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海外住み日本人がトラジャに沼った話+現状

海外住み日本人がトラジャ沼に勢いよく浸かり始めて、でも性被害うんぬんで胸が痛み出した…という過程を長文で語りたくなったのでnote始めちゃいました。彼らの好きなところもたくさん書きました。が、最後の『性被害を学んだ今の心情』に飛んでいただいても結構です!長いので!!


自己紹介

まずは簡単な自己紹介を。
日本とイギリスのハーフ人でして、2016年くらいまでは東京に住んでたので、母国語は日本語。
でもホームは🇬🇧な感覚。


ジャニヲタ歴(参考までに…)

日本いた当時はバリバリの手越担でした。
だいすきだった。中学生の頃かな。

そっから安井くんにハマり、ジュニア界隈を探索。ジュニアを推す楽しさを知る。少クラやガムシャラの録画をして推しの出演をまとめてDVD化して…ってまめな作業も楽しかった。

ジュニア担は楽しかった。



当時はトラジャを意識することもなかった

トラジャを認識したきっかけは優馬くんの「交差点」だったかな。とはいえ、「認識」のみ。美勇人くんは安井くんを通じて知っていた、のみ。

実は10代の頃某メンバーのご家族と交流があったのですが、それでも「へージャニーズすごー」以上の興奮もなく。別にファンになるわけでもなく。9人時代だったかな。

なのでダンス上手い子たちって印象はあったけど、そこ止まりだった。


最近まではジャニーズなんて忘れてた

残念ながらイギリスに引っ越したのちはジャニーズとは無縁の人生を歩んで参りました。なんか、ジャニーズは私の青春でもあったけど、当時うつだった事もあって、日本にいた当時の思い出を全部包めて脳内からポイッしちゃったんですよね。嫌な思い出は全部ポイッして飛び立った感じでした。



突如トラジャのYOUTUBE動画に出会う

まあそんなこんなで、ジャニーズ?誰それ?元カレ?みたいな感じだったんすよ。(まじ元カレかよみたいな扱いでDVDも残っておらず)(お金涙)

数ヶ月前までは。

今ジャニーズ大変なことになってるじゃないですか。(それについての私見は後で述べるとして)なんか変な入口なのは承知の上で、それがきっかけで「ジャニーズどうしてんのかなぁ」と、ふと検索かけたところ…


えっ。トラジャがAGTに????

いつの間に????
なにしてんの???
てか、アメリカいるの?????
わっつはぷにんぐ???????

たまげました。携帯落としかけた。
しかも英語しゃべっとる。
お客さんキャーキャー言ってる。
サイモンが笑顔で見てる。えっ…凄いこの子達。

見てない間に何があったんだ?成長過程が知りたい…
(この時点で沼りだしている私)


沼に片足を入れ始める

AGTの動画見た後はもう沼るのなんて簡単でした。
WODの動画見て、またぶっ倒れて。
YOUTUBE見まくったら松松がかわいくてしょうがなくて(松松加入?!?!おめでたい!!!!)(6年遅い)
2016年に最後に目にしたトラジャとは全く違う、新生物。

おったまげた。きらきらなのに、面白い。しかも、ただキャッキャッしてるだけでなく、ギャグ線が私の求めていたものと合致していた。

そこから見れるものは見尽くしたってくらい、掘りまくった。

素敵な子たちを再発見したものだと。
あのころ、2016年ごろに、「シンクロダンス」というカテゴリー内だけで消費していたトラジャではなく(もちろん踊りも鮮度が増してたが)、グループとして成熟したトラジャの姿を目にしてぶっ飛ばされた。

うれしくて仕方がなかった。

7年ぶりにオタ活を再開することを視野に入れ始めた。


メンバーが全員尊い

マジで。でも全員について語りだしたらきりがないので、私が初めに好きになった二人に厳選して書かせてくれ。

補足:ちなみに担当なんてものをトラジャ内に決めることが私にはできずにいる。みんな魅力が爆発している。がちめな箱推しです。



川島如恵留という宝石

のえるくんには尊敬の意を述べざるを得ない。
言葉のチョイスにしろ、まとめてる姿にしろ、松松加入後のトラジャ内で少しづつ鎧を脱ぎだした彼の姿にしろ、全部ひっくるめて惚れてしまった。

私も真面目な人間であり、変わってる方だと自覚しているので、こういうレプレゼンテーションには負けてしまう。変でいていい。変わっていていい。真面目に生き過ぎなくていい。人間生きてるだけで凄い。自己肯定ばかりしてくれる彼はなんだ、カウンセラーか??私のカウンセラーになってくれ。

「自分と同じ様な感覚で人生を歩んできたアイドルを見つけた」と思った。すきだ。

それと、彼の(合間合間に見えてくる)ジェンダー論が私は大好きだ。愛の形はいろんな種類があって当然だ、とダイレクトではないにしろ、発言やらで表しているのが感じ取れた。バイセクシャルの私としては、言わば欧米系のLGBTQへの感覚をアイドルながらその職業にとらわれすぎずに世に発信している様に見えた。

それと、彼が留学中に踊っていたビヨンセが大好きすぎた。
いつか彼女のバックに付いてくれ。切実に願う。

彼自身が彼自身のセクシュアリティーについて公言することはないかもしれないし、しようがしまいがどうでもいい。関係ない。ただ、アイドルという偶像を生きる、表舞台での彼が、ジェンダーレスな存在に感じられて、それも私の求めるアイドル像と合致しすぎていて、惚れた。



宮近海斗の絶対的センター

もうひとりここで語りたいのが宮近くんについて。
彼は何であんなにセンターが似合うんだ?神様からの宿命的な感じなのか?

ガムシャラがテレビで放送されてた当時も、宮近くんの事をある程度認識はしていたのだが、まだあどけなさ(芋さ)が爆発していたので、大人ジュニアを推してた私的には「すげぇ!!」ってなるチャンスがなくて。岸君とふたりしてシャカリキだなーくらい。

で、完全にあか抜けた宮近くん(2023 version)に出会うわけなのですが。

第一印象:
んんん?誰じゃ?
こんなカッコよかったっけ??
ちょっと待って??? One moment please??????
それでいて面白さの塊だとは、なんだこいつ。
惚れるに決まってる(これ全メンバーに対して思っている)。

動画を見ていても、彼へのメンバーからの信頼が駄々洩れで、エモいの一言では表せないくらい、エモい。

他の6人からの重い愛の受信塔であり(主にのえる氏だが他のみんなも宮近大好きすぎる)、リーダーであり、ボケも突っ込みも両方できる才能があり、静かに内紛を鎮める力を持っていて、なんだかんだトラジャ内の権力者であり、いつも中心核な彼は「トラビスジャパン」の絶対的センターってタイトルがベストフィット。

ダンスのフォーメーションだけでなくて、グループのどこを取っても、彼が中心となる図を描かざるを得ないと思う。そう私には感じる。それでいて、彼のトラジャへの忠誠心も爆発しているのだから、トラジャは彼がリーダーで本当に幸せだね。安心していられる。何か起きても、彼が仕切ってくれるだろう、と。

それもそれで責任が重いだろうが、トラジャの過去を探るにつれて皆(宮近やのえる氏の)負担を軽減しようと意識しているのが分かるようになった。素晴らしいと思う。

「宮近ありきのトラジャ」なんていう理不尽な構図ではないからこそ、彼のことを「トラジャの絶対的センター」と呼んでも違和感や罪悪感を感じることがないのだと思う。


Travis Japanという最終兵器

以上、最年長とリーダーの二人を語らせてもらいました。
でも7人全員が個性豊かで、魅力的で、キャラ被りをすることなく、お互いを補っている。こんな完璧なグルプがあっていいのだろうか。ファンのお財布を撲滅させてまうがな。ジャニーズの最終兵器ではないだろうか。

でも、本当にそうなのだろうか?
それとも、全てオタクの盲目故なのだろうか。


性被害を学んだ今の心情

今でも彼らのことは尊いと思っている。
そこは変わってない。
でも心情は大きく揺さぶられています。

性被害の件について言及する前に、私がここで述べる「応援」とは何ぞや、というのを書かせていただきます。

「お金を貢がないファンは価値がない」というレッテルについてまず一言。
海外に住んでいる身としては、応援方法は元々限られています。現場へ向かうことも難しいしFCも入れない。それでも、ストリーミングや動画の再生回数で貢献できるし、頑張ればCDやDVDも輸入できる。しかもトラジャは海外を見据えていると何度も言っているし、事実ストリーミング数でいえば、他グループに比べると、国内ファン以外にも聞いてる人がいることが推測できると思います。なんせ、全歌詞英語なのだから。それは本当に讃えたいです。

海外進出したいというグループからしたら、私のような新規のファンは大事だと思うんです。(私個人が大事だなんて思ってませんよ!!!ファンの部類としての、私のような、です。)たくさん海外からも声援が届けば、お仕事のチャンスが舞い降りてくるかもしれない。布教活動(笑)してくれるかもしれない。広い意味で考えたときに、日本の外から応援の声を届ける人間が増えることこそ真の「海外進出」だと思います。レーベルがどこであれ、どこに留学しようと、ファンがいてのアイドルだもの…

性被害の深刻さをイギリスに移住してから学んだ身としては、この件が納得のいく形で終結するまでは、在留を選ぶタレントを応援することなんてできない。自分の倫理に背くことはできないし、推しが尊いから例外だなんて、私には言えない。胸が苦しいまま、違和感を抱いたまま、彼らのエンターテインメントを楽しむことなんかできない。

もしも彼らが退所の道を選択するとしたら、絶賛応援する気でいる。平野君の活動を見る限り、本当に海外でも活動を続ける気でいるのなら、移籍も良い決断だと思うしトラジャなら何とかなると思う。

ただ、今の事務所のスタンスを見ている限り、残った状態で彼らを純粋に応援できるかと聞かれたら、分からない。

残ると決断した際には、個々にコメントを出して欲しい。彼らが性被害を軽視しているから残るのか、それともグループの活動にとって最善だから残るのか、理由を知らない限り疑問が疑心に繋がってしまうことを分かっているから。彼らの倫理が私のと反りあわないのでは、と疑いながら、エンターテインメントを楽しむことなんてできっこない。


結論としては、
これからもゆるく追うかもだが、盲目に全肯定することはできないだろう。事務所の発表を待ちつつ、時には2023年5月以前のトラジャの動画を見て懐かしさに浸り、「遠く離れた何処にいる友人からの近況報告を聞き流す」程度に、彼らがどの道を選ぶのかを見守ることにする。それ以上に感情移入してしまったら、悲しくなるだけだと思うから。ガッカリしたくない。

私が納得できるような改善がされなかったとしても、私の昔の担当たちと共に、「あの頃結構好きだったアイドル」として頭の片隅に保存しておこうと思う。



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