「AIの空耳」かぁ。


最相葉月さんが東京新聞5月31日夕刊コラムで興味深い事を書いていた。

文字起こしをしてくれるチャットGPT内蔵録音機を使ったアーティストのインタビューで、無言のはずの時間帯に全く無関係の言葉が繰り返し表示されたという。

最相さんが録音機開発社に問い合わせたら、文字起こしAI「ウィスパー」が元の音声に無関係な言葉を予測変換したり同じ文言を繰り返したりするミス「ウィスパー幻覚」のせいらしい。最相さんは「AIの空耳」と表現していた。AIの進化に伴い今後解決されるとのこと。

もう一つ。最相さんによると、AIは間投詞を勝手に削除するので、会話で大切な沈黙や間を理解していないのだ、と。それもいずれ学習を重ねれば解決されると最相さんは予想していたが。

日頃AIを辞書、検索エンジンと共に使い倒している(使いこなしている、ではない)迂生には大変勉強になりました。




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