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大泉洋のリサイタルに行ってきた話
まめです。
2024年も半分が過ぎようとしているこの頃ですが、1月の話をします。
あらかじめ言っておきます。長いです。
2024年1月7日。
大泉洋さんのリサイタルに行ってきました。
(上の画像はリサイタルとは異なります)
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
そう、あの大泉洋さんが武道館でソロコンサートをしたというアレです。
ですが私が行ったのは武道館ではなく、その前に行われたホールツアー。
![](https://assets.st-note.com/img/1718766526699-MYPKny5CxX.jpg?width=1200)
私にとっては初めて生で見る大泉さん。
ドキドキが止まらず、Xのフォロワーさんと写真を撮りまくります。
![](https://assets.st-note.com/img/1718769320091-i84t7pkY5b.jpg?width=1200)
開場時刻になると、皆さんとあるものを求めて長蛇の列が。
それは……
![](https://assets.st-note.com/img/1718768911200-p6EoGcbEZF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1718768911458-qCjizlCkmM.jpg?width=1200)
こちらの黄金像と肖像画。
それはもうピカピカに輝いておりました。
カメラのシャッター音に混じり、あちこちから笑い声、黄色い声が聞こえてきます。
満員電車にようにごった返す人の波を進み、なんとか1枚撮れました。
館内では、大泉さんの曲を含むCUEソング、TEAM★NACSの曲が流れており、既にテンションが上がります。
それから、なんやかんやで開演5分前になり、慌てて場内へ。
スポンサーであるプレモル、アマプラ、美ノ国など、大泉さん出演CMがスクリーンに流れていました。
私の席は3階前列だったのですが、予想よりもステージに近い!
双眼鏡がなくても見えるのでは?と期待に胸が膨らみます。
(↑結局使いました)
しかしですね、客席が本当に狭い。
立つだけで精一杯。バンザイも危うい。タオルを回すなんて到底無理です。
観劇なら差し支えないと思いますが……
開演直前。
場内アナウンス終了後、なんと大泉洋ご本人の声が。
「本日はご来場ありがとうございます……」
ざわめきだす会場。
「(中略)周りのお客様のご迷惑になる行為はおやめください。
例えばおなら。匂いのするものもおやめください」
流石のユーモアで会場を沸かせました。
アナウンス終了後、暗転。
いよいよリサイタルが始まります。
大阪1/7(日) セトリ
OP
本日のスープ
MC①
星空のコマンタレブー
ビーチドリーマー
君には
MC②
スマッシュヒットLOVEバシーン!
疾れ!
VTR①
昭和歌謡ショー
自動車ショー歌/小林旭
また逢う日まで/尾崎紀世彦
長い夜/松山千春
VTR②
見上げてごらん春の空を(下荒井兄弟のスプリング・ハズ・カム)
Top Of The World(シング・フォー・ミー・ライル)
ハナ~僕とじいちゃんと~
MC③
あの空に立つ塔のように
アンコール
MC④
ふわり
バカね…冬
バカね
印象に残ったシーンを一部抜粋して書きます。
本日のスープ
1曲目です。
イントロに合わせ、大泉さんが中央の階段から姿を現します。
「会いたかったぜ子猫ちゃんたちーーー!!」
その瞬間、会場が揺れんばかりの歓声に包まれ、コーラスが始まります。
あ、いる。存在してる。
赤いシャツを着た大泉さんが、親指ぐらいのサイズで歌っている。
照明と歌声の美しさに感動して、既に頭がふわふわしていました。
スマッシュヒットLOVEバシーン!
最高に盛り上がるコール曲。
リサイタル全体を通して、スクリーンにはタイトル、制作年、歌詞、コールのタイミングでテロップが入ります。
初心者にもやさしい仕様です。
この曲の後半では大泉さんが、カラーボールをゴルフクラブで客席に打つという演出も。
そのため、最後の方はほとんどファンが歌っていました笑
隣の方が全力でコールをしていたので、負けじと私も声を上げます。
ここで体力を半分消費しました……
長い夜
事件は歌い出しの直前に起きました。
このとき大泉さんは白いスーツを着用しています。
イントロが始まり、照明も一段と煌びやかになった瞬間、
身に付けていたネクタイを、得も言われぬ表情と手つきで解いたのです。
私は会場から小さな悲鳴が上がったのを聞き逃しませんでした。
これはわざとなのか、単に暑かったのか。
のちにわざとだったことが判明しますが、このネクタイ事件のせいで歌が全く入ってきませんでした。
見上げてごらん春の空を
この曲、本来はこの大阪公演の後、福岡公演で歌う予定でした。
元日に発生した能登半島地震を受け、前倒しで大阪公演のセトリに入れたのだそう。
会場には石川から来たお客さんがいて、温かい拍手で包まれました。
急な変更のため映像も照明も用意されておらず、スクリーンには歌詞が映るのみ。照明も、ギターの木下さんと大泉さんに当てられたスポットライトのみ。
それでも素晴らしい演奏と歌声でした。
そしてこの曲は、NACS本公演『下荒井兄弟のスプリング・ハズ・カム』挿入歌。演出上、舞台ではサビまで歌われませんでしたが、15年越しに、舞台上で初めてフル尺で歌うとのこと。
大好きな曲の、その貴重な瞬間に立ち会えた嬉しさで大号泣してしまいました。
このあとのTop Of The Worldで気持ちを落ち着かせたのも束の間、ハナのコーラスでまた号泣してました。どれだけ泣くんだ私。
バカね
最後の曲です。
この曲には、2番のサビで
「愛してるよー!」
と叫ぶタイミングがあります。
そう、私はこれを叫ぶためにリサイタルを見に来たと言っても過言ではありません。
だって、その場にいる全員が、大泉さんに愛を届けられるチャンスですからね。こんなに素晴らしいことはありません。
さて、曲も中盤。2番がやってきました。
私は会場のお客さんとともに、精一杯の声量で叫びました。
すると突然、演奏が止み、
「俺も愛してるよーー!!」
と。まさかのお返事。
もう最高に嬉しかった。
最後のコーラスは声が枯れていましたが、そんなことは気になりません。
このときの私は不気味なぐらいニコニコしていたと思います。
最後に、全体の感想を。
私が入った公演は、お客さんがとっても元気だったそう。
3階から見ていても最初から立ち上がる人が多く、安心して楽しむことができました。
そして、安定の歌のうまさ、話の面白さ。
MCやVTRの話は長すぎるので書きませんでしたが、充分ファンを喜ばせてくれたように思います。
改めて、エンターテイナー大泉洋の素晴らしさを認識しました。
あー、楽しかった。
終演後。
偶然通りかかった方が、「沢山取れたから」と、銀テープを1枚譲ってくださいました。
感謝してもしきれません。
ファンの方の温かさにも触れられて、最高の1日となりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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