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挑戦すべきビジョン

ビジョンという言葉を聞いて、まず何を思い浮かべるだろう?
目指すべきゴール、ありたい姿、夢などが一般的だが、
そもそもビジョンとは具体的にどんな構成要素でできているのだろう?

会社のビジョンであれば、指針となる原則と信条や
経営者の価値観などが含まれる。
それらは組織が機能するために必要なものであり、
順守すべきことでもある。
それらは、言葉ではなく行動を通して、
嘘偽りのない価値観に裏付けられて組織に根付いていく。

常に影響を与えるものでもあり、
そこから湧き出てくる要素が
会社の存在価値となる。

存在価値

存在する根本的理由であり
実現に向けて努力する目標でもあり、道しるべとなるもの。

一人ひとりにとっての生きる目的となり、
意欲を掻き立て、仕事を通して生きがいを感じることができる。

存在価値を見つけるための問いは
・なぜこの会社は存在しているのか?
・なぜこの事業をやりたいのか?
・なぜこの事業に人生の一部を捧げようとしているのか?

「私たちは、〇〇という商品をつくっている」という1文から出発し、
「なぜ」を5回繰り返す。

A「それは、私たちが一番得意とすることであるから」
Q「なぜ、それが重要なのか?」
A「得意で好きなことだからこそ、お客様が喜んでくれるから」
Q「なぜ、それが重要なのか?」
A「お客様が購入してくれることで、対価をいただけ存続できるから」
Q「なぜ、それが重要なのか?」
A「事業を存続するためには、利益が必要だから」
Q「なぜ、それが重要なのか?」
A「この業界のロールモデルとなるため」

存在価値がない人や会社は存在しない。
気づかないだけで、存在する理由はある。
ただ、言語化していないだけなのである。

すでに存在価値があるとしても、
「私たちの存在価値は具体的に何なのか?」という問いと
じっくり向き合うことが大切なのである。

簡潔な言葉にすることで、会社の目的が明確になる。

存在価値が明確になると、あらゆる意思決定に役立つ。

人はロボットではない。
的確な指示を出すだけでなく
その理由も知りたいのである。

使命

使命とは、エネルギーを集中させるべき、明快で説得力のある目標を示すもの。
心を揺さぶり情熱を掻き立てるもの。
最高のミッション(使命)からは、
背筋がゾクゾクするほどの情熱が伝わってくる。

非現実的で不可能と思うことにも挑戦し、
実現可能なことを証明したい
だからこそ人は全力で挑むのである。


#693 2024/01/09

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