理由等、考え方のバランス感覚がある。
・弊社への志望度が感じられる。
・顧客志向性や主体性、こだわりが強く好印象
<懸念点>
・経験不足・スキル不足
・高い思考力や行動が確認できなかった
・少し他責に捉えている印象があった
 ※評価点と矛盾しているものがありますね。同じ話でも面接官や伝え方によって、評価はけっこう変わるもんです。人間なのでw

リフレッシュ(少し余談)

選考に落とされ続けて、「転職活動がうまくいかなかったら現職を続けなきゃな~」とか「この先どうなるんだろ~」とか見通しがつかなくて、だいぶ精神的にも混沌としていたタイミングで、ちょうど少し長めの旅行があり、結果的にすごくリフレッシュできました。

私はいろいろと考えすぎてしまうタイプのため、旅行でいい意味で頭をリセットでき、旅行から帰って転職活動を再開したら、
ダメで元々なんだから変に考えすぎずに当たって砕けろ精神で頑張ろう!」
「ダメだったら、その時はその時で考えればいいし、死ぬわけでもない!そういう運命だと思えばいいし、また改めて転職活動してもいい!」
と切り替えることができました。

後半戦(1ヶ月くらい)

リフレッシュできたこともあり、だいぶ前向きな気持ちで再スタートをきることができました。
前述したようなマインドセット+メンタル面の復調もありつつ、選考に臨んでいくことができました。(応募自体は計画的に、あらかじめ旅行前に大量にしておいて旅行後すぐに選考にうつれるような状態にしておきました)

頭をリセットして、以下のように冷静に前半戦で選考でダメだったところを以下のように見直しました。

・元々自分のやりたいことは自己分析をして言語化していましたが、あらためて原点に立ち返って、やりたいことは何か自問自答して言語化

・面接官の質問がどうされるのか?聞いてほしいことを深掘りしているか?などは気にしたらダメ!面接は、「自分の想いや志望度を伝える場」だから、とにかく熱量を積極的に面接で伝える!話が長くなってもいいから、自信を持って熱を持って伝える!面接のテクニック論よりも「想い」の部分を大切にする!
(もちろん最低限質問に対する回答をするなどの対応は必要ですが、与えられた質問の中でいかに自分の想いやスキル、経験を積極的に伝えるかを重要視しました。前半戦は面接官のペースに合わせすぎていて、少し機械的に答えてしまっていたかも。)
※もともと私のパーソナルスキルとして、コミュニケーション能力・論理的思考力、ロジカルに話す力などは(自分でいうのもなんですが)備わっていたので、そのへんはいつもの自分でなんとかなるだろ的な感じでした。

・面接での嘘はダメだと思っているけど、ある程度は建前も入れていくこと
(前半戦は質問に対して、自分の中で正直に答えすぎていた)
 質問に対する回答が正直に答えることによって、ネガティブっぽく聞こえるのは✕→少しは建前もいれつつ(嘘にならない程度)あくまで「前向きな」回答を心がける。

経験・スキル不足や他候補者との比較などは割り切る!結果がダメでも日々切り替えていく。

見直した結果、手応えのある面接も多くなっていきました。
上記は、私の中でこのときの最適なソリューションだったのかなと思います。
※あくまで私自身の経験談ではありますが、わりと誰でもできる対策?なのかなとも思います。
※もしかしたら、昨年はライトな転職活動で後がないような状態ではなかったので、うまくいったのかもしれません(もちろん年齢面とかはあるとは思いますが)

後半戦の結果は、以下のとおりです。(後半戦の結果のみ抜粋)

応募:40求人くらい
書類選考:9求人ほど通過、残りは✕
WEBテスト:1社だけ✕、残りは○
一次選考:5社ほど○(うち志望度低い2社辞退)、残り✕
二次選考(最終選考のものもあり):2社○(1社最終内定)
三次選考(最終選考):1社✕

<後半戦の書類選考>
特に後半戦だからといって、特に前述した内容からは変わらず。
少しだけ書類をブラッシュアップしたときもありましたが、そこまで大きく変えたところはありませんでした。
ちなみに私は職務経歴書を使い回していましたが、できれば企業によってカスタマイズした方が勝率は少し良くなるとは思います。ご参考まで。

<後半戦の面接・選考>
前述したような部分を改善して、手応えのある面接が増えました。

けっこうな割合でこれは通ったやろ、さすがに~と感じることが多くなりました。熱意を伝えるため、面接では与えられた質問でひたすら「自分や実績を”語る”」みたいな感じでやりましたw

一次面接でいくつか落ちていますが、これは単純に経験・スキル不足によるものや面接評価がよかったが他候補者との比較(若くて経験者など)によるものがほとんどだったため、面接の内容が悪かったというものではなかったです。(私のできうるベストを尽くせてダメだったって感じですね。)

去年も今年もですが、最終選考は手応えがいつも「???」って感じになります。手応えがなく、通ったりもするので未だによくわかりません。笑

後半戦の面接でのフィードバックは以下のようなものでした。

<評価点>
・現場志向が強く、また弊社の社風や現場ともマッチすると思った、現場で仕事をしているイメージがわいた。
・コミュニケーション能力が高い、地頭の良さを感じる
・未経験ながら素養を感じる、未経験ながら営業に対する考え方をきちんと持っており素晴らしいと感じた
・弊社への志望度を感じる
・世の中に合わせて、現状を変革していこうという気概やマインドがあり、行動力もあって好印象だった
※面接中に面接官から、「素晴らしい経験ですね」とか「素晴らしい考え方ですね」と言われるようなこともありましたねw

<懸念点>
・営業未経験なところ
・現職が公務員という組織のため仕事のスピード感に不安がある。
・行動量の部分で少し懸念が残った
・弊社の事業内容への関心について、少し疑問が残る

そんなこんなで無事1社内定をもらい、内定いただいたところに入社する予定となりました!!!

まとめ

すいません、ザーッと書いてきたのですが、非常に長くなってしまいました汗
ただの「公務員から民間企業への転職活動結果&転職体験談」でしかありませんので、締りは悪いのですが、ここで締めでございます。

私がこの記事で伝えたかったことやエッセンスは以下のまとめのとおりです。

・年齢や希望業界などにもよるけど、やっぱり公務員からの転職は「業界未経験&職種未経験」となるため、それなりに厳しい
※第二新卒枠や20代中盤~後半ならまだマシかなあ。

・転職活動は「軸ずらし転職」を基本とするのがよい

・転職を考えているのであれば一日でも早く今この瞬間から動くのがベスト
(これは公務員に限らずかもですが、公務員は特に意識した方がよいポイントだと思います)

・面接は、テクニック論などいろいろありますが、究極的には与えられた質問や時間内で企業に対する想いや自分のことをアピールする場所
熱量を持って相手に伝えることが一番大切!!!

・とにかく転職活動はエネルギーが必要だったり、メンタルやストレスの負荷も抱えるので切り替えやマインドセットが意外と大切

・そして、結果に対してある程度の「割り切り」も必要
(反省すべきところはするけど、変えられないところは無視!)

ではでは、次の記事でまた会いましょう!
読んでいただいて、ありがとうございましたm(_ _)m

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