(感想)映画リトルプリンス 星の王子様と私
結論から述べるとこの映画本当に観てよかったです!
この映画をみるきっかけ
なんだか最近自分の頭がかたくなってきているなぁと感じているときに、Amazon Prime Videoでこの映画を見つけて
あらすじを見て、なんだか今の自分にヒントをくれるのではないかと思ってこの映画を見始めました。
あらすじはこんな感じです
よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、二人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出た――! Rating G (C) 2015 LPPTV-Little Princess-ON Entertainment-Orange studio-M6 Films.
作品の要約
この映画のなかの世界は、世の中が超合理的な社会で何もかも損得で成り立っていて、正しいことがすべてだ!みたいなそんな感じの世界です。
そしてそんな中変わったおじいちゃんがいて周りの人たちからは変な目で見られていました。そんな時、隣に母親からすべてやるべきことを決められている勉強漬けの少女が引っ越してきました。
そしてその少女がおじいちゃんから本当に大切なこととは何かを学んでいきます。
心に残った言葉
ここでは特に自分が心に残った言葉を紹介したいです。
まず一つ目はこの言葉
「問題は大人になることじゃない、忘れることだ」
子供のころは当たり前に出来ていた、周りの意見よりも自分の感情や考えに素直になることを忘れることが問題なのだと
まさに今の自分に突き刺さる言葉でした。
二つ目はこの言葉
「かんじんなことは、目に見えないんだよ」
この言葉もグッときました
大人になるにつれて、何もかも損得や正義で判断するようになると思います。そうすると、必然的に目に見える事実や、一般的に正しいことが正当化されてしまうと思います。でも本当に大切なのは、そんな目に見える事実とかではなくて、人と人との絆や誰かを愛する気持ちなんだよなということを気づかされました。
まとめ
本当にこの映画を観て、良かったです。子供のころは当たり前に出来ていた、自分の感情に素直になること、そしてそれがいかに大切かを思い出させてくれました。
特におじいちゃんの言葉は、他人の情報に頼って自分で考えることを放棄している自分のお尻をぺしぺしとやさーしく叩いてくれているかのようでした。
今までは、怒ったり泣いたりしないで自分の感情を表に出さないことが大人になるうえで大切なことだと思いこんでいました。しかしこの映画を観て、喜怒哀楽が豊かなことはとても素晴らしいことで、そんな人はとても素敵だなと思いました。
これからは間違うことを恐れない、自分の感情に素直なそんな人物になりたいと思いました。^^