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撮影会レポ:岡山電気軌道撮影会

OM SYSTEM ゼミ
神谷武志氏「いにしえのスタイル・塗色を保つ路面電車をじっくり撮影(岡山電気軌道)」

OM SYSTEM 鉄道部の河本です。2023年12月初旬に開催しました岡山電気軌道の撮影会に同行させて頂きました。いにしえの「東武日光軌道線」のスタイル・塗色を保つ路面電車・岡山電気軌道3005号電車の営業運転シーンと夕暮れ時の車庫内での特別撮影、さらに夜間の車の光跡の中に佇む電車の撮影をご参加頂いた17名のお客様と一緒に存分に楽しんできました。


■集合、沿線撮影

全員集合。神谷先生から撮影ポイントの説明を頂き、一日券を持って沿線での撮影に入ります。この日は3005号車の営業運転日で、第一便が間も無く岡山駅に到着するので、早速電停に向かいました。

岡山駅で撮影開始。3005号車は現役でがんばっています。(撮影:河本秀哉)
みんな大好きチャギントンもやってきました。(撮影:河本秀哉)
歩道橋からの1枚(撮影:河本秀哉)

■東山車庫内で夕暮れの撮影

夕方、東山車庫前に再度集合。夕暮れの3005号車を車庫内で撮影させて頂きます。貸切撮影会ですので、みなさんじっくりと撮影して頂けたかと思います。

車庫内貸切撮影会ならではの超ローポジション。(撮影:中川智雄)
みなさんと一緒に地面に寝転んで撮影(撮影:中川智雄)
望遠で、広角で、様々なアングルで撮影しました。 (撮影:中川智雄)

岡山電気軌道様のご配慮により、行先表示幕を切り替えて頂きます。全員が車両の先頭に集まり、カメラを向けました。東武日光線時代の行先が表示される度、「おぉ〜っ!」と歓声が上がります。

なんと、東武日光線時代の行先が残っています。(撮影:河本秀哉)

お待ちかねのマジックアワー。ライトアップで車両が浮かび上がります。

陽が沈むとますますテンションが上がってきます。(撮影:中川智雄)

車内の撮影、前照灯や尾灯、車内灯の点灯など、色々なバリエーションで撮影ができました。

光る石畳がとても綺麗でした。(撮影:河本秀哉)

■三脚持ち込み禁止の夜間撮影会

車庫内の撮影では「三脚持ち込み禁止」とさせて頂きました。三脚を据えた撮影ではなく、フットワークを軽くポジションやアングルを変え、色々な構図で撮影して頂きました。OM SYSTEM の5軸手ぶれ補正の効果(カメラ単体で7段、シンクロ手ぶれ補正で8段)を体感頂けたのではないでしょうか。

手持ち撮影ならではの機動力(撮影:中川智雄)

最後は運転士さんにご登場頂きました。ご協力ありがとうございました。

絵になります。(撮影:河本秀哉)

■清輝橋の歩道橋へ移動

名残惜しい気持ちを抑えて東山車庫を後にします。全員で清輝橋駅まで電車で移動し、歩道橋から手持ちで長秒時撮影にチャレンジしました。シャッタースピードを1秒、2秒、4秒、6秒と徐々に遅くしていきながら、流れる車のライトと駅に佇む電車の撮影をします。神谷先生から「ふだんは電車と並走する車は邪魔だなぁ、と思うものですが、この撮影ではすばらしい演出をしてくれます。」と解説頂きました。ここでも OM SYSTEM の強力な手ぶれ補正により、手持ち撮影が可能です。

歩道橋の上で電車の到着を待ちました。(撮影:中川智雄)

私もみなさんと一緒に手持ち6秒に挑戦してみました。
みなさまはいかがだったでしょうか?

たくさん車が来ることを願いながら撮影しました。 (撮影:河本秀哉)

■ご参加頂いた皆様へ

撮影会にご参加の皆様には、心より御礼申し上げます。至らない点も多く、特に最後の清輝橋駅での撮影では大幅に予定時間を超過し、終了時間が遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。
また、皆様のご協力により事故なく終えることができましたこと、厚く御礼申し上げます。


今回は岡山電気軌道様のご協力により、とても貴重な撮影機会を頂きました。多くのリクエストに快くお応え頂きました岡山電気軌道様のスタッフの皆様に、この場をお借りして心から御礼申し上げます。ありがとうございました。


■OM SYSTEM 鉄道部撮影会

OM SYSTEM 鉄道部では、色々な撮影会を開催しています。いずれも有名列車を追いかけるものではなく、貴重な車両や鉄道施設とじっくり向き合いながらゆっくりと撮影できるものとすることを心掛けております。
今後も皆様に喜んで頂ける撮影会を企画してまいります。またのご参加を心からお待ち申し上げております。

それではまた、どこかの線路端でお会いしましょう!


STAFF GALLERY

撮影:中川智雄
撮影:河本秀哉

文:河本秀哉
写真:中川智雄、河本秀哉(OM SYSTEM鉄道部)


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