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過去事例に学び失敗しない策って?

後輩へ。
自分(私)のやり方は​
必ずしも正解と言うことではない​

皆で一丸となって取り組んだ結果が良かっただけ
​
相変わらず言ってる事が難解だな!

その反応は正しいです。​

過去に学び、失敗しないための策とは?

結論から言う。



挑戦しなきゃいいだけ



マジか!?ええー!?

そんな声が聞こえて来そうだけど、マジだ。

過去事例の多くは常人が回避出来るものではないし、気圧の変動も条件さえ揃えば、台風となるし、揃ってしまうと、そうなってしまう。

原因と結果、因果と応報、明と暗、表と裏

それぐらいハッキリしてる。


失敗しないためには、挑戦しなきゃいいだけ。


しかし、君らはチャレンジャーだ。

何にチャレンジしてるのか、山を登るのか?

服装は適当か?

食料は適当か?

体調は適当か?

天候の調査は適当か?

最初は軽装備で近所の山に先輩と登ることに始まり、基本的な事を学べば楽しさが分かるだろう。

上がっていた息も繰り返すうちに、ペース配分を覚えて上手くなることだろうな。

悪天候の日も、小さな山でも道でも多くの危険がある事を教えてくれるだろう。

それを大変だったと、語る後輩。

自分のザイルを切るためにナイフを持って死を覚悟して山を登る先輩たちからすれば、その成長の一つ一つが嬉しいものなのだよ。

そして、先輩が誘導する中で、小石に躓き、崖下に呆気なく落ちて行く同期を見ることもあるだろう。

もう、登れない無理。

皆のペースに合わせる事ができない。

他にも、さまざまな思いを抱くこともあるだろうね。


これが過去事例になっていく。

落ちた原因は何なのか?ペースについていけなかった理由は何か?気持ちが離れそうな時、どうすれば良かったのか。


登り慣れた山しか登らないなら、その山があるうちは、それで良いかも知れない。

極論ではあるが、その山がいつのまにか開発され、別荘地になったら?

道路も舗装され、宿泊施設もある。

だから、皆、歯を食いしばって未開拓の山に行くんだよ。



失敗しないと言うことは、挑戦しないと言うことなんだ


厳しい条件下の中で、成功する人は勇気があって謙虚

冷静

調査する

準備は怠らない

自分が覚悟をきめている

山が低かろうが高かろうが油断しない


その中で経験が活きてくる。

予想だに出来なかった事が出来るようになってくる。

新たなツールが出来ればそれを使うようになるしな。

そして、いつか、単独で山を登ってみたい、と挑戦する先輩も出てくる。

その時は、皆で精一杯支援しながら送り出すんだ。

落ちた後輩のことは心配するな。​
下で助けることに専念してる先輩もいる。

ただ、辞める決意をしたならば、それは尊重しなきゃな。
全力で引き留めたい気持ちはあるけども、気持ちが無いところに
いるのは、きっとツライよな。

だから、花束を渡してお別れするんだよ。また会おうな。と。

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