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強者は弱者に優しいものである。

親が子供に対して、いろいろと世話を焼くように、強者は弱者に対して、争いを仕掛けることもなく、優しく接するものであるとボクは考えている。

むかしから、母の職業上、10歳以上年上の女性たちにかわいがられて育ってきたボクが、その女性たちから優しくされたことを思い出してみても、強者は決して弱者を粗末に扱うわけでもなく、優しく相手をするものであるという結論を導き出したのだが、現在もまだ行われている「いじめ」がなくならぬということは、強者不在の学生たちが、弱いものを集団でいたぶっているということだろうから「頭がよい」と揶揄される現代の若者の正体は、実のところは「馬鹿者」でしかない、のかもしれぬのだ。

ボクのようなやつくらいしかここまで書かぬだろうし、テレビやラジオでは絶対にここまで「こき下ろすことはない」だろうから、これを読んで「いじめ」について考え直してくれる若者が「一人でも」出てきてくれれば、ボクの心からの怒りもおさまるというものだ。


強者がいないことは寂しいものである。
弱者が弱者を「いじめる」のは、もう聞きたくない話題である。

テレビが弱者になって久しいからか、番組自体も視聴率アップのためのものが多くなり、それに対応するのが嫌になり、観るのをやめたのだが、空白の15日間に病院で観たテレビは内容も相変わらずであった。

女性の「いじめ」は陰惨なものと聞くが、いまでは男子学生すらそんな感じの「いじめ」をする時代になってきているようだ。
自殺者が出ているのかもしれないが、テレビは隠しているのかもしれない。
文部省とかが、「これ以上のいじめを増やさぬように」とテレビに圧力をかけていないとは言い切れぬ状態と考えている。
そんなふうに考えられるほど、嫌な時代になってしまってきているのだ。


以前からボクが書いているように「救世主は現れない」だろうし、もし万が一現れたとしても、誰も言うことを聞かぬのが現代の世の中なのだろう。
「救世主」のことを「救世主」だと理解できぬ大馬鹿者も、多く存在しているのかもしれぬのだ。

「現代の若者は頭がよい」「現代の若者は優しい」・・・「全部嘘だよ。」
「マスコミはそう言って君たちからお金を取り上げるつもりなんだよ」
そんなふうに考えているボクの意見が掲載されるのは「note」くらいだろう。
それが掲載されたとしても、「すぐに嫌なことからは逃げる」若者が読むわけはあるまい。読んでも「ああ、そんな人もいるよね」くらいにしか・・・


科学も医療も進化してきたら、今度は「人類が退化」するなんて誰が予想したのだろう。世も末である。「世紀末」とはこういうことなのか?


むかしから年配者は「若者の考えはわからない」と言い続けてきたが、いまほど狂った世の中では、なおさらであろう。
全部、テレビが悪いとボクは考えているのだが・・・

「金儲け」が最優先事項として取り上げられる世の中では、詐欺事件は増加するのが当たり前だろうから「オレオレ詐欺」が増えてもおかしくもないのだ。若者が弱者からお金を巻き上げるほどの根性すら持てなくなった世の中では、都合のよいときだけ親に頼る若者は増えているのだろう。


物語の最後に「ガイアー」と叫びたくなった「マーズ」の心境に似たものがボクの心には存在している。

布袋寅泰さんの「STILL ARIVE」のように「おまえはもう死んでいる」といわれても仕方のない若者が、どんどん増えているとボクの嫌な予感が膨らんできているのだ。ボクは本能が鋭いほうだから、これからの時代を生き抜くのが怖くて仕方なくなってきているのだ。


地球の再生能力で若者が救われますようにと、祈って終わりにします。

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ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。