八犬伝
幼い頃、里見八犬伝という映画が好きでよく見ていた。新兵衛役の真田広之さんがめちゃくちゃかっこよく、玉梓役の夏木マリさんが妖艶で素敵だった。
その中に八つの玉が出てくる。それぞれに文字が書かれてて、幼い時は意味は分からなくても語呂が良くて覚えていた。
仁義礼智忠信孝悌
当時は分からなかったが儒教の八徳から来ているのを後々知る。
仁 人を愛する、思いやる事
義 正しい事を行う事
礼 相手を敬う事
智 物事を見定める知識や技術を持つ事
忠 嘘偽りを言わない事
信 人を信じる事
孝 親を敬う事
悌 兄弟を大切にする事
私は最後の2つは、今時代毒親、毒兄弟という言葉もあるので、絶対では無いと思う。
しかし上の仁義礼智忠信 までは、人として愛され信頼される為に必要な要素だと思っている。
そもそも人は相手を愛し信頼しなければ人から愛され信頼されない。
その愛や信頼を保ち続けるためには、相手に嘘偽りない誠実な態度と誰に対しても敬う心が必要。
そして物事を見定める知識や技術が無いと、正しい事が何か判断出来ず、誤った方向に行けば人からの愛情や信頼を失う事となる。
人との繋がりは愛と信頼で成り立っている。
その2つを得る事、保つ事、失わない事。
そのためにこの6徳が絶対に必要と私は思っている。
あとの2つは人による。酷い親兄弟なら無理にやらなくていいと私は思う。
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